オレオピテクス属(Oreopithecus)は、1365~725万年前(新生代中新世)にイタリアに生息していた、体長約70cmの類人猿の一種である。

オレオピテクス属
Oreopithecus bambolii 1.JPG
オレオピテクスの化石
分類
: サル目
亜目 : 直鼻亜目
下目 : 真猿型下目
: オレオピテクス属
学名
Oreopithecus

概要編集

イタリアトスカナ地方にあるバンボリ山の鮮新世の地層から出土した化石霊長類であり、1959年には全身骨格が発見された。名前は「山の猿」を意味する[1]。草食であったため犬歯が小さいが、手が長く、四肢の指が非常に発達しており、テナガザルに似ていた。骨盤の幅が広く、犬歯が小さいなど、ヒトと近い特徴が見られたため、かつては人類の祖先とされた[1]が、現在は偶然の類似だとして、人類との直接的関連は否定されている。

出典編集

  1. ^ a b 第2版,日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,世界大百科事典. “オレオピテクスとは” (日本語). コトバンク. 2020年11月16日閲覧。