オートリブ

スウェーデンの自動車用安全部品メーカー

オートリブ: Autoliv Inc.)は、エアバッグシートベルトチャイルドシートなど、自動車用安全部品を製造する企業。スウェーデンストックホルムに本社を置き(本社法人登記は米国デラウェア法で実施)、世界27カ国に現地法人を持つ。ナスダック・ストックホルムニューヨーク証券取引所上場企業。

Autoliv Inc.
市場情報 Nasdaq Nordic ALIV SDB, NYSEALV
業種 自動車部品メーカー ウィキデータを編集
設立 1956年 (68年前) (1956)
本社  スウェーデンストックホルム
主要人物
Jan Carlson (会長兼社長兼CEO)
製品 自動車用安全部品の製造
売上高 88億4200万ドル (2022年)[1]
営業利益
6億5900万ドル (2022年)[1]
従業員数
約69,100人
ウェブサイト www.autoliv.com

沿革

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オートリブの前身は1953年設立のLindblads Autoservice ABであり、自動車やトラクターの修理業からスタート、シートベルトの製造などへ事業を拡げ、1959年ドイツに進出、1968年に社名をオートリブに改称した。1980年に同じスウェーデンの電機大手エレクトロラックスに買収され子会社となるが、1994年に同社はオートリブの株式を売却し、株式上場企業となった。

同年に世界初のサイドエアバッグを同じスウェーデンの自動車大手ボルボと共同開発(ボルボ・850に搭載)[2]1997年アメリカ合衆国を本拠とするエアバッグ製造企業のMorton ASPと合併し、世界的企業へと成長、エアバッグの生産では世界最大手となっている[3]

2018年にエレクトロニクス事業をヴィオニアとして分割した[4]

日本法人

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オートリブ株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地   日本
222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目17番地6
代表者 代表取締役 ブラッドリー・ジェイ・ムーリー
資本金 4億9800万円
売上高 1221億2900万円
(2023年12月期)[5]
営業利益 56億8200万円
(2023年12月期)[5]
経常利益 49億5100万円
(2023年12月期)[5]
純利益 28億3600万円
(2023年12月期)[5]
純資産 124億7400万円
(2023年12月期)[5]
総資産 558億3500万円
(2023年12月期)[5]
決算期 12月31日
外部リンク https://www.autoliv.jp/
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日本法人「オートリブ株式会社」(Autoliv Japan Ltd.)は、横浜市港北区に本社を置く。このほかかすみがうら市厚木市武豊町東広島市に事業所を置く。日本法人は1987年5月、日系自動車メーカー向けの営業拠点として設立され、1988年にシートベルトの生産を開始、1998年にエアバッグの生産を開始、2019年にはエアバッグ・シートベルトの設計開発拠点としてつくば市に「ジャパンテクニカルセンターつくば」を新設した。

出典

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  1. ^ a b Financial Report Q4 2022” (PDF). 2023年3月29日閲覧。
  2. ^ 製品情報(What We Do):サイドエアバッグ”. オートリブ. 2018年1月1日閲覧。
  3. ^ Company History” (英語). オートリブ. 2017年1月10日閲覧。
  4. ^ オートリブ、電子部門のスピンオフ完了”. FrontLine (2018年7月13日). 2020年10月1日閲覧。
  5. ^ a b c d e f オートリブ株式会社 第23期決算公告

外部リンク

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