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エンディ・チャベス

エンディ・デヘスス・チャベスEndy DeJesus Chávez, 1978年2月7日 - )は、ベネズエラカラボボ州バレンシア出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。現在はメキシカンリーグプエブラ・パロッツに所属。

エンディ・チャベス
Endy Chávez
プエブラ・パロッツ #7
Endy Chávez on April 24, 2012.jpg
ボルチモア・オリオールズ時代
(2012年4月24日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 カラボボ州バレンシア
生年月日 (1978-02-07) 1978年2月7日(40歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
170 lb =約77.1 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1996年 ドラフト外
初出場 2001年5月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ代表
WBC 2006年2009年

目次

経歴編集

メッツ傘下時代編集

1996年4月29日ニューヨーク・メッツと契約したチャベスはドミニカサマーリーグでプロとしてのキャリアをスタートさせる。この年は48試合に出場し打率.354であった。

1997年ルーキーリーグアパラチアンリーグキングスポート・メッツでプレー。

2000年にはアドバンストAで111試合に出場し打率.298、38盗塁の好成績を残す。オフの12月11日ルール5ドラフトカンザスシティ・ロイヤルズに指名され、移籍することとなる。

2001年シーズン開幕直前の3月20日ロースターを外れることになり、メッツへ返却される。

ロイヤルズ時代編集

2001年3月20日にマイナー一選手とのトレードで再度獲得した。このシーズンはAAで打率.298と好調であったため、5月29日にメジャーに初昇格する。しかし打率.208と壁に当たってしまい、AAAに降格される。ここでは打率.337を記録した。

メッツ復帰編集

2001年オフの12月20日にはウェーバー公示され、デトロイト・タイガースに移籍。

2002年2月1日に再度ウェーバーにかけられ、メッツに移籍した。

エクスポズ・ナショナルズ時代編集

2002年2月22日にまたしてもウェーバーにかけられモントリオール・エクスポズへと移籍することとなった。開幕はAAA級オタワでむかえたが5月7日にメジャーに昇格、だが打率.194と打撃不振のため5月25日に降格。再昇格はセプテンバー・コールアップまで機会はなかった。AAAのインターナショナルリーグでは103試合に出場し打率.343、21盗塁と活躍し、オールスターにも選出された。9月3日に再昇格後は打撃が好調で9月21日にはメジャー初本塁打を放った。最終的な打率は.296まで上げてシーズンを終えた[1]。守備面では35試合の出場にもかかわらず7補殺と強肩ぶりをみせた。

2003年2004年は打撃面では特筆すべき点はなかったが、それぞれ9補殺、2004年には32盗塁も記録した。

2005年ホセ・ギーエンの加入やライアン・チャーチの台頭などで開幕をAAA級でむかえる。5月3日に昇格したが7試合の出場機会しか与えられず、クラウディオ・バーガス故障者リストから復帰した11日には降格されるなど[2]、構想外となっていた。

フィリーズ時代編集

2005年5月14日マーロン・バードとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍する。しかし移籍したフィリーズにもケニー・ロフトンボビー・アブレイユパット・バレルといった強いレギュラー陣がいたため、ジェイソン・マイケルズと共に控えに甘んじ、先発出場は10試合にとどまった。オフの12月21日にFAとなった。

メッツ復帰編集

2005年12月22日にメッツとマイナー契約を結んだ。3度目のメッツ傘下入りとなった。

2006年開幕前の3月に第1回WBCベネズエラ代表に選出された[3]。シーズンでは開幕を控えの外野手としてむかえるが、クリフ・フロイドの故障やゼイビア・ネイディのトレードなどで出場機会が増え、133試合に出場する。規定打席には届かなかったものの打率.306を記録。外野の全ポジションを守り無失策、9補殺と、チームのナ・リーグ東地区優勝に貢献する。ロサンゼルス・ドジャースとのディビジョンシリーズでは全3試合に出場し打率.375を記録、チームは3勝0敗でドジャースを下した。

“ザ・キャッチ”編集

2006年、セントルイス・カージナルスとのリーグチャンピオンシップシリーズは、2勝3敗と王手をかけられた状態で本拠地シェイ・スタジアムに戻ってきた。第6戦は5人の投手の継投で勝利をおさめ、3勝3敗で第7戦をむかえる事となった。オリバー・ペレスジェフ・スーパンの先発ではじまったこの試合は1対1の緊迫した展開で6回をむかえた。ペレスがジム・エドモンズを四球で出した後、スコット・ローレンが大飛球を放った。明らかに本塁打になると思われた打球を、左翼を守っていたチャベスはジャンプしてキャッチした(動画[4]。最終的に試合はヤディアー・モリーナが9回に2ラン本塁打を打ち負けたが、チャベスいわく「捕れる可能性は10%くらいしかないと思った[5]」ほどの好プレーで、プレーオフ史上に残る大プレーとなった[6]

 
2007年

2007年サブメンバーとして開幕を迎えたが、ハムストリングの故障で2か月半も故障者リスト入りするなど[7]、71試合の出場にとどまった。12月にはウィンターリーグで足首とハムストリングを同時に怪我してしまったが[8]スプリング・トレーニングには間に合う見通しである[9]

2008年1月22日にメッツと総額4,475,000ドルの2年契約で合意した[10]

メッツ退団後編集

2008年12月10日にメッツ、シアトル・マリナーズクリーブランド・インディアンスの間で計12選手が移籍する三角トレードが成立し、アーロン・ハイルマンジェイソン・バルガスら計6選手と共にマリナーズへ移籍した[11]

2009年開幕前の3月に第2回WBCのベネズエラ代表に選出され[12]、2大会連続2度目の選出を果たした。シーズンでは開幕をメジャーで迎え、シーズン序盤胃潰瘍で故障者リスト入りしていたイチローが復帰するまでは1番打者として活躍。イチロー復帰後も下位打線や代走要員として活躍していたが、6月19日アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でレフトの守備に入った際にフェリペ・ロペスの放った飛球を追ってショートのユニエスキー・ベタンコートと交錯。右膝十字靱帯断裂の大怪我を負った。

 
マリナーズ時代

2010年2月15日テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ。同年は、前年の負傷の影響で出場は無かった。11月6日にFAとなったが、12月18日に再契約した。

2011年スーパー・サブとして復活を遂げ、打率.301を記録するなど2年連続リーグ優勝に貢献した。10月30日にFAとなった。12月18日ボルチモア・オリオールズと1年契約を結ぶ。

2012年10月29日にFAとなった。12月31日に古巣ロイヤルズとマイナー契約を結んだ。[13]

2013年3月22日に放出された。3月24日に古巣・マリナーズと契約。10月31日にFAとなった。

2014年1月23日にマリナーズとマイナー契約で再契約した[14]が、3月25日に放出された。3月26日に契約内容を変更し、マリナーズとマイナー契約で再契約した。開幕後はAAA級タコマ・レイニアーズで37試合に出場し、5月30日にマリナーズとメジャー契約を結んだ[15]

2015年3月31日に解雇となる。

マリナーズ退団後編集

2016年3月8日に独立リーグ・アトランティックリーグブリッジポート・ブルーフィッシュと契約。

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2001 KC 29 80 77 4 16 2 0 0 18 5 0 2 0 0 3 0 0 8 3 .208 .238 .234 .472
2002 MON
WSH
36 138 125 20 37 8 5 1 58 9 3 5 7 1 5 0 0 16 0 .296 .321 .464 .785
2003 141 526 483 66 121 25 5 5 171 47 18 7 9 3 31 3 0 59 7 .251 .294 .354 .648
2004 132 547 502 65 139 20 6 5 186 34 32 7 12 2 30 0 1 40 6 .277 .318 .371 .689
2005 7 12 9 2 2 1 0 0 3 1 0 1 0 0 3 0 0 1 1 .222 .417 .333 .750
PHI 91 118 107 17 23 3 3 0 32 10 2 1 7 0 4 0 0 13 2 .215 .243 .299 .542
'05計 98 130 116 19 25 4 3 0 35 11 2 2 7 0 7 0 0 14 3 .216 .260 .302 .562
2006 NYM 133 390 353 48 108 22 5 4 152 42 12 3 11 2 24 3 0 44 7 .306 .348 .431 .779
2007 71 165 150 20 43 7 2 1 57 17 5 2 5 1 9 0 0 16 5 .287 .325 .380 .705
2008 133 298 270 30 72 10 2 1 89 12 6 1 9 2 17 3 0 22 6 .267 .308 .330 .638
2009 SEA 54 182 161 17 44 3 1 2 55 13 9 1 5 2 14 1 0 22 4 .273 .328 .342 .669
2011 TEX 83 274 256 37 77 11 3 5 109 27 10 5 5 3 10 0 0 30 7 .301 .323 .426 .749
2012 BAL 64 169 158 15 32 6 0 2 44 12 3 2 4 0 6 1 1 24 2 .203 .236 .278 .515
2013 SEA 97 279 266 22 71 10 0 2 87 14 1 3 3 1 9 1 0 31 9 .267 .290 .327 .617
2014 80 258 232 22 64 12 2 2 86 23 5 2 9 2 15 0 0 30 2 .276 .317 .371 .688
MLB:13年 1151 3436 3149 385 849 140 34 30 1147 266 106 42 86 19 180 12 2 356 61 .270 .308 .364 .672
  • 2017年度シーズン終了時
  • MON(モントリオール・エクスポズ)は、2005年にWSH(ワシントン・ナショナルズ)に球団名を変更

代表歴編集

脚注編集

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  1. ^ Endy Chavez Batting Log - 2002”. The Baseball Cube. 2008年2月24日閲覧。
  2. ^ The Official Site of The Washington Nationals: Team: Transactions”. MLB.com. 2008年2月24日閲覧。
  3. ^ 2006 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月3日閲覧 [リンク切れ]
  4. ^ Chavez leaps into highlight reel”. mlb.com. 2008年2月24日閲覧。
  5. ^ Catch for the ages can't save Mets - Baseball”. NBC Sports msnbc.com. 2008年2月24日閲覧。
  6. ^ The Official Site of The New York Mets: Team: Player Information : Biography and Career Highlights”. mlb.com. 2008年2月24日閲覧。
  7. ^ Hamstring injury lands Chavez on DL; Valentin activated”. ESPN. 2008年2月24日閲覧。
  8. ^ Chavez injures ankle, hamstring in winter ball in Venezuela”. ESPN. 2008年2月24日閲覧。
  9. ^ Endy Chavez”. RotoWorld.com. 2008年2月24日閲覧。
  10. ^ Chavez agrees to two-year, $3.85M deal with Mets”. ESPN. 2008年2月24日閲覧。
  11. ^ Three-team blockbuster nets Mets Putz Mariners and Indians involved in 12-player Meetings deal”. mlb.com. 2008年12月11日閲覧。
  12. ^ 2009 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月3日閲覧 [リンク切れ]
  13. ^ http://www.mlbtraderumors.com/2012/12/royals-agree-to-sign-endy-chavez.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter Royals Sign Endy Chavez
  14. ^ Mariners sign outfielder Endy Chavez”. MLB.com Mariners Press Release (2014年1月23日). 2014年1月24日閲覧。
  15. ^ Mariners select OF Endy Chavez from Triple-A Tacoma”. MLB.com Mariners Press Release (2014年5月30日). 2014年5月31日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集