オテンキ

日本のお笑いコンビ

オテンキは、浅井企画に所属する日本のお笑いコンビ2001年7月結成。2021年8月までトリオで活動していた。

オテンキ
メンバー GO
のり
〈元メンバー〉
ジロ
江波戸邦昌
結成年 2001年
事務所 フリー
→ドリームアクション
SMA NEET Project
浅井企画
活動時期 2001年7月 - 2006年3月
(GO、のり、ジロ)
2006年6月頃 - 2021年8月
(GO、のり、江波戸)
2006年4月 - 不明、2021年8月 -
(GO、のり)
出会い 大学の同級生(GO、のり)
現在の活動状況 テレビ、ライブ、ラジオ
芸種 コント
ネタ作成者 GO
過去の代表番組 爆笑オンエアバトル
爆笑レッドカーペット
ザ・イロモネア
ほか
公式サイト 公式プロフィール
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メンバー 編集

GO(ゴー、 (1978-08-27) 1978年8月27日(45歳) - )一言(トリオの小ボケ)・ネタ作り担当。

本名 - 向後 和矢(こうご かずや)
東京都江戸川区出身。血液型B型正則学園高等学校東洋大学卒業。
柔道は高校1年生時に都大会に出場。2005年頃にはみちのくプロレス研修生だった。

のり (1979-02-27) 1979年2月27日(45歳) - )小ボケ(トリオの大ボケ)担当。

本名 - 齊藤 良徳(さいとう よしのり)
千葉県鴨川市出身。血液型O型。木更津総合高等学校、東洋大学卒業。兄2人に異母妹。喫煙者。
柔道五段[1]。中学校から大学まで柔道部に所属。高校時代は千葉県チャンピオン。伝統派空手も小学1年生から習っていて、小学6年時には組手の部で千葉県チャンピオンになった。極真空手も経験している。
GOと同じく、みちのくプロレス研修生だった。
21歳から2年間は浅草人力車引きのアルバイトをしており、5年のブランク後に再びお笑い芸人として活動[2][3]
既婚者。2019年3月に第1子が誕生。
実家が全焼した過去を持つ。
スウェーデン発祥の薪投げゲーム「クッブ英語版」(Kubb)の協会公認普及指導員である[4]。競技の面白さを広める活動を行っている[4]
2022年8月にはスウェーデンで開催されたKUBB(クッブ)世界大会にも出場。

元メンバー 編集

ジロ (1978-05-07) 1978年5月7日(45歳) - )ツッコミ担当。

本名 - 飯棲 英雄(いいずみ ひでお)
千葉県鴨川市出身。のりとは幼馴染であり、オテンキの結成初期メンバー。
2006年3月に脱退。

江波戸 邦昌(えばと くにまさ、 (1978-07-03) 1978年7月3日(45歳) - )ツッコミ担当。

東京都出身。A型。日本大学第一高等学校卒業。NSC東京校5期出身。
2006年6月頃に加入。オテンキのメンバー内では唯一本名で活動していた。
特技はアメリカンフットボール
かつてはお笑いグループ「ガスマスク」(渡辺隆(現錦鯉)とのコンビ)、「カウボーイズ」(2004年9月結成)のメンバーだった。なお、渡辺とは高校時代の同級生だった。
2021年8月3日、芸人を辞め事務所を退所することが発表された。今後は家業に従事する[5]
2022年のM-1グランプリ小仲くんとのユニット「さくら」で参加(2回戦には欠席)。プロフィールの職業欄には「会社員」と記載[6]

来歴・芸風 編集

GOとジロは大学時代に柔道の大会に優勝した際、大学の先輩を通じて知り合う。

結成は2001年7月。当初はフリーで活動し、その後にドリームアクション所属となる。その後はSMA NEET Projectへ移籍、2016年より浅井企画所属となった[注 1][8]

2006年3月にジロが脱退。同年6月頃に江波戸が加入。GO、のり、江波戸の3人での初舞台は、江波戸加入から2日後だった。それまで江波戸はGO、のりと面識は無かったという[9]

ネタは主にコント。GOがまとめ役となることが多く、のりの小ボケが多い。なお、お笑い番組『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)では「小ボケ先生」のネタを頻繁に披露していた。

同じコントネタであっても起承転結の転結部分が異なり、特に結の部分であるオチが完全に変化しているため見終えた時に異なる印象を受ける場合がある[注 2]。GOはショートネタによっては、役割通り「一言」で終わってしまうこともある。

2012年4月より、のりがラジオ番組レコメン!』(文化放送)のパーソナリティとなる。2021年8月に江波戸が脱退、GOとのりによるコンビとして活動することが浅井企画から発表された。なお、コロナが落ち着き次第「江波戸最後のツッコミ スペシャルライブ」を開催予定としていたが、2022年7月現在も開催されず、脱退前では2021年8月27日配信の『都会のトム&ソーヤぼくらの砦』スピンオフ「ジュリアスTV」第7回(ABEMA[10]、脱退後では2022年3月18日開催のライブ『左ハンドル』(東京・びーちぶ)が最後のトリオ出演となった(江波戸はサプライズ出演)[11]

2人組となって以降はツッコミ不在のコンビとなっており[12]、のりが進行を務めながらも、互いにボケを重ねるスタイルとなっている。

出演番組 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

  • レコメン!(文化放送、2012年4月2日 - 2023年3月22日) - のりのみ
  • Branding Hit TOKAI(FM AICHI、2014年4月1日 - ) - のりのみ
  • 柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0(政府広報)(2020年4月 - 、文化放送ほか) - のりのみ
  • オテンキのりのレコメン! 「ひとり組手」(文化放送、2020年3月31日 - 9月25日) - のりのみ 文化放送(半年間限定)
  • てるのりのワルノリ(文化放送、2023年4月1日 - ) - のりのみ

ウェブテレビ 編集

  • 週刊!NIPPONちびっこランド (2012年1月9日〜 フジテレビ無料動画サイト 見参楽 コーナー出演
  • ニコジョッキー杯 大喜利キング2013 (2012年4月13日開始 隔週金曜日、ニコジョッキー) - GOのみ
  • 本気の週末“具多具多(ぐだぐだ)” 〜FRIDAY SHOW〜(2016年6月10日 - 2017年1月13日、AbemaTV)全29回[13]
  • AV紳士 第3夜(2018年12月、ピクションシネマ)のりのみ
  • Mrs. GREEN APPLEファンクラブ動画コンテンツ「ガッツキミセス」MC-のりのみ
  • はだかいっかん! (Youtubeチャンネル) MC-のりのみ

CM 編集

DVD 編集

  • 1回やらせて! (2013年発売 発売元:コンテンツリーグ
  • 群雄割拠!SMAお笑いカーニバル - GOとのりのみ。
  • 群雄割拠!SMAお笑いカーニバル2
  • 群雄割拠!SMAお笑いカーニバル3
  • 伊集院光のばんぐみのでぃーぶいでぃー vol.1(2008年10月15日発売) ポニーキャニオン - GOとのりのみ。
  • 伊集院光のばんぐみのでぃーぶいでぃー vol.2(2008年11月19日発売)
  • 伊集院光のでぃーぶいでぃー 〜超難解 間違い探しの巻(2010年1月20日発売) - GOとのりのみ。
  • 伊集院光のでぃーぶいでぃー 〜しゃしん『伊』の巻(2010年2月17日発売) - GOのみ。
  • 伊集院光のでぃーぶいでぃー みんなでチカラをあわせていろいろつくってみようの巻(2010年3月17日発売)
  • 伊集院光のでぃーぶいでぃー 〜アクトレスが泣くのです選手権の巻(2009年9月16日発売) - GOとのりのみ。
  • 伊集院光のでぃーぶいでぃー 〜箱庭カウンセリングの巻(2009年10月21日発売)
  • 伊集院光のでぃーぶいでぃー 〜夢にときめけ仲間を疑え草野球芸人対抗連係プレー選手権の巻 (2009年11月18日発売)
  • 伊集院光のばらえてぃー だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻(2012年2月24日発売) - GOとのりのみ。
  • 伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻(2012年3月21日発売)
  • 伊集院光のばらえてぃー 体内時計でぴったんこの巻 - GOと江波戸のみ[注 4]
  • 伊集院光のばらえてぃー ラジオの魅力に迫りまSHOW!~投稿しNIGHT~の巻(2012年4月27日発売)
  • 伊集院光のばらえてぃー 裸・裸・裸フィッシングの巻(2012年5月25日発売)
  • 伊集院光のばらえてぃー ノンアルコールドミノ毒入りの巻(2012年6月29日発売)
  • ももクロChan DVD 決戦は金曜ごご6時キングレコード、2011年9月21日)
  • ももクロChan -Momoiro Clover Z Channel- 飛び出す 5色のジュブナイル(キングレコード、2012年7月11日)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ TV番組「伊集院光のてれび」放送時(2015年)はSMA所属であったが、2016年5月18日発売のBlu-ray Disc版「ありそうでない店名 チキンレース!/VRDK(ピュア編)」[7]の特典映像収録時にはフリーになっていた。
  2. ^ 2012年初旬に放送された『爆生レッドカーペット』と『オンバト+』でそれぞれ披露された温泉宿を舞台にしたコントなど。
  3. ^ 因みにオテンキのネタを見たのりの祖母の感想は「下品だねぇ」だった。
  4. ^ のりは特別出演となっている。特典映像にGOによる「GOちゃん道場猛稽古」が収められている。

出典 編集

  1. ^ オテンキのり [@otenkinori] (2023年3月24日). "柔道五段の賞状届きました!". X(旧Twitter)より2023年8月26日閲覧
  2. ^ 『お笑いポポロ』2010年2月号
  3. ^ "「お笑いやればいいのに!?」浅草を疾走する"世界一面白い人力車夫"を直撃!". 日刊サイゾー. サイゾー. 7 January 2010. 2018年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月8日閲覧
    「お笑いやればいいのに!?」浅草を疾走する"世界一面白い人力車夫"を直撃!”. エキサイトニュース. 日刊サイゾー (2010年1月7日). 2021年12月15日閲覧。
  4. ^ a b 河原塚達樹(日本クッブ協会副代表理事); オテンキのり(インタビュアー:榎並紀行(やじろべえ))「モルックにつづけ。薪投げスポーツ「クッブ」でオテンキのりが世界を目指す - インタビュー」『北欧カルチャーマガジン Fika(フィーカ)』、CINRA.NET、VOLVO、2021年12月14日https://fika.cinra.net/article/202112-kubb_sitkr2021年12月15日閲覧 
  5. ^ オテンキからのご報告”. 浅井企画 (2021年8月3日). 2021年8月4日閲覧。
  6. ^ コンビ情報/さくら”. M-1グランプリ2023公式サイト. M-1グランプリ事務局. 2023年12月30日閲覧。
  7. ^ 『伊集院光のてれび 完全版 〜ありそうでない店名 チキンレース!/VRDK(ピュア編)〜』(Blu-ray Disc)ポニーキャニオン、2016年5月18日。 
  8. ^ #145 牛乳とたくあんを一緒に食べると??”. オテンキのり オフィシャルブログ 「0から始める1000の知識」 (2016年5月24日). 2021年12月15日閲覧。 “オテンキごとですが浅井企画に移籍致しました。”
  9. ^ お笑いポポロ』2009年11月号、麻布台出版社、2009年10月7日。 
  10. ^ #7:ジュリアスTV+マチトムキャラクター図鑑”. ABEMA. 都会のトム&ソーヤ ぼくらの砦 (2021年8月27日). 2022年7月24日閲覧。
  11. ^ オテンキがGOとのりのコンビに、江波戸が芸人引退”. お笑いナタリー. ナターシャ (2021年8月4日). 2021年8月4日閲覧。
  12. ^ 8/18(水)コンビとなった新生オテンキのレコメン!GOさんの新しい名前は・・・?”. 文化放送 (2021年8月21日). 2022年7月24日閲覧。
  13. ^ 本気の週末“具多具多(ぐだぐだ)” 〜FRIDAY SHOW〜♯29 | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)”. AbemaTV. 2018年7月18日閲覧。
  14. ^ みんなのライブ配信「ふわっち」 2021年9⽉17⽇よりTBSテレビにて新CMを放送』(プレスリリース)A Inc.、2021年9月15日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000003993.html2021年12月15日閲覧 

外部リンク 編集

コンビ
GO
のり
江波戸