エール・ジブチ
エール・ジブチ(フランス語: Air Djibouti)はジブチのジブチ市に本拠地を置く航空会社である。ここでは初代と二代目について説明する。
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設立 |
1963年(初代) 2015年(二代目) | |||
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ハブ空港 | ジブチ国際空港 | |||
保有機材数 | 1機 | |||
就航地 | 3都市 | |||
本拠地 | ジブチ・ジブチ市 | |||
代表者 | Aboubaker Omar Hadi(会長) | |||
外部リンク | http://air-djibouti.com/ |
沿革 編集
初代 編集
1963年4月に設立され、翌年の1964年4月よりブリストル フレイターやデ・ハビランド DH.89 ドラゴン・ラピード、ビーチクラフト モデル 18によって定期便の運航を開始した。1970年にエールフランスの子会社であったエール・ソマリに経営権が移り、1972年には両社は合併した。
1974年4月には、ジブチから国外はアディスアベバ・アデン・アスマラ・モガディシュ・サナア・タイズ、ジブチ国内ではタジュラ・オボックに就航し[1]、周辺諸国と国内を中心にネットワークを展開していた。また同月にはダグラス DC-6を導入しナイロビへの貨物便やヨーロッパ方面へのチャーター便も就航した。
1977年のフランスからの独立後は、同国のフラッグ・キャリアとして、ボーイング727やボーイング737といったジェット機を導入したり、ローマやパリへの就航を果たした。
しかし、経営難により2002年に全便の運航が停止し、以来ジブチからはフラッグキャリアが消滅した状態となった。
二代目 編集
2015年5月、アイアン・メイデンのボーカルで知られるブルース・ディッキンソンがエール・ジブチの設立を支援するための覚書にサインした[2]。同氏が運営する航空関連会社であるカーディフ・アビエーションが技術・運営面の支援を行う形で復活することになった。
2016年8月、ボーイング737-400でジブチ-アディスアベバ・ディレダワ線を就航させた[3]。また、同年の10月中旬にはBAe 146を導入し、12月にはボーイング767-200ERを導入した上でロンドンに就航する計画である[4]。
就航都市 編集
2016年9月現在[5]
アフリカ 編集
機材 編集
運用中 編集
2016年8月現在[7]
- ボーイング737-400:1機
導入予定 編集
- BAe 146:2機[4]
- ボーイング767-200ER:1機
過去の機材 編集
初代
出典・脚注 編集
- ^ Air Djibouti - airline timetable images(2016年9月20日閲覧)
- ^ ヘビーメタルバンドの“顔”が小国ジブチに投資する理由 - クーリエ・ジャポン(2016年9月20日閲覧)
- ^ Air Djibouti schedules Ethiopia service from mid-August 2016 Airline Route(2016年9月20日閲覧)
- ^ a b Cardiff Aviation's Dickinson Sees Air Djibouti Potential - Bloomberg.com(2016年9月20日閲覧)
- ^ Destinations - Air Djibouti(2016年9月20日閲覧)
- ^ Nouvelles Destinations disponibles à partir du 10 Octobre avec instgram.com(2016年9月20日閲覧)
- ^ Air Djibouti Fleet Details and History