オーボ・アカデミー大学

フィンランドの大学

オーボ・アカデミー大学(オーボ・アカデミーだいがく、スウェーデン語: Åbo Akademi)は、フィンランドトゥルクにあり、スウェーデン語で教育が行われる大学。オーボとは、トゥルクにおけるスウェーデン語名称である。1918年に設立され、トゥルク市にある3つの大学(オーボ・アカデミー大学、トゥルク大学トゥルク経済学校)の中で最も古い。2004年現在、7,941人の学生と1,125人の職員が在籍する。キャンパスはトゥルクの他、ヴァーサヤコブスタードヘルシンキオーランド諸島にも構えられている。私立機関として設立した大学であるが、1981年に公立化した。

オーボ・アカデミー大学
Åbo Akademi
種別 公立
設立年 1918年
総長 Christoffer Taxell (chancellor)
学長 Jorma Mattinen (rector)
職員数
1,127
学生総数 7,941
所在地 フィンランド
トゥルク
キャンパス 都市部
コインブラ・グループ
公式サイト http://www.abo.fi
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1640年にトゥルクで設立し、後に1827年のトゥルク大火によりヘルシンキに移転した王立オーボ・アカデミー(現:ヘルシンキ大学)と混同しないように注意すること。

大学の規則により、北欧諸国出身でスウェーデン語を話さない入学志望者は、スウェーデン語のテストを受け、同語で支障無く学べる能力を持つことを証明する必要がある。一方、北欧諸国以外の出身の志望者は、試験の言語をスウェーデン語か英語から選ぶことができる。

組織 編集

加えて、以下の施設や共同プログラムを有する。

  • メディアシティ(ヴァーサ)
  • 言語センター
  • 生涯教育センター
  • 人権研究所
  • トゥルクPETセンター(トゥルク大学、トゥルク大学病院との共同機関)
  • トゥルク計算機科学センター(TUCS)(トゥルク大学等との共同機関)
  • トゥルク生物工学センター(トゥルク大学等との共同機関)

外部リンク 編集