エリコンKB 25 mm 機関砲

エリコンKB 25 mm 機関砲は、スイスエリコン社が開発した25mm口径機関砲シリーズ。なお、現在では、エリコン社はラインメタル・グループの傘下に入っている。

エリコンKB 25 mm 機関砲
Japanese - Type 87 Scout - 4.jpg
車載型のKBA-B02
種類 機関砲
原開発国 スイスの旗 スイス
諸元
銃身 80口径長

口径 25x137mm
発射速度 520-620発/分
初速 1,335m/sAPDS
1,100m/s(HEI-T)
有効射程 3,000m
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概要編集

最初に開発されたKBAは、有名なアメリカ人の銃器設計者であるユージン・ストーナーの手によるものであった。作動方式はガス圧式、閉鎖方式は回転ボルト式。二方向装填方式であるので、異なる弾種を速やかに切り替えて使用できる。弾薬規格としては25x137mm弾が採用されたが、これはのちにアメリカチェーンガンであるM242 ブッシュマスター、およびガトリング砲であるGAU-12 イコライザーにも採用されて、デファクトスタンダードとなった。

KBAは車載用として用いられるほか、艦載用としてはエリコン社純正のGBMシリーズのマウントに加え、ブレーダ・メッカニカ・ブレシャーナ社製のコンパクト砲としても用いられる。このコンパクト砲システムは、マウザーMK 30 30mm機関砲向けのものとほぼ同一である。

また、1980年代初頭にKBAの改良型としてKBBが開発された。KBBでは、より強力な25x184mm弾が使用されており、弾頭重量・初速ともに増大している。車載用としての採用例はないが、トルコ海軍において、シー・ゼニスCIWSに組み込まれて採用されている。

また、これらとは別に、7砲身ガトリング砲モデルであるKBDも開発された。これは、弾薬込みで重量1,600kg、KBBと同じ25x184mm弾を使用しており、ミリアドCIWSに組み込まれているが、実際の配備はなされていない。なお、KBDは、エリコン社が初めて開発したガトリング砲であった。

搭載プラットフォーム編集


参考文献編集

  • Rheinmetall. “Oerlikon 25 mm Automatic Cannon KBA (PDF)” (英語). 2011年2月20日閲覧。
  • Norman Friedman (2006). The Naval Institute guide to world naval weapon systems. Naval Institute Press. ISBN 9781557502629. http://books.google.co.jp/books?id=4S3h8j_NEmkC 

関連項目編集