ジ・エクスプロイテッド(The Exploited)は、スコットランド出身の パンク・ロックバンド

ジ・エクスプロイテッド
The Exploited
ベルギー・フォルセラール公演(2018年5月)

バンド ロゴ
基本情報
出身地 スコットランドの旗 スコットランド
ロージアンエディンバラ
ジャンル ハードコア・パンク[1]
クロスオーバー・スラッシュ[1][2]
ストリート・パンク(初期)
[3][4][5]
オイ!(初期)[5][6][7]
活動期間 1979年 – 現在
レーベル Secret Records
Pax Records
Taang! Records
Rough Justice
Colin Richardson
Dream Catcher
公式サイト www.the-exploited.net
メンバー ワッティー・バカン
スティード
アイリッシュ・ロブ
ウィリー・バカン
旧メンバー ビッグ・ジョン・ダンカン
ドルー・スティックス
ゲイリー・マコーマック
テリー・バカン
ほか別記参照

オリジナル・パンクを継承した1980年代のスタイル「ハードコア・パンク」において、最初期から活動している代表的グループの一つ[3]

概要 編集

1979年、元軍人のワッティー・バカンによって首都エディンバラで結成。1981年3月にシークレット・レコードと契約し[8]、 デビューEP『アーミー・ライフ』をリリース。アルバム『パンクス・ノット・デッド』も同年にリリースされた[8]。メンバーの度重なる入れ替わりにもかかわらず2000年代に入っても活動を継続しており、世界規模でファンを獲得している。

2014年、主宰を務めるワッティー・バカンが、心臓発作の疾患のためバイパス手術を受けた。これでライヴ活動が可能となってはいたが、2017年にはライヴ中に発作で倒れ病院に搬送。症状が悪化している事が伝えられている[9]

メンバー 編集

現ラインナップ 編集

旧メンバー 編集

ボーカル 編集

  • テリー・バカン(1979年)

ギター 編集

  • ヘイボーイ(スティーヴ)(1979 –1980年) -「アーミー・ライフ」の作曲と最初の歌詞の作詞を手がけた。
  • ビッグ・ジョン・ダンカン aka Jeff le Rennais(1980 – 1983年)
  • カール “エッグヘッド” モーリス(1983–1985年)
  • マッド・ミック(1985年)
  • ニグ(ニゲル・スワンソン)(1987 – 1989年)
  • ゴグス(ゴードン・バルフォア)(1989 – 1991年)
  • フラッツ(フラスター・ロセッティ)(1991 – 1995年)
  • アルフ(アーサー・ダルリンプル)(1990年)
  • ジェイミー・ バカン(1995 – 1996年)
  • ロビー "スティード" デイヴィッドソン(2001 – 2007年)
  • ガヴ・リトル(2007 – 2008年)
  • マット・マクガイア(マット・ジャスティス)(2008 - 2011年, 2013–2016年)
  • トミー・コンクリート(2011–2012)

ベース 編集

  • マーク・パトリツィオ(1979 – 1980年)
  • ゲイリー・マコーマック(1980 – 1983年)
  • ビリー・ダン(1983 – 1984年、1996 – 1997年)
  • ウェイン・ ティアズ(1984 – 1985、1986年)
  • “デプトフォード ” ジョン・アーミテージ(1985 – 1986年)
  • トニー・ロッキエイ(1986 – 1987年)
  • スミークス(マーク・スメリー)(1987 – 1993年)
  • ジム・グレイ(1993 – 1996年)
  • デイヴィー(デイヴ・ペギー)(2002 – 2003年)
  • ミキー(2003 – 2005年?)

ドラムス 編集

  • ジンボ(ジム・パーク)(1979年)
  • グレン・キャンベル (Dru M Stix)(1979 – 1982年)
  • ダニー・ヒートリー(1982年)
  • スティーヴ・ロバーツ(1982年)(アルバム『トゥループス・オブ・トゥモロー』)
  • ダギー・マッキャン(1986 – 1987年)
  • トニー・マーティン(1989 – 1991年)
  • ライナー(1997年)
  • ダニエル・リンチ(1998 – 2000年)
  • ラン・パーディ(パド)(1991 – 1992年)

ディスコグラフィ 編集

スタジオ・アルバム 編集

  • 『パンクス・ノット・デッド』- 1981年
  • 『トゥループス・オブ・トゥモロー』- 1982年
  • 『レッツ・スタート・ア・ウォー』- 1983年
  • 『ホラー・エピックス』- 1985年
  • 『デス・ビフォア・ディスオナー』- 1987年
  • 『ザ・マサカー』- 1990年
  • 『ビート・ザ・バスターズ』- 1996年
  • 『ファック・ザ・システム』- 2002年

シングル 編集

  • 「アーミー・ライフ」- 1980年 (EP)
  • 「エクスプロイテッド・バーミー・アーミー」- 1980年 (EP)
  • 「ドッグズ・オブ・ウォー」- 1981年
  • 「デッド・シティーズ」- 1981年 (EP)
  • 「アタック/オルタナティブ」- 1982年
  • 「コンピューターズ・ドント・ブランダー」- 1982年
  • 「トゥループス・オブ・トゥモロー」- 1982年
  • 「ライバル・リーダーズ」- 1983年 (EP)

スプリット・アルバム 編集

  • ドント・レット・エム・グリッド・ユー・ダウン(W/アンチ・パスティ)- 1981年
  • ブリタニア・ウェイヴズ・ザ・ルールズ(W/クロン・ジェン、ライオット)- 1982年
  • アポカリプス・パンク・ツアー 1981(W/ザ・アンチ‐ノーウェア・リーグ、クロン・ジェン、アンチ・パスティ、ディスチャージ)- 1992年

ライブ・アルバム 編集

  • 『オン・ステージ』- 1981年
  • 『アポカリプス・ツアー(リミテッド・エディション)』- 1981年
  • 『ライブ・アット・ホワイトハウス』- 1985年
  • 『ライブ・アンド・ラウド』- 1987年
  • 『ライブ・ルード・ラスト』- 1989年
  • 『ドント・フォゲット・ザ・ケイオス』- 1992年
  • 『ライブ・イン・ジャパン』- 1994年
  • 『ライブ・アット・ザ・ホワイトハウス』- 1996年

EP 編集

  • 『ジーザス・イズ・デッド』- 1986年 (12")
  • 『ウォー・ナウ』- 1988年 (12")

ミュージック・ビデオ 編集

  • ドッグズ・オブ・ウォー(1981年)
  • ファック・ザ・USA(1982年)
  • トゥループス・オブ・トゥモロー(1982年)
  • セクシャル・フェイバース(1987年)
  • ウォー・ナウ(1988年)
  • ビート・ザ・バスターズ(1996年)
  • ケイオス・イズ・マイ・ライフ(2003年)
  • ネヴァー・セル・アウト(2003年)
  • ユア・ア・ファッキング・バスタード(2003年)

ビデオグラフィ 編集

  • ライブ・アット・パーム・コーヴ - 1983年
  • セクシャル・フェイバース - 1987年
  • ジ・エクスプロイテッド: 83-87 - 1993年
  • ライブ・イン・ジャパン - 1993年
  • アライブ・アット・リーズ - 1995年
  • ロックンロール・アウトローズ - 1995年
  • ブエノスアイレス 93 - 1996年
  • ビート・エム・オール - 2004年

ベスト盤 編集

  • 『トータリー・エクスプロイテッド』- 1984年
  • 『キャッスル・マスターズ・コレクション』- 1990年
  • 『アポカリプス '77』- 1992年
  • 『シングルズ・コレクション』- 1993年
  • 『デッド・シティーズ』- 2000年
  • 『パンク・シングルズ&レアリティーズ 1980-83』- 2001年
  • 『ザ・ベスト・オブ・エクスプロイテッド - トゥエンティ・ファイブ・イヤーズ・オブ・アナーキー・アンド・ケイオス』- 2004年
  • 『コンプリート・パンク・シングルズ・コレクション』- 2005年

コンピレーション・アルバム 編集

  • 『オイ!・ジ・アルバム』- 1980年
  • 『ローズ・オブ・オイ!』- 1997年

脚注 編集

  • Laison, Neil (2004). "Punk of All Colours," The Exploited, 51(78)

外部リンク 編集