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ニコライ・ネヴレフ 『オプリーチニキ』

オプリーチニキロシア語:Опричники アプリーチュニキ ローマ字表記:Oprichniki)とは、イヴァン雷帝の直轄領オプリーチニナを治めるために集められた、ツァーリだけに忠実なエリート階級の親衛隊のこと。

オプリーチニキは階級を表す複数形でもあり、個人を表す単数形ではオプリーチニクОпричник アプリーチュニク ローマ字表記:Oprichnik)となる。

概要編集

オプリーチニキは、ボヤール(大貴族)以外にも士族タタールドイツ人リトアニア人、コサックなど家柄の良くない者や外国人もツァーリからオプリーチニクとして任命された。

彼らオプリーチニキの主な役割は要するに秘密警察であり、黒衣を着て黒馬に跨り、ツァーリの敵に噛み付くという意味の犬の頭、反逆者の掃討を意味する箒とを鞍に下げた。

オプリーチニキ隊員は国内において、ツァーリと対立していた貴族や、敵国と内通しているとされた都市の住民に対して殺戮を繰り広げ、マリュータ・スクラートフ1571年1月ノヴゴロドで行った虐殺は有名である。

だが、1572年にはツァーリによって過激すぎる活動が危険視され解散、その存在を抹消された。

とはいえ、オプリーチニキ隊員からは、ボリス・ゴドゥノフヴァシーリー・シュイスキーなど、のちにツァーリとなるものまで現れている。