エプコット (英語と略称:EPCOT) は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある4つのディズニーパークの内の1つである。

エプコット
EPCOT
1 epcot spaceship earth 2010a.JPG
エプコットの位置(フロリダ州内)
エプコット
所在地ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州
オーランド
座標北緯28度22分16秒 西経81度33分00秒 / 北緯28.371度 西経81.550度 / 28.371; -81.550座標: 北緯28度22分16秒 西経81度33分00秒 / 北緯28.371度 西経81.550度 / 28.371; -81.550
公式サイト公式ウェブサイト
所有者ウォルト・ディズニー・カンパニー
運営者ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツ
開業1982年10月1日
旧称エプコット・センター
EPCOT Center
Epcot
開園期間年中無休
面積80万m2
テーマ技術発展と国際文化

概要編集

計画編集

パーク名のエプコットは、ウォルト・ディズニーが晩年に計画した「実験的未来都市」"Experimental Prototype Community of Tomorrow"の頭文字から取られている。これは未来的な理想都市を目指し、一つの独立した共同体を作る計画であった。しかしウォルトの死によりエプコット計画の続行は難しくなり、最終的に当初の構想とは異なるものの、未来をテーマとしたパークを作ることに落ちつく。

オープン編集

1982年10月1日ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで2番目のディズニーパークとして開園。シンボルはパークの中央に位置する巨大な銀色の球体型をした建造物「スペースシップ・アース」。オープン時の名称は、「エプコット・センター」であったが、後に現在の「エプコット」となった。

オープン後の沿革編集

1982年の開業時点ではアトラクションの数自体は5つのみであり、ワールドショーケースは1984年にモロッコ館が、1988年にノルウェー館がオープンした。また、90年代になるとアトラクションの多くは技術的に「時代遅れ」のものと見なされるようになり、90年代にいくつかのパビリオンをクローズしリニューアルする形のものが増えた。例として、1996年に「ユニバース・オブ・エナジー」館を人気女性コメディアンのエレン・デジェネレスを案内役に迎える形でリニューアルした「エレンのエナジー・アドベンチャー(Ellen's Energy Adventure)」や、「ワールド・オブ・モーション」館の跡地に「テスト・トラックTest Track)」を1999年にオープンしたり、1999年に「ホライズン」館をクローズして2003年に「ミッション:スペースMission:Space)」をオープンしたり、2005年にランド館に「ソアリン」をオープンした[1]

また、2000年代に入るとこれまでになかったディズニーのキャラクターのアトラクションが増え、2007年にメキシコ館に映画「三人の騎士」をテーマにしたボートライド、「三人の騎士のグラン・フェスタ・ツアー(Gran Fiesta Tour Starring The Three Caballeros)」や「リビング・シー(Living Seas)」館を映画「ファインディング・ニモ」をテーマにリニューアルした「シー・ウィズ・ニモ&フレンズThe Seas with Nemo & Friends)」館がオープンしたり、2016年には人気映画「アナと雪の女王」のアトラクションである、「フローズン・エバー・アフターFrozen Ever After)」がノルウェー館にオープンした。

この傾向は現在も続いており、2021年10月1日には映画「レミーのおいしいレストラン」をテーマにしたアトラクション、「レミーのラタトゥイユ・アドベンチャーRemy’s Ratatouille Adventure)」がフランス館に、2021年にはユニバース・オブ・エナジー跡に映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズをテーマにしたローラーコースタータイプのアトラクション、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コスミック・リワインドGuardians of the Galaxy: Cosmic Rewind)」をオープン予定である。なお、このアトラクションはエプコット初のローラーコースタータイプのアトラクションである。

2019年8月のD23 Expoで2021年10月1日よりエプコットのフューチャーワールドを3つのエリアに分けることが決定[2]。中央部は「ワールド・セレブレーション」、西側は「ワールド・ネイチャー」、東側は「ワールド・ディスカバリー」と命名される。

施設編集

「常設の博覧会」と形容されるように、園内はテクノロジーを体験する展示やアトラクションの他、世界各国のパビリオンが立ち並ぶ。エネルギーや大地の恵みなどをテーマに人類の過去と未来を映し出すフューチャーワールドと、世界各国の伝統文化をショーや食事などで紹介するワールドショーケースの二つのエリアに分かれていた。2021年10月1日よりエプコットのフューチャーワールドを3つのエリアに分けることが決定[3]。中央部は「ワールド・セレブレーション」、西側は「ワールド・ネイチャー」、東側は「ワールド・ディスカバリー」と命名される。

ワールド・セレブレーション編集

園内の南側、メインゲートに入ってすぐのところにあり、旧フューチャー・ワールドの中央部。エプコットのシンボルのスペースシップ・アースがあり、中のアトラクションは人類の歴史をアニマトロニクスで描いたものである。

アトラクション編集

  • スペースシップ・アースSpaceship Earth
    • プロジェクト・トゥモロー(Project Tomorrow
  • イマジネーション!(Imagination!
    • ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント(Journey into Imagination with Figment)

ワールド・ネイチャー編集

旧フューチャー・ワールドの西部。海や大地などの自然をテーマにしたパビリオンが並ぶ。

アトラクション編集

ワールド・ディスカバリー編集

旧フューチャー・ワールドの東部。テスト・トラックミッション:スペースなどスリルの多いアトラクションが並ぶ。

アトラクション編集

レストラン編集

  • スペース220(Space 220[4]

ワールド・ショーケース編集

ワールド・ショーケースは、園内の北側、メインゲートから入って奥側にある。ワールド・ショーケースのテーマは、世界を回る。世界11カ国をテーマとしたパビリオン(館)があり、それぞれのパビリオンの中にアトラクションやショップ、レストランが配置されている。各国のエリアにそれぞれの国の建築物を再現しその中にアトラクション、物販、飲食施設などを配している。アトラクションの中で最も規模が大きいのがアメリカ館にあるアメリカン・アドベンチャーである。

アメリカン・アドベンチャー編集

日本館編集

 
日本館の五重塔

レストラン

  • 鉄板江戸
  • 東京食堂(Tokyo Dining、トウキョウダイニングと読む)
  • 焼き鳥ハウス
  • 匠亭(Takumi-Tei)

ショップ

エンターテイメント

  • みゆき
  • 祭座(まつりざ)

日本館には現在までアトラクションは無いが、三越がショップとレストランを出店しており、日本食も提供されている。エリアには法隆寺五重塔や、正倉院姫路城などが再現されている。なお、東京ディズニーランドにあった「ミート・ザ・ワールド」は本来、ここに設置するために開発されていたアトラクションである。

モロッコ館編集

フランス館編集

イギリス館編集

カナダ館編集

メキシコ館編集

ノルウェー館編集

中国館編集

ドイツ館編集

イタリア館編集

エンターテイメント編集

  • イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース (IllumiNations: Reflections of Earth) (1999-2019)
  • エプコット・フォーエバー (Epcot Forever) (2019-2021)
  • ハーモニアス (HarmouniouUS) (2021-)
  • ワールド・ショーケース・プレイヤーズ

今後の計画編集

  • 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズをテーマにしたローラーコースタータイプのアトラクションをユニバース・オブ・エナジー跡に建設予定[5]。2019年8月25日、アトラクション名は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コスミック・リワインドGuardians of the Galaxy: Cosmic Rewind)」の名称となることが発表された[6]。本来は2021年オープン予定であったが、COVID-19の影響で延期となり、2021年11月20日、ウォルト・ディズニー・ワールド開園50周年記念の一環として2022年夏にオープン予定であることが発表[7]
  • 旧「ワンダーズ・オブ・ライフ」館跡を「プレイ館」として、2021年にオープン予定。[8]さまざまな楽しい遊びをもとに作られ、ディズニーのキャラクターたちとともにハンズオンのアクティビティを体験できるエリアとなる。
  • 2019年8月23日、ワールド・ネイチャーに映画「モアナと伝説の海」にインスパイアされたウォークスルータイプのアトラクション、「ジャーニー・オブ・ウォーター(Journey of Water)」が作られることが発表された。[9]
  • 2019年8月25日のD23 Expoにて映画「メリー・ポピンズ」をテーマとしたアトラクションが作られることが発表された[10]。映画に登場する桜通りが再現される予定であったが、COVID-19の影響で延期となった[11]

参照編集

  1. ^ https://www.disneytouristblog.com/epcot-center-history/
  2. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2019/08/new-details-revealed-for-the-historic-transformation-of-epcot-underway-at-walt-disney-world-resort/
  3. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2019/08/new-details-revealed-for-the-historic-transformation-of-epcot-underway-at-walt-disney-world-resort/
  4. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2019/08/new-details-shared-on-highly-anticipated-experiences-coming-to-walt-disney-world-resort/
  5. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2017/07/guardians-of-the-galaxy-ratatouille-attractions-coming-to-epcot/
  6. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2019/08/new-details-shared-on-highly-anticipated-experiences-coming-to-walt-disney-world-resort/
  7. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2021/11/just-announced-guardians-of-the-galaxy-cosmic-rewind-set-to-open-summer-2022-at-epcot/
  8. ^ https://wdwnews.com/releases/new-play-pavilion-coming-to-epcot-as-part-of-theme-parks-historic-multi-year-transformation/
  9. ^ https://wdwnt.com/2019/08/breaking-new-moana-inspired-journey-of-water-walkthough-maze-logo-confirmed-for-reimagined-epcot/
  10. ^ https://disneyparks.disney.go.com/blog/2019/08/new-details-shared-on-highly-anticipated-experiences-coming-to-walt-disney-world-resort/
  11. ^ https://dpost.jp/2020/07/16/wp-57620/

外部リンク編集