メインメニューを開く
オオキヌハダトマヤタケ成菌

オオキヌハダトマヤタケ(大絹肌苫屋茸、Inocybe fastigiata, Inocybe fastigiata)とは、ハラタケ目ハラタケ科アセタケ属に属する毒キノコである。

解説編集

本種と近縁のアセタケ属には有毒成分のムスカリンを含む種が数種類[1]が知られているが、本種はその中でも含有量が突出して多く、強い毒性をもつ。アセタケ属のキノコは傘の中心が尖るという独特の外観をしており、簡単に判別がつく。ムスカリンの含有量はベニテングタケのおよそ100倍ともいわれ、一部では猛毒キノコに分類されることもある。夏から秋にかけ、ミズナラなどの広葉樹林に散生〜単性する。なお、本種による死亡例は今のところ報告されていないが、ムスカリン含有量の高さから誤食すると致死率が高いと考えられる。

中毒症状の強さと飲酒量に関連性があるとする報告がある[2]

名の由来編集

トマヤタケのトマヤ(苫屋)というのは、で葺いた家のことをさし、その特徴的な外観、色が苫葺の家に似ていることから命名された。アセタケ属の由来は、食べると多量の汗をかくことから。

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ シロトマヤタケ、クロトマヤタケ、キヌハダトマヤタケなど
  2. ^ 藤山洋一、内藤真礼生、中村信 ほか、飲酒量に応じて重篤化したキノコ中毒の症例 日本内科学会雑誌 2002年 91巻 7号 p.2189-2191, doi:10.2169/naika.91.2189

外部リンク編集