オイゲン・フィンク

ドイツの哲学者 (1905-1975)

オイゲン・フィンク: Eugen Fink1905年12月11日 - 1975年7月25日)は、ドイツ哲学者である。

オイゲン・フィンク
人物情報
生誕 (1905-12-11) 1905年12月11日
ドイツの旗 ドイツ帝国
コンスタンツ
死没 1975年7月25日(1975-07-25)(69歳没)
ドイツの旗 ドイツ
フライブルク
出身校 フライブルク大学
学問
学派 現象学
観念論
研究分野 哲学
研究機関 フライブルク大学
指導教員 エトムント・フッサール
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経歴

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1905年にドイツの官吏の息子として生まれた。彼はカトリック司祭である叔父から初等教育を受けた。その後コンスタンツギムナジウムに進学し、特異な記憶力によってギムナジウムでも高い成績を修めた。1925年に卒業試験を突破。フィンクは初めのうちはミュンスター及びベルリン哲学歴史ドイツ語経済学について研究したが、のちにはフライブルクに移ってエトムント・フッサールのもとに学んだ。

思想

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フッサールの共同研究者であった彼は、代表的な現象学イデア論者であり、のちにはハイデガー研究者であった。彼は、宇宙的運動の表れとしての存在の問題に対して、自身その動きの参与者である人間として取りかかった。フィンクはこの哲学的問題を基本的問題(: Grundfragen)と呼んだが、この問題によって存在論的実践を通じて真の哲学が現れるとされている。

著作

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  • Vom Wesen des Enthusiasmus, Freiburg 1947
  • Nachdenkliches zur ontologischen Frühgeschichte von Raum - Zeit -Bewegung, Den Haag 1957
  • Alles und Nichts, Den Haag 1959
  • Spiel als Weltsymbol, Stuttgart 1960
  • Nietzsches Philosophie, Stuttgart 1960
  • Metaphysik und Tod, Stuttgart 1969
  • Heraklit. Seminar mit Martin Heidegger, Frankfurt/Main 1970
  • Erziehungswissenschaft und Lebenslehre, Freiburg 1970
  • Sein und Mensch. Vom Wesen der ontologischen Erfahrung, Freiburg 1977
  • Grundfragen der systematischen Pädagogik, Freiburg 1978
  • Grundphänomene des menschlichen Daseins, Freiburg 1979
  • Grundfragen der antiken Philosophie, Würzburg 1985
  • Welt und Endlichkeit, Würzburg 1990
  • Hegel, Frankfurt 2006 (2)

主な日本語訳された著作

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脚注

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外部リンク

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