株式会社エフエム石川(エフエムいしかわ、FM ISHIKAWA BROADCASTING Co., Ltd.)は、石川県放送対象地域とした超短波放送(FMラジオ放送)事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。

株式会社エフエム石川
FM ISHIKAWA BROADCASTING Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
920-8605
石川県金沢市香林坊二丁目4番30号
香林坊ラモーダ 5階[1][2]
北緯36度33分51.1秒 東経136度39分12.4秒 / 北緯36.564194度 東経136.653444度 / 36.564194; 136.653444座標: 北緯36度33分51.1秒 東経136度39分12.4秒 / 北緯36.564194度 東経136.653444度 / 36.564194; 136.653444
設立 1989年平成元年)8月1日[3]
業種 情報・通信業
法人番号 2220001001469 ウィキデータを編集
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業
代表者 代表取締役社長 越島靖子[1][4]
資本金 8000万円(2020年3月31日時点)[5]
売上高 2億9721万円(2020年3月期)[5]
営業利益 1158万円(2020年3月期)[5]
純利益 654万円(2020年3月期)[5]
純資産 8億2714万円
(2020年3月31日時点)[5]
総資産 9億2852万円
(2020年3月31日時点)[5]
従業員数 12人(2019年4月1日時点)
決算期 3月
主要株主 北國新聞社中日新聞社石川テレビ放送学校法人金沢学院大学 各10.0%
(2019年3月31日時点)
関係する人物 北元喜雄(元代表取締役社長)
外部リンク https://hellofive.jp/
特記事項:2022年令和4年)4月1日に、本社を金沢市彦三町から移転[1][2]
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エフエム石川
FM ISHIKAWA BROADCASTING Co., Ltd.
種別 FMラジオ放送
放送対象地域 石川県
系列 JFN系
略称 なし
愛称 HELLO FIVE
コールサイン JOHV-FM
開局日 1990年4月1日
本社 920-8605
石川県金沢市香林坊二丁目4番30号
香林坊ラモーダ 5階
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 金沢 80.5MHz / 1kW
主な中継局 七尾 78.4MHz
羽咋 85.5MHz
輪島 89.9MHz
珠洲 81.9MHz
公式サイト https://hellofive.jp/
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愛称は金沢本社送信所の周波数である80.5MHzにちなみ「HELLO FIVE」(ハローファイブ)であるが自局以外ではほとんど使用されず、通称FM石川[6][7]が主に使用される。コールサインはJOHV-FM。JFN系列。

事業所等編集

本社・演奏所
まちなかスタジオ(サテライトスタジオ
東京支社
かつて開設していた事業所・サテライトスタジオ
  • 輪島事務所:石川県輪島市鳳至町上町86番地1 輪島蒔絵業組合「千寿蔵」内
  • Studio 【ti:】(スタジオ・ティー):石川県金沢市竪町(旧金沢パティオ向かい)

沿革編集

周波数・出力編集

 
エフエム石川送信塔(北陸放送と共用)
親局 周波数 空中線電力 備考
金沢 80.5MHz 1kW 北陸放送ラジオ送信鉄塔を共用
中継局 周波数 空中線電力 備考
羽咋 85.5MHz 100W NHKテレビ・FMと局舎を共用し、
送信設備はNHK-FMと共用
七尾 78.4MHz
輪島 89.9MHz
珠洲 81.9MHz

聴取可能な地域は、放送対象地域である石川県全域および富山福井各県の一部(前者は小矢部市高岡市、後者はあわら市坂井市など)。また、国道8号くりからトンネルおよび富山県小矢部市の小矢部バイパストンネル区間では再放送を行っている[要出典]

聴取について編集

メディア 周波数

聴取可能地域

備考
地上波 上記参照 県内全域および
富山県、福井県の各一部地域
上記参照
ケーブルテレビ 事業者による 県内各事業者の業務区域 再放送事業者は以下のとおり。
USEN 石川県内全域 USEN440で実施。
AuDee 日本全国 スマートフォンパソコンで実施。
radiko 石川県(無料)
日本全国(有料)
同上

資本構成編集

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[14][15][16][17]

2015年3月31日 - 2016年3月31日編集

資本金 発行済株式総数 株主数
8億円 16,000株 29
株主 株式数 比率
北國新聞社 1,600株 10.0%
中日新聞社 1,600株 10.0%
石川テレビ放送 1,600株 10.0%
学校法人金沢学院 1,600株 10.0%
ジャパンエフエムネットワーク 1,280株 08.0%
ニッポン放送 0,640株 04.0%
日本経済新聞社 0,640株 04.0%
日本郵便輸送 0,640株 04.0%
ラジオかなざわ 0,560株 03.5%
石川県 0,480株 03.0%
ラジオこまつ 0,480株 03.0%
ラジオななお 0,480株 03.0%
西日本電信電話 0,480株 03.0%
北陸電力 0,480株 03.0%
北國銀行 0,480株 03.0%
北陸放送 0,480株 03.0%
ホクショー 0,480株 03.0%

過去の資本構成編集

番組編成における特徴編集

開局当初からは様々なアーティストが番組(5分間のミニ番組も含む)を担当し、個性的な編成に特徴があったが、近年の自社制作番組は減少傾向にある。全般的にジャパンエフエムネットワーク(JFNC)からのネット番組(ミニ番組も含む)が多くなっている。

自社制作番組の比率は、北陸地方のラジオ局では最も少ない[注 5][注 6]番組改編期以外の時期に打ち切りや放送時間を変更するケースも少なくない。

JFNCのネット番組では、洋楽ロックなど)系の番組が多い反面、ハガキ職人が活躍するいわゆる「ネタ番組」はネットされない傾向が強い。また、下ネタの内容が多いとされる番組は、ネット途中でも打ち切る場合がある。(『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』など[注 7]。)

自社制作では、開局当初から演歌歌謡曲・女性アイドル歌手(松田聖子河合奈保子中森明菜菊池桃子南野陽子中山美穂工藤静香など)・ニューミュージック小田和正山下達郎大貫妙子竹内まりやなど)・アイドルグループSMAPなどジャニーズ事務所所属、AKB48など秋元康プロデュース、ももいろクローバーZなど)・エイベックス・グループに所属するアーティスト(小室哲哉プロデュース・安室奈美恵華原朋美など)・ビーイング系アーティスト(B'zZARDなど)・Official髭男dismいきものがかり緑黄色社会宇多田ヒカルなどのヒット曲は放送しない方針を取っているため、チャートはオリコンチャートのヒット曲よりもラジオベースの自社の推薦曲が上位に選ばれることが多い(チャートは2018年9月で廃止)。近年はほくりくアイドル部が北陸を拠点に活動しているため、例外として放送している。

2009年4月の大規模改編編集

2009年4月の番組改編では長年続いた自社制作番組を終了させるなど大規模に行われた。以下は具体例。

  • 自社制作番組の大幅な見直し - 『Daily Navi』(2008年4月1日 - 2009年3月31日)、『T's AIR』(1998年10月1日 - 2009年3月31日)、『Ken Rock Station』(1990年3月20日 - 2009年3月31日)の3つの自社制作番組が終了。月曜から木曜は自社枠6時間程度の放送時間に変更。
  • 土曜および日曜におけるローカル枠の廃止および自社制作のニュース廃止 - 『SATURDAY ON THE WAY』のローカル枠放送を廃止の他に『北國新聞ニュース』などのローカルニュース・天気予報枠を全面廃止にした(同様にFMとやま北國新聞系列のコミュニティ放送局でも土曜・日曜のローカルニュースを2009年4月に廃止した)。

2018年の改編編集

2018年4月に、月曜日から金曜日の午後のローカルワイド番組が25分間短縮。15時台(金曜日は16時台)にJFNCの25分番組をネットする編成が実施された。同年9月には、開局以来続けられてきた昼の帯番組が終了。28年間続いた自社番組の歴史に幕を下ろした。10月からは新規にJFNCの『Seasoning -season your life with music-』のネットを開始した(金曜日は新番組として継続)。なお、前述の25分番組はわずか6か月で打ち切りとなった番組もあった(打ち切りとなったものには『川谷絵音の約30分我慢してくれませんか』がある)。

2022年8月現在、自社制作の生ワイド番組は月曜‐木曜の『Sunset Express MOVE』と金曜の『Flyin' Pop』のみでいずれも2時間30分以内の番組となっている。

主な自社制作番組編集

2022年時点。現在の番組の詳細は、公式サイトのプログラムあるいはタイムテーブルを参照。

随時編集

ヘビーローテーション
  • HELLO FIVE MUSIC PICKUP(CMで多用される。詳しくはCMの項で後述)。
  • HELLO FIVE MUSIC NEXUS(ミニ番組
ニュース

月曜 - 金曜編集

土曜・日曜編集

  • おもしろ石川倶楽部(土曜日 9:55 - 10:00)
  • ほくりくアイドル部 放課後ホリデイ muspop RADIO♪(土曜日 18:00 - 18:30)
    • 2018年10月から2019年3月までは金曜日 18:00 - 18:55に放送(番組名は『ほくりくアイドル部 放課後 muspo RADIO』)。
  • 素敵にモーニング[22](日曜日 9:55 - 10:00、石川県広報番組)
  • PEOPLE & CITY I LOVE KANAZAWA[23](日曜日 18:30 - 18:55、金沢市広報番組)

特別番組編集

  • ミッドサマーファンタジー

終了した番組編集

自社制作番組編集

朝の時間帯は、開局当初からワイド番組の設定はしておらず、JFNCからのネットを受けながら一部差し換え[注 8]

昼枠
  • Just in Life(月曜 - 金曜 11:30 - 11:55、末期は金曜のみ11:30 - 12:55)
  • URBAN HELLO FIVE(月曜 - 木曜 12:00 - 15:50、1990年3月20日 - 2004年3月31日)
    • サービス放送時から開始。
  • Natty Times(月曜 - 木曜 12:00 - 15:50、2004年4月 - 2008年3月)
  • Daily navi(月曜 - 木曜 12:00 - 15:50、2008年4月 - 2009年3月)
  • Afternoon Cruise(月曜 - 木曜 13:30 - 16:49、2009年4月 - 2013年3月)
  • Wanna hapiness!!(月曜 - 木曜 13:30 - 15:50、2013年4月 - 2014年3月31日)
  • Ciao!-style up your life-(月曜 - 木曜 13:30 - 15:25、2014年4月 - 2018年9月)
    • この番組の終了に伴い、開局以来続いてきた昼のワイド番組は終了となった。
夕方枠
  • KONA WINDS 80.5FM(金曜 16:00 - 16:55)
  • T's AIR(月曜 - 木曜 16:00 - 17:55、1998年10月 - 2009年3月)
  • Ken Rock Station(月曜 - 木曜 18:00 - 19:55、1990年3月20日 - 2009年3月31日)
  • Blue Stage Music Pick Up(17:45頃)
    • 2012年5月をもってスポンサー降板により終了。
  • Do it!(月曜 - 木曜 17:00 - 18:55、2009年4月 - 2013年3月)
金曜日
  • Weekend Search(金曜 12:00 - 15:50、1999年4月 - 2002年3月)
  • Pump Up Radio!(金曜 13:00 - 16:55 2002年4月 - 2004年3月)
  • Weekend Square(金曜 13:00 - 15:50、2004年4月 - 2008年3月)
  • Dream Friday FROM K!(金曜 13:30 - 16:55、 - 2012年9月)
  • Wanna happiness!!(金曜 13:30 - 16:49、2012年10月 -2013年3月)
  • Wanna hapiness!!-champagne Line-(金曜 13:30 - 16:50、2013年4月 - 2014年3月)
  • Wanna happiness!! -kiss,hug,kisses-(金曜 13:30 - 16:25、2014年4月 - 2018年9月)
  • KEN ROCK HOT 50(金曜 18:00 - 20:55)
  • FROM K! -FRIDAY EVENING PRESS-(金曜 16:00 - 17:55、2005年4月 - 2008年3月)
  • Super Friday FROM K!(金曜 11:30 - 17:55、2008年4月 - 2010年3月)
    • エフエム石川では最長の放送時間の番組。
  • Dream Friday FROM K!(金曜 13:30 - 17:00、2010年4月 - 2012年9月)
  • カマサミ・コング SHOW(金曜 16:00 - 16:55、2010年4月 - 9月)
  • Break A Go! Go!(金曜 17:00 - 17:30)
  • KANAZAWA HOT 100(金曜 18:00 - 18:55、 - 2013年3月)
  • Go! Famous!!(木曜 18:00 - 18:55、2013年4月 - 2014年3月)
  • STUDENTS JAM(金曜 18:00 - 18:55、 - 2016年7月)
    • この番組の終了後、北陸地方のラジオ局では唯一金曜の18時以降に自社番組を放送しないことになった。
  • 安田奈央のNao★Now!!(金曜 17:55 - 18:00)
土曜日
  • GOLD STAR presents 濱田のり子 FREE TIME(土曜 9:15 - 9:25)濱田のり子
  • コークサウンド・シャッフル(土曜 18:00 - 18:30)
  • LADY L(土曜 18:30 - 18:55)
  • アドレナリン・レディオ(土曜 19:00 - 20:55)
  • Pure Collection(土曜 11:30 - 11:55→土曜 18:00 - 18:25)
  • Dream Climber 〜夢を追い続けて〜(土曜 9:00 - 9:15、再放送・日曜 24:00 - 24:15)松岡理恵
  • ウッドスタイル・カフェ(土曜 11:30 - 11:55)南早苗
  • Weekend Wave〜わじまっぷ〜(土曜 11:00 - 11:30)浅野美寿々★
日曜日
  • 三枝成彰「クラシックは怖くない」(日曜 9:30 - 9:55)三枝成彰
その他

ネット番組編集

北陸地方においてエフエム石川のみで放送された番組

アナウンサー・パーソナリティ編集

現在編集

2022年時点。パーソナリティ数は北陸地方の県域ラジオ局で最も少ない。また、エフエム石川ではアナウンサー職在籍者の呼称をパーソナリティとしている。

アナウンサー
名前 読み仮名 入社年 主な担当番組など(2021年時点)
木村雅幸[27] きむら まさゆき 1990年 Sunset Express MOVE
FM石川ニュース
ウェザーインフォメーション
Yes!県民共済
コミュニティ・ガイド(木曜)
素敵にモーニング
ジェリービーンズ・ポット
パーソナリティ
  • 南早苗 - Flyin' Pop
  • 松岡理恵[28](2008年 - 2018年3月の間はアナウンサーとして在籍) - クロダハウス presents しあわせ物語
  • ほくりくアイドル部 - ほくりくアイドル部 放課後ホリデイ muspop RADIO♪
  • 宮崎由加 - 宮崎由加のPinky Friday
  • 富優香子 - PEOPLE & CITY I ♡ KANAZAWA、FM石川ニュース
  • 村口恭子 - ハローファイブ健康手帳、さくらストリート、FM石川ニュース

過去編集

アナウンサー
パーソナリティ

ローカルニュースについて編集

北國新聞社・中日新聞社が出資していることから、ローカルニュースは『北國新聞ニュース』と『北陸中日新聞ニュース』の2本が『FM石川ニュース』として放送されている(各新聞ニュースの放送時間は月毎に午前、午後と入れ替わっている)。

通常ローカルニュースを優先するため、世間の関心が高い全国ニュースは後回しにされることが大半であった(例としてはライブドア事件や村上ファンドに関連した事例)。

なお、2008年7月より原則全国ニュースをトップニュースにする形態に変更した。

JFNニュース』はこれまで月曜から金曜はまったく放送されていなかったが、2009年4月より深夜0:55からの時間帯のみ放送されている。また、土曜・日曜に関しては2009年4月4日放送分よりすべて『JFNニュース』となる(いずれもタイトルのみ差し替え、BGMも入れて放送する)。

開局を巡るエピソード編集

1970年代の後半に、当時の郵政省北海道宮城静岡広島の各地域に当初割り当てられていたFM放送のチャンネルプランを修正し、1979年(昭和54年)5月16日愛媛長崎の各地域とともに石川県にFM放送用周波数が割り当てられた[29]。石川県以外の道県では、割当てがあってから順調に県域FM局が開局されたが、石川県は3局目民放テレビ局(現在のテレビ金沢)の調整に難航したほかに、長年石川県のマスメディアにおいて対立関係にある北國新聞社と北陸中日新聞中日新聞社北陸本社)との主導権争いも影響して(同様の例としては、旧岐阜エフエム放送での設立をめぐって岐阜新聞社と中日新聞社との対立も挙げられる)、県域FM放送局開局は約10年先送りとなった。また、開局時期で隣県の福井・富山両県よりも5年後塵を拝した。

そのため、エフエム石川開局の1990年4月1日まで、石川県ではFM福井FMとやまなどを聴取するリスナーが多かった。開局後も聴取できなくなったわけではないためエフエム石川がネットしない番組あるいはエフエム石川で流れない楽曲を聴くため等の選択肢として使い分けられている。逆に富山・福井両県でも同じことが言える。

北國新聞と北陸中日新聞編集

長年、対立関係にある北國新聞と北陸中日新聞は新聞販売の面だけでなく、イベントの主催や放送局の設立にまで確執があるとされている。放送局においては、このエフエム石川では互いにニュースの配信を受けるだけでなく、両新聞のイベントに関わりを持っていることが多い。また、両新聞のコマーシャルや両新聞のカルチャーセンターの宣伝も多く放送されている。

エフエム石川は、北國新聞社のホームページには北國新聞グループの友好法人として掲載されている。また、中日新聞社も北國新聞社と同比率で出資(2011年4月時点での出資は両社とも10.0%)しており、北國新聞系列の学校法人金沢学院、中日新聞社系列の石川テレビ放送と共に筆頭株主となっている。

これまで北國新聞系列ではテレビ金沢の番組宣伝や『24時間テレビ』の開催告知を行う反面、北陸中日新聞系列では石川テレビの新作ドラマ(『月9ドラマ』や『木曜劇場』など)が開始になる場合は編成担当者が出演して宣伝していた。なお、最近は両局とも表立った宣伝は行わず、北陸放送(ラジオ部門では競合関係にある)の番組宣伝が不定期に放送されていた(2017年10月期を最後に取り止め)。

CMについて編集

番組宣伝やイベント告知がCMの大半を占めており、番組提供が付かない場合が大半である。自社主催のイベントや他局との共同主催のライブやコンサートの告知は比較的多く、番組宣伝(原則としてTOKYO FMの番組、JFNCの番組については放送時間が決まっている番組や特別番組は一切放送されない)・公共広告(日中は日本赤十字社日本民間放送連盟など、22:00 以降はACジャパンBPOなどが放送される)および「HELLO FIVE MUSIC PICK UP」が多く放送されている。特に後者においては、平日の夕方の一部を除きこれしか放送されないことが多い。

隣県のFMとやまやFM福井と比較するとCMの出稿量は少ないだけでなく、えふえむ・エヌ・ワンFMかほくなどの石川県内のコミュニティ放送局よりもCM出稿量は下回っている。番組提供する企業が当局から撤退して北陸放送に移行するケースも少なくない。

かつて不定期で同業他社である北陸放送のラジオが同局のテレビの番組宣伝を放送することがある。以前は16時前にフリーアナウンサーが読み上げるものが放送されていたが、2012年4月以降はTBS連続ドラマ金曜ドラマ日曜劇場木曜ドラマ9→木曜ドラマ劇場)が開始されるときに限り、同局のアナウンサーがナレーションするものが放送されていたものの、2018年からはこのようなCMは放送されていない。

マスメディア集中排除原則違反事例編集

2005年3月総務省はエフエム石川が放送法第7条第2項第4号に基づく総務省令(放送局の開設の根本的基準第9条、いわゆるマスメディア集中排除原則)に定める出資制限の上限に違反するとして公表し、エフエム石川は総務省情報通信政策局長名で厳重注意処分を受けた(同様の事例において、北陸地方の放送局では他に石川テレビ放送エフエムとなみも厳重注意処分を受けている)。違反事例は次の通り。

インターネット配信編集

2011年10月3日インターネットIPサイマルラジオ「radiko」に参加、実用化試験配信が同日12時から北陸地方のFMラジオ局としては初めて実施された[30][31]。石川県では北陸放送も同日に実用化試験配信を行っており、翌年4月2日に本配信を開始している。「radiko」による配信対象地域は当初は石川県のみだったが、2014年4月1日より「radiko.jpプレミアム」が開始されたため全国で聴取可能になった(一部番組を除く)。

なお、北陸地方においては2016年4月までにエフエムいみず福井街角放送を除くすべてのFM局(コミュニティFMを含む)でインターネットラジオでのサイマル放送を実施している[注 10]

その他編集

放送局名の表記は新聞によってバラつきがあり、北國新聞・富山新聞日本経済新聞スポーツ報知では「エフエム石川」であるが、その他は「FM石川」(資本関係のある中日新聞社の発行紙北陸中日新聞中日スポーツなどでも同様)。また、愛称である「HELLO FIVE」は自局では使用されているが、石川県外ではほとんど使用されない。

前述のとおりインターネット配信「radiko」は、北陸地方では最初に開始されたが、ポッドキャスト配信は現在に至るまで実施されていない(近隣のFMとやまFM福井は既に実施)。また、ブログtwitter(2011年4月より開始)の開始が近隣放送局より出遅れたり、ウェブサイトを開設していない番組があるなどネット活用が生かされていないところが多い。近年は、自社番組であっても番組ウェブサイトを自社で制作せず、スポンサー企業がウェブサイトを開設するケースがある。

番組表掲載紙

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 民放の女性社長は、このほか新潟テレビ21桒原美樹ニッポン放送檜原麻希がいる。
  2. ^ エフエム石川 代表取締役社長
  3. ^ a b c d e f g h i j k エフエム石川 非常勤取締役
  4. ^ a b エフエム石川 代表取締役専務
  5. ^ 2022年時点、月曜 - 金曜のワイド番組は2時間半程度、土曜・日曜はヘビーローテーションを除くと総放送時間は1時間程度と少ない。2013年4月改編ではラジオかなざわの放送時間を下回っている。
  6. ^ 北陸地方のFM局における自社制作番組の時間は、FMとやまでは月曜から木曜は7時間、金曜は11時間、土曜は4時間15分、日曜は1時間。FM福井は月曜から木曜は6時間30分前後、金曜は10時間。なお、土日は30分弱とエフエム石川を下回る(いずれも2013年4月以降)。
  7. ^ なお、『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』は2013年4月に放送を再開している。
  8. ^ この時間帯のJFN加盟局でワイド番組を設定していないのは、他にエフエム青森エフエム秋田エフエム山形がありかってはKiss FM KOBEにもあった。開局当初から設定していないのは、当局が唯一である[独自研究?]
  9. ^ エフエム沖縄(FM沖縄)など一部地域を除き同時ネット。
  10. ^ ただし、エフエムいみずのみ一部番組のポッドキャスト配信を実施。

出典編集

  1. ^ a b c d e f “エフエム石川、ラモーダに本社移転 来年4月、中心部のにぎわい創出へ”. 北國新聞. (2021年12月8日). オリジナルの2021年12月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211209201414/https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/601337 2022年1月8日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h “エフエム石川 4月1日、香林坊ラモーダに移転 佐藤竹善さん迎え記念特番”. 北國新聞. (2022年3月23日). オリジナルの2022年3月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220322230356/https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/693071 2022年9月19日閲覧。 
  3. ^ a b 『北國新聞で見る平成いしかわの30年』北國新聞社、2019年8月5日、58頁。 
  4. ^ a b 新社長インタビュー”. 全国FM放送協議会 (2022年2月25日). 2022年4月1日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 第31期 決算公告 (PDF)”. エフエム石川 (2020年3月31日). 2021年1月19日閲覧。
  6. ^ AuDee(オーディー) JFN38局一覧
  7. ^ “FM石川が防災ブック”. 北陸中日新聞Web. (2020年9月2日). オリジナルの2022年1月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220108160604/https://www.chunichi.co.jp/article/114047 2022年9月19日閲覧。 
  8. ^ 香林坊ラモーダまちなかスタジオで放送開始!”. ラジオかなざわ (2022年4月19日). 2022年9月19日閲覧。
  9. ^ 「電波メディアに新時代 テレビ金沢・エフエム石川 きょう開局」『北国新聞』朝刊、1990年4月1日、30面。
  10. ^ 「てくの生活入門 地上波ラジオをネットで聴こう NHKと民放で、聴取困難地域に朗報」『朝日新聞』朝刊(東京本社版)、2011年9月24日、11面。
  11. ^ 中日新聞』2021年5月28日朝刊[要ページ番号]
  12. ^ ケーブルテレビななおチャンネルガイド FMラジオ
  13. ^ 輪島市ケーブルテレビ よくある質問
  14. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、338頁。 
  15. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、345頁。 
  16. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、309頁。 
  17. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、329頁。 
  18. ^ しあわせ物語 - クロダハウス
  19. ^ FMとやまタイムテーブル 土曜 05:00-12:00
  20. ^ FM福井 Time Table 土曜日
  21. ^ 宮崎由加がエフエム石川でレギュラー番組をスタート!!”. ジェイピールーム (2019年12月26日). 2019年12月30日閲覧。
  22. ^ 石川県県民文化スポーツ部県民交流課広報広聴室
  23. ^ 広報・番組・SNS - 金沢市広報広聴課
  24. ^ “金沢を愛するユーミンが北陸新幹線で行く、春の金沢!FM石川・TOKYO FM共同制作 北陸新幹線開業記念特別番組『金沢花紀行』” (プレスリリース), エフエム東京, (2015年3月16日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000576.000004829.html 2021年1月19日閲覧。 
  25. ^ FM石川/TOKYO FM共同制作 北陸新幹線開業記念特別番組 金沢花紀行(インターネットアーカイブ)
  26. ^ ラジオ番組「金沢大学 Radio Campus」 - 金沢大学(インターネットアーカイブ)
  27. ^ “地元アナ 交通安全を発信 県警がコンシェルジュ委嘱”. 北陸中日新聞Web. (2021年3月10日). https://www.chunichi.co.jp/article/215466 2022年1月8日閲覧。 
  28. ^ 【石川】絵画、陶芸 才能豊かに 山ノ上 松岡理恵さん初個展”. 中日旅行ナビぶらっ人 (2018年4月12日). 2022年1月8日閲覧。
  29. ^ 日本民間放送連盟(編) 『民間放送三十年史』1981年、329頁。 
  30. ^ 新たに4地区/7局が参加し、さらにエリア拡大 (PDF) - radikoプレスリリース 2011年9月15日
  31. ^ radikoのPCサイト、FacebookやTwitterと連携 「双方向コミュニケーション増幅」 - ITmedia 2011年9月15日

関連項目編集

外部リンク編集