エレファント・マン (戯曲)
イギリス、日本の演劇作品、アメリカのテレビドラマ番組
『エレファント・マン』 (The Elephant Man) は、19世紀イギリスに実在した人物、ジョゼフ・キャリー・メリックを題材とした演劇である。1977年初演。バーナード・ポメランス作。
概要 編集
1977年、イギリスのハムステッド劇場にて初演された。その後ブロードウェイに上陸。リッチモンド・クリンクレイとネル・ヌジェントによるプロデュース、ジャック・ホフシスによる演出で、ブース劇場にて1979年4月12日にプレビュー公演。1979年4月19日から1981年6月28日まで916回上演された。1979年度トニー賞最優秀演劇作品賞受賞作。
1980年、テレビ映画としてABC放映1時間30分。出演:フィリップ・アングリム、ケヴィン・コンウェイ、ペニー・フラー。作品自体高い評価を受けてプライムタイム・エミー賞 作品賞 (テレビ映画部門)にノミネートされた。
同じ年デヴィッド・リンチ監督により劇場映画化もされた。映画についてはエレファント・マン (映画)参照
主な登場人物 編集
- フレデリック・トリーブズ:外科医
- ジョン・メリック:エレファント・マンと呼ばれる青年。海外ではフィリップ・アングリム、ブルース・デイヴィソン、デヴィッド・ボウイ、マーク・ハミル、マックスウェル・コールフィールドが演じている。
- ケンドール夫人:舞台女優 他
日本語文献 編集
- バーナード・ポメランス『エレファント・マン』山崎正和訳、河出書房新社、1980年