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エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベル

エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベルのエアコー DH.16英語版

エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベル英語Aircraft Transport and Travel)は、現在のブリティッシュ・エアウェイズの前身の中で最も古い航空会社である。世界で初めて定期国際線を運航したことでも知られる[1]。途中からはダイムラー・エアウェイズ英語版として運航された。

なお、略称として「AT&T」とも呼ばれるが[1]アメリカの電話会社との混同を避けるために本項では「エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベル」に統一して表記する。

概要編集

現在、イギリス最大の航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズの前身にあたる航空会社は多数存在する(英国海外航空英国欧州航空インペリアル・エアウェイズ など)が、中でも最初に誕生したのが、1916年10月5日設立のエアコーの子会社「エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベル」であり、同社の登場によってブリティッシュ・エアウェイズ(前身を全て含む)の長い歴史が幕を開けたのである。

同社は1919年8月25日に、デ・ハビランドA4という爆撃機を改造した機体である、エアコー DH.16英語版による、ロンドンパリ線を開設し(初フライトを運航した機体のレジ番はG-EAJC)[2][1][3][4]、デイリー運航の路線となった。これは、定期便としては世界初の国際線である[1]。また、この当時はロンドンからパリへ飛行するのに2時間30分を要しており[3][4]、今のような高速のジェットエンジンではなかったため、時間がかかっていた。ちなみに使用された空港は、ロンドンがハウンズロー・ヒース飛行場英語版で、パリがル・ブルジェ空港であった。

しかし、エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベルは1921年2月28日に運航を中止し、代わりにダイムラー・エアウェイズに引き継がれた。

100周年記念編集

2019年、ブリティッシュ・エアウェイズは、エアクラフト・トランスポート・アンド・トラベルが初めて定期国際線を運航した年(1919年)から100年周年を迎えたのを記念し、ボーイング747など複数の機体に、同社の旧塗装や、過去の前身が使用していた塗装を復活させる特別塗装を実施した。

ブリティッシュ・エアウェイズの前身一覧編集

脚注編集