ウルス・フィッシャー

スイスのサッカー選手・監督

ウルス・フィッシャーUrs Fischer, 1966年2月20日 - )は、スイスルツェルン州トリーゲン出身の元同国代表サッカー選手、現サッカー指導者[1]。現役時代のポジションはディフェンダー

ウルス・フィッシャー
1.FCウニオン・ベルリン監督時代(2022年)
名前
ラテン文字 Urs Fischer
基本情報
国籍 スイスの旗 スイス
生年月日 (1966-02-20) 1966年2月20日(58歳)
出身地 トリーンゲン英語版
身長 178cm
選手情報
ポジション DF (CB)
ユース
1973-1984 スイスの旗 FCチューリッヒ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1984-1987 スイスの旗 FCチューリッヒ 49 (1)
1987-1995 スイスの旗 ザンクト・ガレン 243 (10)
1996-2003 スイスの旗 FCチューリッヒ 243 (4)
通算 545 (15)
代表歴
1989-1991 スイスの旗 スイス 4 (0)
監督歴
2003-2007 スイスの旗 FCチューリッヒ(ユース)
2007-2008 スイスの旗 FCチューリッヒ(アシスタント)
2008-2010 スイスの旗 FCチューリッヒ U-21
2010-2012 スイスの旗 FCチューリッヒ
2013-2015 スイスの旗 FCトゥーン
2015-2017 スイスの旗 FCバーゼル
2018-2023 ドイツの旗 1.FCウニオン・ベルリン
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

選手時代はFCチューリッヒFCザンクト・ガレンに所属した。2003年に引退するまで、スーパーリーグで545試合に出場し、スイス代表としても4試合に出場した。キャリア最高の成功はFCチューリッヒ時代の2000年にスイス・カップで優勝したことである[1]

選手引退後は指導者に転向した。FCチューリッヒのユース監督やアシスタントコーチを経て、2010年にトップチームの監督に就任した。FCトゥーンを経て、2015年6月にパウロ・ソウザに代わってFCバーゼルの監督に就任した[2]。1年目の2015-16シーズンにスイス・スーパーリーグ1部優勝を果たした[1]。2017年4月10日にクラブとの方針の相違によりシーズン終了を以て退任することが決定していた中[3]、リーグの連覇に加えスイス・カップ優勝を達成した。

2018年6月1日に当時ドイツ・ブンデスリーガ2部に所属していた1.FCウニオン・ベルリンの監督に就任。クラブの歴史上最高位となる3位になり、VfBシュトゥットガルトとの入れ替え戦に出場。2試合合計2-2 (アウェーゴール 2-0) の末に勝利して史上初めての1部昇格を決めた。昇格1年目の2019-20シーズンは11位となり1部残留を果たした[4]。2020-21シーズンは7位となり、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの出場権を獲得し、2021-22シーズンは欧州カップ戦の参加による過密日程の中でも順位を上げて5位となりUEFAヨーロッパリーグの出場権獲得を果たした[5]。2022-23シーズンには4位となりUEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得したが、2023-24シーズンには公式戦12連敗を喫するなど苦境に陥り、2023年11月15日に双方合意のもとで契約を解除した[6]

タイトル 編集

選手時代 編集

FCチューリッヒ

指導者時代 編集

FCバーゼル

脚注 編集

  1. ^ a b c Urs Fischer”. UEFA.com (2016年8月1日). 2016年10月3日閲覧。
  2. ^ Fischer replaces Sousa at Basel”. UEFA.com (2015年6月18日). 2016年10月3日閲覧。
  3. ^ Der FCB geht mit einem neuen Trainer in die Saison 17/18”. FC Basel 1893 (2017年4月10日). 2017年8月17日閲覧。
  4. ^ 遠藤渓太のウニオン・ベルリンがフィッシャー監督と契約延長”. 超ワールドサッカー! (2020年12月8日). 2023年11月16日閲覧。
  5. ^ 原口元気のウニオン・ベルリンがフィッシャー監督と契約延長”. 超ワールドサッカー! (2022年9月28日). 2023年11月16日閲覧。
  6. ^ ウニオンがフィッシャー監督との契約を解除、クラブ史を塗り替え続けるも今季は12連敗など低迷…”. 超ワールドサッカー! (2023年11月15日). 2023年11月16日閲覧。

外部リンク 編集