エリザベス・チェイス・“リジー”・オルセン(Elizabeth Chase "Lizzie" Olsen, 1989年2月16日[1] - )は、アメリカ合衆国女優

エリザベス・オルセン
Elizabeth Olsen
Elizabeth Olsen
2019年
本名 エリザベス・チェイス・オルセン
Elizabeth Chase Olsen
別名義 リジー・オルセン
Lizzie Olsen
生年月日 (1989-02-16) 1989年2月16日(35歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 168cm
職業 女優
活動期間 1994年 -
著名な家族 アシュレー・オルセン(姉)
メアリー=ケイト・オルセン(姉)
主な作品
映画
マーサ、あるいはマーシー・メイ
GODZILLA ゴジラ
アベンジャーズ』シリーズ
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
ウインド・リバー
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
テレビドラマ
Sorry for Your Loss
ワンダヴィジョン
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ファッションデザイナーのアシュレー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンは実姉である。愛称は「リジー」。

来歴

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カリフォルニア州ロサンゼルス出身。子供時代から姉のアシュレーとメアリー=ケイトの作品に出演し[2][3]、1993年にビデオ作品『Our First Video』でデビュー[4]。姉たちが出演していた『フルハウス』の撮影現場にもよく訪れていた[5]

子役としては活動を続けることなく学業に専念し、キャンベル・ホール・スクール英語版を2007年に卒業後、ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツ英語版アトランティック・シアター・カンパニー英語版に通っていた(2013年3月卒業)[6]

2011年、サンダンス映画祭で上映されたインデペンデント映画『サイレント・ハウス英語版』と『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で劇場映画デビューし、後者の作品で30の賞にノミネートされ、その内第37回ロサンゼルス映画批評家協会賞新人賞をはじめとする10の賞を受賞。

2014年、『GODZILLA ゴジラ』に出演。同年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』へのカメオ出演を経て、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)より「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」にワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役として参加している[5]

人物

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姉の手掛けるファッションブランド「エリザベス&ジェームズ」は、オルセンが由来になっている[7]

2012年から俳優のボイド・ホルブルックと交際し、婚約もしていたが、2015年に婚約を解消[5]

「身内贔屓」と言われることを嫌っており、「姉たちのおかげで仕事を得たことはない」と主張している[5]

Twitter等のSNSを利用しないことで知られていた[8]。しかし、2016年5月にInstagramを開設し、2019年5月時点で440万人のフォロワーがいた。2020年に元共演者のチャドウィック・ボーズマンが逝去した際、「追悼コメントを出さなかった」という理不尽な理由から炎上。誹謗中傷的なコメントが殺到してしまった。その後アカウントは突如削除されたが、上記の出来事がきっかけであるかは不明である。

フィルモグラフィ

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映画

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題名 役名 備考 吹替
1993
Our First Video
本人役 オリジナルビデオ
1994
The Adventures of Mary-Kate and Ashley: The Case of Thorn Mansion

How the West Was Fun
車の中の少女 テレビ映画
1995
The Adventures of Mary-Kate and Ashley: The Case of the Christmas Caper
本人役 オリジナルビデオ

The Adventures of Mary-Kate and Ashley: The Case of the Mystery Cruise
1996
The Adventures of Mary-Kate and Ashley: The Case of the U.S. Space Camp Mission
2011 マーサ、あるいはマーシー・メイ
Martha Marcy May Marlene
マーサ 木下紗華
サイレント・ハウス
Silent House
サラ (吹き替え版なし)

Peace, Love & Misunderstanding
ゾーイ
2012 レッド・ライト
Red Lights
サリー・オーウェン うえだ星子
恋するふたりの文学講座
Liberal Arts
ジビー・ホバーグ 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
2013 キル・ユア・ダーリン
Kill Your Darlings
イーディ・パーカー 渚兎奈
少女が大人に変わる夏
Very Good Girls
ジェリー (吹き替え版なし)
テレーズ 情欲に溺れて
In Secret
テレーズ・ラカン 日本劇場未公開
オールド・ボーイ
Oldboy
マリー・セバスチャン 山村響
2014 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
スカーレット・ウィッチ カメオ出演(クレジットなし) (台詞なし)
GODZILLA ゴジラ
Godzilla
エル・ブロディ[1] 波瑠
2015 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
Avengers: Age of Ultron
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ 行成とあ
アイ・ソー・ザ・ライト
I Saw the Light
オードリー・ウィリアムズ
2016 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
Captain America: Civil War
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ
2017 イングリッド -ネットストーカーの女-
Ingrid Goes West
テイラー・スローン 日本劇場未公開 伊藤静
ウインド・リバー
Wind River
ジェーン・バナー 行成とあ
さようなら、コダクローム
Kodachrome
ゾーイ・カーン Netflixオリジナル映画 宮島依里
2018 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ 行成とあ
2019 アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
2022 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
Doctor Strange in the Multiverse of Madness
2023 喪う
His Three Daughters
クリスティーナ Netflixオリジナル映画
兼製作総指揮
2024
The Assessment
ミア
TBA
Eternity
ジョーン ポストプロダクション

テレビシリーズ

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題名 役名 備考 吹替
1995 フルハウス
Full House
Girl with flowers 第8シーズン第24話「抱きしめて家族(後編)」
クレジットなし
2018-2019
Sorry for Your Loss
リー・ショウ 計20話出演
兼製作総指揮
2021 ワンダヴィジョン
WandaVision
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ Disney+オリジナル作品 行成とあ
2021-2022 マーベル・スタジオ アッセンブル
Marvel Studios: Assembled
本人 ドキュメンタリー
計2話出演
2022 サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
本人 Benedict Cumberbatch/Arcade Fire (吹き替え版なし)
2023 ラブ&デス
Love & Death
キャンディ・モンゴメリー ミニシリーズ
ホワット・イフ...?
What if…?
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ 声の出演
第2シーズン
行成とあ

脚注

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  1. ^ a b 野村宏平、冬門稔弐「2月16日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、50頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  2. ^ Elizabeth Olsen: 5 Things You Need to Know” (英語). ハリウッド・リポーター (2011年1月24日). 2011年10月24日閲覧。
  3. ^ Elizabeth Olsen, younger sister of Mary-Kate and Ashley, makes name for herself” (英語). エンターテインメント・ウィークリー (2010年9月3日). 2011年10月24日閲覧。
  4. ^ Elizabeth Olsen - Filmography by year” (英語). インターネット・ムービー・データベース. 2011年10月24日閲覧。
  5. ^ a b c d 子役スターではなく大人の女優へ エリザベス・オルセン”. YOMIURI ONLINE. 読売新聞. 2016年11月16日閲覧。
  6. ^ An Olsen Sister Finds a Spotlight All Her Own” (英語). ニューヨーク・タイムズ (2011年10月11日). 2011年10月24日閲覧。
  7. ^ Lizzie Olsen: Miss Independent”. マリ・クレール. 2015年11月10日閲覧。
  8. ^ エリザベス・オルセン、ソーシャルメディアをやらない理由とは?”. Hollywood News. 2016年11月16日閲覧。

外部リンク

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