OASISひろば21

大分県大分市にある複合施設
オアシスひろば21から転送)

OASISひろば21(オアシスひろばにじゅういち)は、大分県大分市高砂町にある多目的複合施設である。1998年に完成した。高さ101.17mで、大分市で一番高いビル。

OASISひろば21
OASISひろば21
OASISひろば21(昭和通りから)
情報
用途 多目的複合施設
管理運営 大分県文化スポーツ振興財団
株式会社エフ・ティー・シー大分
構造形式 SRC造[1]
敷地面積 15,000 m²
延床面積 83,000 m²
階数 21階
高さ 101.17m
駐車台数 地下約300台、屋外約200台
開館開所 1998年
所在地 870-0029
大分県大分市高砂町2-50
(エフ・ティー・シー大分)
座標 北緯33度14分17秒 東経131度36分06秒 / 北緯33.23806度 東経131.60167度 / 33.23806; 131.60167 (OASISひろば21)座標: 北緯33度14分17秒 東経131度36分06秒 / 北緯33.23806度 東経131.60167度 / 33.23806; 131.60167 (OASISひろば21)
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OASISひろば21(ガレリア竹町側から)

概要 編集

ホール、ホテル、オフィスなどからなる多目的複合施設で、老朽化した大分県立芸術会館・旧NHK大分放送局などの代替として、旧大分県立病院跡地に1998年に完成した。OASISOita ASia International Squareの頭文字で、命名者は完成当時の大分県知事平松守彦。建物は財団法人大分県文化スポーツ振興財団と株式会社エフ・ティー・シー大分が管理している。年間来館者数は約180万人、年間公演数は約300件[2]

高さ101.17m、21階建てと、大分県内で最も高い建築物であり、大分市のランドマークとなっている。大分県立総合文化センター、オアシスタワー(ホテル・オフィス・商業施設)、NHK大分放送会館の構造的には独立した3つの部分から成るが、空間的には連結して一体的に利用されている。このうち、大分県立総合文化センターについては、「いいちこ」で有名な酒造メーカーの三和酒類が、5,000万円 / 年、5年契約で命名権を取得し、「iichiko 総合文化センター」と命名されている。

地下駐車場の入口近くには、かつてこの場所に県立病院があったことを示す「大分県病院兼医学校開設の地」、「大分県看護教育発祥の地」という2つの記念碑がある。当所への移転前にNHK大分放送局があった場所は、現在はNS大分ビルになっている。

主な施設 編集

※ 完成当時は1階にOBSラジオのサテライトスタジオ「パルテ」があったが、現在は花屋(日比谷花壇)になっている。

所在地 編集

  • 大分県文化スポーツ振興財団(iichiko総合文化センターの運営)
    • 〒870-0029 大分市高砂町2-33
  • NHK大分放送局(NHK大分放送会館の運用管理)
    • 〒870-8660 大分市高砂町2-36
  • エフ・ティー・シーホテル開発(大分オアシスタワーホテルの運営)
    • 〒870-0029 大分市高砂町2-48
  • エフ・ティー・シー大分(建物全体の管理)
    • 〒870-0029 大分市高砂町2-50

アクセス 編集

鉄道・徒歩 編集

大分市街地の中心部からは徒歩で10分~15分程度の若干離れた場所にあるが、大分駅から地下道とアーケード商店街セントポルタ中央町及びガレリア竹町)を通れば、雨天でもほぼ濡れずに通行が可能である。

国道197号を横切っている連絡通路の反対側にある「ソレイユ」はOASISひろば21と同時期に完成し連絡通路からそのまま出入りできるが、この建物の管理者は全国労働者共済生活協同組合連合会であり、OASISひろば21との直接的な関係はない。

路線バス 編集

NHK大分放送局正面玄関前に大分交通バスの「オアシスひろば前」停留所が、また、ガレリア竹町側に大分バスの「オアシス広場前(東側)」停留所がある。

脚注 編集

  1. ^ オアシスひろば21 梅林建設株式会社
  2. ^ テナント情報 オアシスひろば21

関連項目 編集

外部リンク 編集