エジン旗
中華人民共和国内モンゴル自治区アルシャー盟に位置する旗
エジン旗(エジンき、モンゴル語:ᠡᠵᠡᠨᠡ
ᠬᠣᠰᠢᠭᠤ、 Ejen-e qosiɣu、中国語:额济纳旗)は中華人民共和国内モンゴル自治区アルシャー盟に位置する旗。地方政府はダライホブ・バルガス(達来呼布鎮)にある。別名エチナ旗、エジナ旗。
中華人民共和国 内モンゴル自治区 エジン旗 | |
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カラ・ホト遺跡 | |
アルシャー盟中の位置 | |
簡体字 | 额济纳 |
繁体字 | 額濟納 |
拼音 | Éjìnà |
カタカナ転写 | エージーナー |
モンゴル文字 | ᠡᠵᠡᠨᠡ ᠬᠣᠰᠢᠭᠤ |
モンゴル語キリル文字 | Эжина |
モンゴル語ローマ字転写 | Ejina |
国家 | 中華人民共和国 |
自治区 | 内モンゴル |
盟 | アルシャー盟 |
行政級別 | 旗 |
面積 | |
総面積 | 114,606[1] km² |
人口 | |
総人口(2019) | 3.241[2] 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0483 |
郵便番号 | 735400 |
行政区画代碼 | 152923 |
公式ウェブサイト: http://www.ejnq.gov.cn/ |
広大で人口は希薄、無人の砂漠地帯(ゴビ砂漠)が多い。産業は、原住のモンゴル人による遊牧の他、カラ・ホト遺跡などへの観光が発展している。
隣接する酒泉市の近くに中国の宇宙開発の一翼を担う酒泉衛星発射センターがある。内モンゴル自治区側はセンター所在地は厳密には内モンゴル自治区アルシャー盟エジン旗東風鎮であるとして「東風航天城(東風航空宇宙シティー)」と呼んでいる[3][4]。
行政区画
編集2街道、3バルガス(鎮)、6ソム(蘇木)を管轄[1]
人口動態
編集エジン旗の定住人口は2019年現在、32,410人。そのうち漢民族が2000年第5次全国人口調査時と比べ57%(+9,637人)増加し、26,542人(全人口比81.9%)となっている。モンゴル族は5,217人(同16.1%)、回族、満州族、チベット族、ユグル族、ダウール族、ロシア民族などその他の少数民族が651人(同2.0%)となっている[2]。
交通
編集モンゴル国ウムヌゴビ県と接した国境地帯にチグ・ボームト(策克口岸)が設けられている。
航空
編集鉄道
編集臨策線がバヤンノール市の臨河駅と国境地帯のチグ駅を結ぶ。旅客営業はエジン駅と臨河駅間で行われている。
道路
編集- 高速道路
観光
編集内モンゴル自治区が「レッドツーリズム」(愛国主義教育観光、中国語:红色旅游)ルート10選を選定する中で、下記の3ルートがエジン旗内にある[5]。