ウッチ県

ポーランドの県
ウッチ県
województwo łódzkie
ウッチ県の旗ウッチ県の章
県の旗県の章
測地系: 北緯51度36分00秒 東経19度25分00秒 / 北緯51.60000度 東経19.41667度 / 51.60000; 19.41667座標: 北緯51度36分00秒 東経19度25分00秒 / 北緯51.60000度 東経19.41667度 / 51.60000; 19.41667
ウッチ県の位置
ウッチ県の所在地
ポーランドの旗 ポーランド
県都ウッチ
ヴォイヴォダヅビグニエヴ・ラウ
(Zbigniew Rau)
略号E
県番号(ISO 3166-2PL-LD
面積
 - 総計

18,219km2
人口
 - 総計
 - 人口密度
(2016年)
約2,488,417[1]
136.6 人/km²
21
県番号10
公式サイトwww.lodz.uw.gov.pl/

ウッチ県 (ウッチけん、Województwo łódzkie)ポーランド中部の県である。
県都はウッチマゾフシェ県ヴィエルコポルスカ県クヤヴィ・ポモージェ県シフィェンティクシシュ県シロンスク県オポーレ県と接している。県域のほとんどがウッチ高地にある。

地域区分 編集

観光地 編集

ウッチ(Łódź) 編集

ウッチ県の県都。19世紀初頭より製造業、特に繊維産業が発展してポーランド随一の工業都市となり、「ポーランドのマンチェスター」といわれるほど繁栄した。第二次世界大戦後に工場は全て国有化され、旧東欧の経済体制(コメコン)に組み込まれたが、1980年代後半に入り市場経済が導入されると先進国発展途上国の同業他社に対して製品の品質や価格の面で太刀打ちできずに次々と工場が廃業していった。ところが近年は使われなくなった工場の建屋や、旧工場オーナーであったブルジョワたちの大豪邸の建築学的価値が見直され、これらをきれいにリフォームしながら観光都市として再生しつつあり、国内外から観光客が集まってきている。また、ポーランド映画産業の中心地でもあり、アンジェイ・ワイダ監督、ロマン・ポランスキ監督、クシシュトフ・キェシロフスキ監督など、ポーランドを代表する映画人がウッチ映画学校で学んだ。「おやすみ、クマちゃん」[1]や「ムーミン」で世界的に有名で、「ピーターと狼」のアニメ[2]1983年の「タンゴ」に続いて2008年、二度目のアカデミー賞を獲得したポーランドの誇るアニメスタジオのセ・マ・フォル(Se-ma-for[3]もこの街を拠点としている。街の公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語)あり[4]

脚注 編集