エズネAizenay)は、フランスペイ・ド・ラ・ロワール地域圏ヴァンデ県コミューン

Aizenay

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏
(département) ヴァンデ県
(arrondissement) ラ・ロッシュ=シュル=ヨン郡
小郡 (canton) エズネ小郡
INSEEコード 85003
郵便番号 85190
市長任期 ベルナール・ペルラン[Note 1] · [1]
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) Vie et Boulogne
人口動態
人口 8741人
2013年
人口密度 108人/km2
住民の呼称 Agésinates
Agezynates
Agérinates
地理
座標 北緯46度44分24秒 西経1度36分30秒 / 北緯46.74度 西経1.60833333333度 / 46.74; -1.60833333333座標: 北緯46度44分24秒 西経1度36分30秒 / 北緯46.74度 西経1.60833333333度 / 46.74; -1.60833333333
標高 平均:m
最低:10m
最高:76m
面積 81.06km2
Aizenayの位置(フランス内)
Aizenay
Aizenay
公式サイト Site officiel
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地理 編集

ボカージュ・ヴァンデン地方にあるコミューン。北側をヴィ川が、南側をジョーネ川が流れている。

エズネは地元で話されているポワトヴァン語でEsnàeといい、住民の呼称は同じくlés Trjhousである。県道6号線、107号線、948号線、978号線の交差地点にエズネはある。

由来 編集

土地の名前は様々なつづりで証明されている。11世紀にEcclesia de Asineis、12世紀にAsiniacum、1104年にAsianum[2]、13世紀にAsènes、Asyanensis、AsiniacumそしてAisenei、14世紀にde Asiano、AyzenoysそしてAizenois、15世紀Asenayum、17世紀Izenay、18世紀にAizenayとなった。

現在のつづりと同様、古くに定型となっていたつづりは、ガリアまたはガロ=ローマの地名であることを示している。もともとガリア語の接尾辞であった(-i)-acumは、最初は定住地、その後資産であったことを示す。最初の要素Asin-(i-)は、ガロ=ローマの人名Asin(i)usを表す。Asinusはガロ=ローマの人名Asius(ローマ人の人名Asianus[2]。Azay、Aisey、Aizierを参照のこと)から派生している。確かにasinusはロバを意味し、したがってAsinacumは『ロバのいる農場』となる。ローマ起源の語Asnièresと比較される。

歴史 編集

ナントラ・ロッシュ=シュル=ヨン間を走る鉄道路線のエズネ駅が、1880年[3]から1970年まであった。コエクスとの区間をつなぐ貨物輸送は1995年まで稼働していた[4]。1996年に廃止された線路跡は、1999年に自転車用トラックに転換された[5]

1972年9月から1979年5月まで、ラ・シャペル=パリュオーはエズネの一部であった[6]

人口統計 編集

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2008年 2013年
4077 4348 5407 5149 5344 6095 7754 8741

参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[7]、2004年以降INSEE[8][9]

脚注 編集

ノート 編集

  1. ^ Réélu en 1989, 1995, 2001, 2008 et 2014.