エスタジオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ

エスタジオ・ニウトン・サントス(Estádio Nílton Santos)は、ブラジルリオデジャネイロにある陸上競技場である。座席数は46,931名[4]

エスタジオ・ニウトン・サントス
Engenhão
エスタジオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェの位置(リオ・デ・ジャネイロ内)
エスタジオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ
施設情報
所在地 Rio de Janeiro, Brazil
位置 南緯22度53分35.42秒 西経43度17分32.17秒 / 南緯22.8931722度 西経43.2922694度 / -22.8931722; -43.2922694座標: 南緯22度53分35.42秒 西経43度17分32.17秒 / 南緯22.8931722度 西経43.2922694度 / -22.8931722; -43.2922694
開場 2007年
拡張 2016年
所有者 リオデジャネイロ
グラウンド
建設費 3億8000万レアル[1]
設計者 カルロス・ポルト[2]
ジウソン・サントス[3]
使用チーム、大会
ボタフォゴ
フラメンゴ
フルミネンセ
収容人員
46,931[4]

概要 編集

同スタジアムは2007年パンアメリカン競技大会開催と2016年リオデジャネイロオリンピック招致の一環として2007年に完成した。

パンアメリカン競技大会では陸上競技とサッカーが行われた。また、ブラジル全国選手権1部ボタフォゴFRの本拠スタジアムでもある。マラカナンが、2014 FIFAワールドカップに向けての改修工事を行っていたことから、2012シーズンまではブラジル全国選手権1部のフラメンゴフルミネンセが、暫定本拠スタジアムとしても使用していた。

2013年3月、スタジアムの構造に問題が発生したため2014年6月の時点では閉鎖されたが[5]、収容人数を仮設の1万5000席を増やして国際基準の6万人規模になった。リオデジャネイロオリンピックでは陸上競技(ロードレースを除く)およびサッカー競技が行われた。建築界では全観客が徒歩で11分以内に避難可能にするのが常識だともいわれるが、計5カ所のらせん状(段差のない緩い坂道)の昇降口で四方を囲み、同8分間への短縮を目標に設計したという[3]

脚注 編集

  1. ^ http://www.agenciabrasil.gov.br/noticias/2007/08/03/materia.2007-08-03.9184948952/view
  2. ^ Engenhão foi inspirado em Niemeyer” (ポルトガル語). Lancenet (2007年6月30日). 2007年7月10日閲覧。
  3. ^ a b リオ五輪:主会場設計の2人「外観重視、建築家のエゴ」 - 毎日新聞、2015年8月5日 東京朝刊
  4. ^ a b João Havelange Sports Complex”. Brazilian Olympic Committee. 2007年6月30日閲覧。
  5. ^ Rio Olympics stadium closed due to roof problems”. BBC. 2013-27-03閲覧。

関連項目 編集

開催イベントとテナント
先代
オリンピック・スタジアム
ロンドン
オリンピックの陸上競技
会場

2016
次代
国立競技場
東京