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新春特番!!オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦!!』(しんしゅんとくばん!!オールスターばくしょうものまねこうはくうたがっせん!!)とは1987年度から1999年度にフジテレビで放送されたものまね番組年末年始特番である。

新春(年末)特番!!
オールスター爆笑ものまね
紅白歌合戦!!
ジャンル 特別番組(ものまねバラエティ番組
出演者 別項
オープニング一月一日」(1988年1月 - 1999年1月)
お正月」(1999年12月)
エンディング 同上
製作
プロデューサー 木村忠寛
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1988年1月1日 - 1999年12月30日
放送時間別項
放送分150分→144分→264分→234分→264分→234分→174分
回数13
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なお、最後回は年末特番であるため、『新春』の部分は『年末』となっていた。

概要 編集

1987年度正月に『ものまね王座決定戦』の年末年始版として1999年度まで13回にわたって放送された。翌年度からは『ものまね王座』と統合し『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル[1]のタイトルで放送され現在も放送されている。

2009年1月21日には当番組を収録した『オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦!!DVDスペシャル』が発売された。

放送日時 編集

放送年月日 放送曜日・時間(JST 備考
1988年1月1日 金曜 14:00 - 16:30 唯一のノンプライム
1989年1月3日 火曜 18:30 - 20:54[2] 18:30 - 18:35は予告番組
1990年1月2日
1991年1月3日 木曜 18:30 - 20:54
1992年1月3日 金曜 18:30 - 20:54[3]
1993年1月3日 日曜 18:30 - 20:54
1994年1月2日
1995年1月1日 日曜 18:00 - 21:24 18:00 - 18:05は予告番組
1996年1月2日 火曜 18:00 - 22:24[2]
1997年1月2日 木曜 18:00 - 21:54 ここから予告番組廃止
1998年1月2日 金曜 18:00 - 22:24
1999年1月2日 土曜 18:00 - 21:54
1999年12月30日 木曜 18:30 - 21:24

新春恒例特番『新春かくし芸大会』が存在していた関係上、1月1日に放送したのは初回の1988年と、1995年の2回しか無い[4]。また最終回は12月30日と、唯一年末に放送(従って1999年は2回放送)したが、これは翌12月31日から1月1日まで、『LOVE LOVE あいしてる』を母体にした大型年越し特番24時間まるごとライブ LOVE LOVE2000』が放送され、『かくし芸』が1月2日放送にずれたためである。

番組の流れ 編集

  • まず「春の海」をBGMに、正月イメージのバックに「新春正月特番」と書かれたタイトルが出され、提供クレジットの後CMとなる。
  • OPは、「ものまね王座」同様に暗いスタジオが映されると、バンド演奏のファンファーレと共に「新春正月特番」のテロップが出され(初期は無し)、ドラムロールと両軍司会のタイトルコール[5]の後に番組タイトルが表示されると、スタジオが明るくなり、番組テーマ曲「一月一日」(最終回は「お正月」)と共に両軍の出場者が入場、最後は両軍司会が入場(この間両軍司会・出場者・審査員のテロップと、両軍司会のナレーション入り)、皆が揃ったところで、「新年、あけまして、おめでとうございます!!」の挨拶[6]、その後は司会者や審査員の紹介となる。
  • 本戦は、両軍から1組の出場者がものまね(前年のものまね王座で披露したネタを披露することが多い)を披露、終わったところで審査員(各持ち点10点。合計100点)に審査する。ただし『ものまね王座』の様なトーナメント勝ち抜きでは無く、単に点数が加算されるため、(当然の事ながら)同点じゃんけんは無く、点数の多かった方が喜ぶ程度である。
  • 全出し物が終了したところで「結果発表」となり、ドラムロールと共に合計点が発表され、最終的に合計得点の多かったチームが優勝。頭上のくす玉が割れて、大量の紙吹雪紙テープ風船が舞う。そしてバンド演奏による「ユダス・マカベウス(見よ、勇者は帰る)」(ヘンデル作曲)と共に、優勝チームの司会者には優勝旗が授与され、更に優勝チーム全員には「お年玉」(内容不明)が贈られる。さらに最優秀個人賞(MVP)には「お年玉」(賞金50万円)と副賞としてハワイ旅行が贈呈される。
  • 最後は全員で「一月一日」(「お正月」)を歌うが、途中で『ものまね王座』同様、宇宙空間バックにハイライトシーンを流し、両軍司会のナレーションとスタッフのテロップで締める。

出演者 編集

紅組司会
白組司会

ほか

主な出場者 編集

ほか

審査員 編集

ほか

ご本人と一緒 編集

ご本人と一緒」(ごほんにんといっしょ)とは、当番組では欠かせないサプライズ的な企画であった。内容は出場者かわ物真似をしてい途中で物真似をされている本人が登場すると言うものである。

2022年9月29日にフジテレビで放送された『私のバカせまい史SP』によると、ゲストの第1号は1989年の特番でコロッケに物真似された美川憲一で、1990年は登場がなく、1991年の特番では清水アキラに物真似された青江三奈が初の日本人女性ゲストとして、ビジーフォーに物真似されたヘドバとダビデが初の外国人ゲストとして出場した[注 1]。好評によりご本人登場は以降も恒例となり、1994年の特番では美川が2度目の登場を果たすなど延べ11組が登場し[注 2]、1997年には史上最多となる27組が登場した。以後は漸減し、2020年の特番では本人の登場がゼロであった。

北島三郎野口五郎橋幸夫ピンクレディー柏原芳恵などと言った大物歌手海外アーティストも出演することがあり、1993年には藤圭子NYから番組出演の為に帰国して登場した。

前述の「私のバカせまい史SP」によると、本人の登場回数は2022年9月時点で延べ535回にのぼる。

「ご本人と一緒」は後に「ものまね珍坊」(清水アキラ・ビジーフォースペシャルらが出演)や後番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』でも実施されている。

当番組に出演した海外アーティスト 編集

ほか

脚注 編集

  1. ^ 2001年末までは『ものまね紅白歌合戦○○スペシャル』として放送。
  2. ^ a b 火曜ワイドスペシャル」扱いはされない。
  3. ^ 金曜ファミリーランド」扱いはされない。
  4. ^ 1995年の『かくし芸』は翌2日に放送された。
  5. ^ 「歌合戦!!」のみ観客も唱和していた。
  6. ^ 昭和天皇の病状悪化でこの挨拶が不謹慎とされた1989年の放送では、本番組は差し替えられることなくこの挨拶が使われた(他番組でははじめから別の言葉に置き換えたり、音声をカットする番組もあった)。なお、この時画面にもご挨拶のテロップが入る。
  7. ^ 原田はダチョウ倶楽部によるものまねのご本人ゲストで飛び入り参加。
  8. ^ a b c 本番組降板後、日本テレビの『ものまねバトル』に異動。但し研は『ものまねバトル』終了後、2009年9月29日の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』にご本人ゲストで出演(清水アキラがものまねを披露したため)。
  9. ^ 本番組降板後、日本テレビの『史上最高そっくり大賞(→ものまねバトル→ものまねグランプリ)』に異動。

注釈 編集


フジテレビ系列 年末年始ものまね番組
前番組 番組名 次番組

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