オルタナティブ・ヒップホップ
オルタナティブ・ヒップホップ(Alternative hip hop)とは、ラップのジャンルの1つである。『オルタナティブ・ラップ』と呼ばれることもある。
Alternative hip hop | |
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様式的起源 | ヒップホップ, オルタナティブ・ロック, ジャズ, ファンク, レゲエ, エレクトロニカ, ポスト・パンク, サイケデリック・ミュージック, ラップ・ロック |
文化的起源 | 1980年代後半、アメリカ合衆国にて。 |
使用楽器 | ヴォーカル – ターンテーブル – サンプラー – キーボード – ギター – 弦楽器 |
サブジャンル | |
Jazz rap, abstract hip hop |
ヒップホップミュージックの中でも、古来の流派を一切含まないまったく新しい物を指す言葉で、ステレオタイプのラップ、例えばギャングスタ・ラップ等とは、音楽性の面で一線を画している。そのため、メジャーシーンで活躍する多くのラッパーと比べ、一風変わった独自の世界観を持った者が多い。つまり、シーンで台頭しているポップミュージックの要素などをあまり含まないのだが、それは、あくまで彼らの目標がヒップホップの限界を突破させ、独特な世界観を探求する所にあるからである[1]。代表的なアーティストに、フージーズなど。ムーブメント当初はヒップホップファンよりも、むしろオルタナティブ・ロックファンからの支持が大きかった。
分類されるアーティスト編集
出典編集
脚注編集
- ^ “A Guide to Hip-Hop Genres and Styles”. About.com. (2011年6月13日) 2011年8月9日閲覧。