オックスフォード・ユナイテッドFC
オックスフォード・ユナイテッド・フットボール・クラブ(Oxford United Football Club)はイングランド、オックスフォードシャー州、オックスフォードを本拠地とするサッカークラブチームである。2022-23シーズンはフットボールリーグ1(3部相当)に所属。
オックスフォード・ユナイテッドFC | |||
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原語表記 | Oxford United Football Club | ||
愛称 |
The U's The Yellows | ||
クラブカラー | 青、黄 | ||
創設年 | 1893年 | ||
所属リーグ | フットボールリーグ | ||
所属ディビジョン | EFLリーグ1 | ||
ホームタウン | オックスフォード | ||
ホームスタジアム | Kassam Stadium | ||
収容人数 | 12,500 | ||
代表者 |
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監督 |
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公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
1893年にヘディングトン・ユナイテッドとして設立されたオックスフォード・ユナイテッドは、1960年に現在の名前を採用した。サザンフットボールリーグを制覇した後、1962年にフットボールリーグに加盟し1968年には2部リーグに昇格した。 1976年に降格した後、1984年から1986年にかけて1部リーグへの昇格を重ね、1986年にはリーグカップで優勝した。 しかし、UEFAがイングランドのクラブのヨーロッパ大会への出場を禁止していたため、1987年のUEFAカップに出場することができなかった。 1988年にトップリーグから降格したことで、18年間の低迷が始まり、2006年にはナショナルリーグに降格し、フットボールリーグから降格した初のメジャートロフィー獲得クラブとなった。 4シーズン後の2010年にプレーオフを経てリーグ2に復帰したオックスフォード・ユナイテッドは、2016年にリーグ2で2位になり、リーグ1への昇格を果たした。 ロン・アキントンはクラブ最多出場回数560回ジョン・シューカーはフットボールリーグ最多出場回数478回、ロンの弟グラハム・アキントンは最多ゴール107ゴールの記録を保持している。このクラブでプレーしている間、19人の選手が国際試合に出場している。 スウィングトン・タウンとレディングがライバルクラブである。
歴史編集
オックスフォード・ユナイテッドFCは1893年にヘディントンで結成され、1911年にサフィックス・ユナイテッドと合併しました。ヘディントンの聖アンドリュー教会のジョン・スコット=ターナー牧師と地元の医師ロバート・ヒッチングスによって、設立された。ヘディントン・ユナイテッドfcはヘディントン・クリケットクラブの選手たちが、冬季休暇中に体力を維持するためのサッカークラブでした。1913年にロンドン郊外のロードにあるウッテンズ・フィールドを購入したが、1920年の再開発によってクラブは移転を余儀なくされた。1925年にマナー・グラウンドを購入し、この施設は夏はクリケット施設として、冬にはサッカー施設として使用された。結成から6年後の1899年、ヘディントン・ユナイテッドは第一次世界大戦前までオックスフォードシャー地区2部リーグに所属しました。1921年には、オクソン・シニアリーグに加盟した。初年度は9-0の勝利を収めました。(8ゴールはP.ドリューイットによるもの)これは、オックスフォードユナイテッドの1試合に挙げた歴代最多得点です。1931年FAカップ予選に初出場しましたが8-2でハウンズ・fcに敗れた。この頃、クリッケットチームはホームを離れ、カウリーバラックスの近くにある施設に移った。アマチュアであったクラブが、プロサッカークラブへの転換が最初に検討されたのは1948‐49年シーズンのことでした。当時クラブの会長であったヴィック・クーリング氏はヘディントンfcがサザンリーグでプレイするために申請をした。1949年にプロリーグであるサザンリーグに加盟し、1950年にはイギリスサッカークラブ初となるナイター設備を導入した。当初はオレンジとブルーのシャツでプレイをしていたが、1957‐58年シーズンに現在の黄色のホームシャツに変更された。1960年ヘディントン・ユナイテッドはクラブの知名度を高めるためオックスフォード・ユナイテッドに改名した。 2年後の1962年、オックスフォードは2年連続でサザンリーグのタイトルを獲得し、4部チームのアクリントン・スタンレーが破産したことにより4部リーグに昇格した。その後2年連続で18位で終え、1965年には3部リーグに昇格した。また前年には、4部のクラブとしては初のFAカップの6回戦に進出した。
1982年、オックスフォードは3部リーグに所属していたが、バークレイズ銀行からの借金を返済できず閉鎖の危機に直面した。1983年4月、マクスウェルはオックスフォードと近隣のクラブであるレディングと合併して、テムズバレー・ロイヤルズという新クラブを設立し、ディスコットでプレーすることを提案した。両クラブのファンがこの決定に抗議をした結果、合併は中止された。さらにレティングの会長は退任し、合併に反対するものが後任に就任した。
オックスフォードは1985-86年1部リーグ最終節アーセナル戦を3-0で破りシーズン18位で終え降格を免れた。また、このシーズンは初めてフットボールリーグカップを制覇した。
名称変更編集
- 1893-1960 ヘディントン・ユナイテッドFC
- 1960-現在 オックスフォード・ユナイテッドFC
タイトル編集
国内タイトル編集
- サウザンリーグ:3回
- 1952-1953, 1960-1961, 1961-1962
- サウザンリーグカップ:2回
- 1952-1953, 1953-1954
- フットボールリーグ・ディヴィジョン2:1回
- 1984-1985
- フットボールリーグ・ディヴィジョン3:2回
- 1967-1968, 1983-1984
- フットボールリーグカップ:1回
- 1986
国際タイトル編集
- なし
過去の成績編集
シーズン | ディビジョン | FAカップ | リーグカップ | 欧州カップ / その他 | 最多得点者 | ||||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | 選手 | 得点数 | |||||
2008-09 | ナショナルリーグ | 46 | 24 | 10 | 12 | 71 | 51 | 77 | 7位 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 2回戦敗退 | |||
2009-10 | ナショナルリーグ | 44 | 25 | 11 | 8 | 64 | 31 | 86 | 3位 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 4回戦敗退 | |||
2010-11 | フットボールリーグ2 | 46 | 17 | 12 | 17 | 58 | 60 | 63 | 12位 | 1回戦敗退 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 1回戦敗退 | ||
2011-12 | フットボールリーグ2 | 46 | 17 | 17 | 12 | 59 | 48 | 68 | 9位 | 1回戦敗退 | 1回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 準決勝敗退 | ||
2012-13 | フットボールリーグ2 | 46 | 19 | 8 | 19 | 60 | 61 | 65 | 9位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 準々決勝敗退 | ||
2013-14 | フットボールリーグ2 | 46 | 16 | 14 | 16 | 53 | 50 | 62 | 8位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 2回戦敗退 | ||
2014-15 | フットボールリーグ2 | 46 | 15 | 16 | 15 | 49 | 48 | 61 | 13位 | 2回戦敗退 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 1回戦敗退 | ||
2015-16 | フットボールリーグ2 | 46 | 24 | 14 | 8 | 84 | 41 | 86 | 2位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 準優勝 | ||
2016-17 | EFLリーグ1 | 46 | 20 | 9 | 17 | 65 | 52 | 69 | 8位 | 5回戦敗退 | 2回戦敗退 | EFLトロフィー | 準優勝 | ||
2017-18 | EFLリーグ1 | 46 | 15 | 11 | 20 | 61 | 66 | 56 | 16位 | 1回戦敗退 | 1回戦敗退 | EFLトロフィー | 4回戦敗退 | ジェームズ・ヘンリー ウェス・トーマス |
11 |
2018-19 | EFLリーグ1 | 46 | 15 | 15 | 16 | 58 | 64 | 60 | 12位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | EFLトロフィー | 4回戦敗退 | ジェームズ・ヘンリー | 15 |
2019-20 | EFLリーグ1 | 35 | 17 | 9 | 9 | 61 | 37 | 60 | 4位 | 4回戦敗退 | 準々決勝敗退 | EFLトロフィー プレーオフ2020 |
2回戦敗退 準優勝 |
マティ・テイラー | 17 |
2020-21 | EFLリーグ1 | 46 | 22 | 8 | 16 | 77 | 56 | 74 | 6位 | 1回戦敗退 | 2回戦敗退 | EFLトロフィー プレーオフ2021 |
準決勝敗退 準決勝敗退 |
マティ・テイラー | 13 |
2021-22 | EFLリーグ1 | 46 | 22 | 10 | 14 | 82 | 59 | 76 | 8位 | 1回戦敗退 | 2回戦敗退 | EFLトロフィー | GS敗退 | マティ・テイラー | 22 |
2022-23 | EFLリーグ1 | 46 | 位 | EFLトロフィー |
歴代監督編集
名前 | 国 | 就任 | 退任 | 試合 | 勝ち | 分け | 負け | 勝率 % |
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ジム・スミス | 1982年3月1日 | 1985年6月11日 | 167 | 89 | 42 | 36 | 53.3 | |
モーリス・エヴァンス | 1985年6月11日 | 1988年3月26日 | 140 | 41 | 41 | 58 | 29.3 | |
マーク・ローレンソン | 1988年3月26日 | 1988年10月25日 | 23 | 4 | 8 | 11 | 17.4 | |
ブライアン・ホートン | 1988年10月25日 | 1993年8月27日 | 251 | 79 | 65 | 107 | 31.5 | |
モーリス・エヴァンス (暫定) | 1993年8月27日 | 1993年9月10日 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0.0 | |
デニス・スミス | 1993年9月10日 | 1997年12月24日 | 247 | 99 | 60 | 88 | 40.1 | |
マルコム・クロスビー (暫定) | 1997年12月24日 | 1998年1月24日 | 5 | 0 | 1 | 4 | 0.0 | |
マルコム・ショットン | 1998年1月24日 | 1999年10月25日 | 88 | 26 | 22 | 40 | 29.5 | |
ミッキー・ルイス (暫定) | 1999年10月25日 | 2000年2月2日 | 22 | 6 | 8 | 8 | 27.3 | |
デニス・スミス | 2000年2月3日 | 2000年10月2日 | 30 | 8 | 3 | 19 | 26.7 | |
マイク・フォード (暫定) | 2000年10月3日 | 2000年10月31日 | 6 | 0 | 1 | 5 | 0.0 | |
デイヴィッド・ケンプ | 2000年10月31日 | 2001年4月30日 | 31 | 7 | 3 | 21 | 22.6 | |
マイク・フォード (暫定) | 2001年5月1日 | 2001年5月8日 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0.0 | |
マーク・ライト | 2001年5月8日 | 2001年11月22日 | 22 | 4 | 7 | 11 | 18.2 | |
イアン・アトキンス | 2001年11月23日 | 2004年3月21日 | 122 | 47 | 35 | 40 | 38.5 | |
グラハム・リックス | 2004年3月22日 | 2004年11月14日 | 29 | 6 | 8 | 15 | 20.7 | |
ダレン・パターソン (暫定) | 2004年11月14日 | 2004年12月9日 | 3 | 1 | 0 | 2 | 33.3 | |
ラモン・ディアス | 2004年12月9日 | 2005年5月4日 | 25 | 10 | 7 | 8 | 40.0 | |
ブライアン・タルボット | 2005年5月6日 | 2006年3月14日 | 44 | 10 | 16 | 18 | 22.7 | |
ダレン・パターソン | 2006年3月14日 | 2006年3月22日 | 3 | 1 | 2 | 0 | 33.3 | |
ジム・スミス | 2006年3月22日 | 2007年11月9日 | 82 | 34 | 26 | 22 | 41.5 | |
ダレン・パターソン | 2007年11月9日 | 2008年11月30日 | 59 | 24 | 11 | 24 | 40.7 | |
ジム・スミス (暫定) | 2008年11月30日 | 2008年12月21日 | 4 | 2 | 2 | 0 | 50.0 | |
クリス・ワイルダー | 2008年12月21日 | 2014年1月26日 | 269 | 121 | 70 | 78 | 45.0 | |
ミッキー・ルイス (暫定) | 2014年1月26日 | 2014年3月22日 | 12 | 3 | 5 | 4 | 25.0 | |
ガリー・ワードック | 2014年3月22日 | 2014年7月4日 | 8 | 1 | 0 | 7 | 12.5 | |
マイケル・アップルトン | 2014年7月4日 | 2017年6月20日 | 173 | 78 | 46 | 49 | 45.1 | |
ペップ・クロテット | 2017年7月1日 | 2018年1月22日 | 36 | 12 | 10 | 14 | 33.3 | |
デレク・ファザッカーニー | 2018年1月22日 | 2018年3月22日 | 8 | 2 | 1 | 5 | 25.0 | |
カリー・ロビンソン | 2018年3月22日 | 195 | 80 | 52 | 63 | 41.0 |
歴代所属選手編集
- ロン・アトキンソン(1959-1971)
- ナイジェル・ウィンターバーン(1982-1983)
- ジョン・オルドリッジ(1984-1987)
- スティーブ・マクラーレン(1989-1992)
- イアン・ウォーカー(1990)
- アシュリー・バーンズ(2007)
- マイケル・デュベリー(2011-2013)