オバマを勝手に応援する会

オバマを勝手に応援する会(オバマをかってにおうえんするかい)は、「2008年アメリカ大統領選挙米民主党の候補として立候補し、当選したバラク・オバマと名前が同じである」として福井県小浜市の一部市民有志が結成した会である。当初はオバマ候補を勝手に応援する会であったが、2008年12月10日に名称変更された。

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概要編集

会のホームページによると、2006年にバラク・オバマ(当時上院議員)が訪日した際に、税関職員から「私、小浜の出身なんです」と声をかけられたことが結成のきっかけであるとしている。

2007年1月、当時の小浜市長であった村上利夫は「小浜市の名前を広めてくれたお礼」として礼状と小浜市の英語パンフレット、若狭塗の夫婦等をオバマへ送った。これに対して、オバマ(当時は民主党予備選候補)から礼状が来たり、大統領当選後、麻生太郎(当時首相)との電話会談で話題になったりしており、オバマ本人も小浜市のことを認知しているものとされる[1]

また、会から公認されたグッズとしてオバマの似顔絵をプリントしたTシャツ法被ハチマキなどが販売されている。なお、オバマのイラストは著作権登録されており、ホームページに「オバマ候補を勝手に応援する会が制作したロゴです。商品への転用はかたくお断りします」と記されている。

オバマの大統領就任式フラダンスを踊ることを目指していたが、実現しなかった。さらにオバマへの贈り物や口利きの取り次ぎを頼まれるなどしているが、会としては実際に取り次ぐ方法もなく困惑している状態である[1]

2009年11月、大統領就任後初のオバマ訪日に際し、会では大統領に会いたいと上京し、大統領と同じホテルに宿泊し機会を待ったが、直接の対面はかなわなかった。しかし、リムジンのガラス越しではあったが、4mほどの距離で2度も遭遇しており、大統領も通りすぎる車の中で後ろを振り返るほどの様子で手を振ってくれるなど、お互いに認知し合う間柄となった。そして、遭遇した10分後に行われたサントリーホールでの講演で、大統領の口から「I could not come here without sending my greetings and gratitude to the citizens of Obama, Japan」(私は、小浜市民の皆さんに、私のご挨拶と感謝の言葉を伝えることなくしては、ここに来ることはできませんでした[2])という言葉が飛び出した。小浜市とオバマを勝手に応援する会が、大統領に認知されている事を証明する、初めての公式な機会となった[3]

しかし、オバマが2014年4月23日から2泊3日の日程で訪日した際は、市長(松崎晃治)は特にアクションを行わず、また地元ニュースでも扱われず、地元紙である福井新聞も記事にしなかった。オバマを勝手に応援する会のホームページは、2011年7月を最後に更新されていない。[4]

脚注編集

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  1. ^ a b 朝日新聞 2009年1月25日朝刊
  2. ^ 日本語訳:米国大使館ホームページより
  3. ^ オバマ大統領との貴重な一瞬 小浜市民に感謝したい オバマを勝手に応援する会
  4. ^ オバマ来日も小浜市の歓迎熱は「すっかり冷めた」

関連項目編集

外部リンク編集