カエサル家 (ラテン語: Iulii Caesares) は、古代ローマの中の家族名(コグノーメン)のひとつ。ユリウス氏族に属する。

カエサルが戦地で鋳造したデナリウス銀貨。

由来編集

この名前の由来については、『ローマ皇帝群像』が、いくつかの説を挙げている。

いずれも初めてカエサルの名を得た人物に関するもので、

  • ベルベル系であるマウレタニア人の言葉で「カエサイ」と呼ばれていたゾウを倒したためそう呼ばれるようになったとするもの。
  • あるいはこの人物は母親の腹を「切り開いて」(caeso)生まれたからとするもの(帝王切開)。
  • 生まれた時から「豊かで長い髪」(caesaries)が生えていたためとするもの。
  • 「灰色の目」(oculi caesii)をしていたためとするもの。

以上4つの説を紹介している。

人物編集


末裔編集

現在のスイス領内に発祥したドイツ系貴族の家系であり、マリア・テレジアを輩出したハプスブルク家はカエサル家の末裔を自称している。

関連項目編集

参考文献編集

  • T. R. S. Broughton (1951, 1986). The Magistrates of the Roman Republic Vol.1. American Philological Association 
  • T. R. S. Broughton (1952). The Magistrates of the Roman Republic Vol.2. American Philological Association