カスパー・シュマイケル

カスパー・シュマイケル(Kasper Schmeichel, 1986年11月5日 - )は、デンマーク出身のサッカー選手プレミアリーグレスター・シティFC所属。ポジションはGKデンマーク代表

カスパー・シュマイケル Football pictogram.svg
20140904 - Kasper Schmeichel.jpg
2014年のシュマイケル
名前
本名 カスパー・ピーター・シュマイケル
Kasper Peter Schmeichel
ラテン文字 Kasper SCHMEICHEL
基本情報
国籍  デンマーク
生年月日 (1986-11-05) 1986年11月5日(35歳)
出身地 コペンハーゲン
身長 189cm
体重 89kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 レスター・シティFC
ポジション GK
背番号 1
利き足 右足
ユース
2000-2001 ポルトガルの旗 エストリル
2002-2005 イングランドの旗 マンチェスター・シティ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2005-2009 イングランドの旗 マンチェスター・シティ 8 (0)
2006 イングランドの旗 ダーリントン (loan) 4 (0)
2006 イングランドの旗 ベリー (loan) 29 (0)
2007 スコットランドの旗 フォルカーク (loan) 15 (0)
2007-2008 ウェールズの旗 カーディフ・シティ (loan) 14 (0)
2008 イングランドの旗 コヴェントリー・シティ (loan) 9 (0)
2009-2010 イングランドの旗 ノッツ・カウンティ 43 (0)
2010-2011 イングランドの旗 リーズ・ユナイテッド 37 (0)
2011- イングランドの旗 レスター・シティ 378 (0)
代表歴2
2004-2005  デンマーク U-19 8 (0)
2006  デンマーク U-20 1 (0)
2007-2008  デンマーク U-21 17 (0)
2013- デンマークの旗 デンマーク 74 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年7月13日現在。
2. 2021年9月19日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

デンマーク代表GKのピーター・シュマイケルは実父。

クラブ経歴編集

キャリア初期編集

父・ピータースポルティングCPに所属していた2000年、ポルトガルGDエストリル・プライアでキャリアをスタート。

2002年、父・ピーターのイングランド復帰と同時にマンチェスター・シティFCのユースへ移籍。トップチーム昇格後は下部リーグへのレンタル移籍を繰り返していたが、2007-08シーズン開幕前に、正GKアンドレーアス・イサクソンと、控えGKジョー・ハートが共に怪我で離脱したため、開幕戦のウェストハム・ユナイテッドFCでスタメン出場を果たし、0-2の完封で押さえスヴェン・ゴラン・エリクソン監督の期待に応える活躍を見せた。開幕後も一時期は正GKの座を掴んだが、その後ジョー・ハートにポジションを奪われた。

カーディフ・シティFCコヴェントリー・シティFCへのレンタル移籍を経て2009年8月、エリクソンが監督に就任したフットボールリーグ2(4部相当)のノッツ・カウンティへ移籍。翌2010年7月には、チャンピオンシップ(2部相当)所属のリーズ・ユナイテッドAFCに2年契約で移籍した。

レスター・シティ編集

2011年夏、チャンピオンシップ所属のレスター・シティFCに移籍し、レギュラーに定着。2013-14シーズンに優勝して、プレミアリーグに昇格。

2014-15 シーズンはプレミアリーグ残留に貢献すると、翌年の2015-16シーズンには、クラブ史上初の優勝に貢献[1]。同シーズンのデンマーク年間最優秀選手賞も受賞した[2]

2016-17シーズン、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントのセビージャ戦、1stレグではマンオブザマッチに選ばれた[3]。1stレグ、2ndレグ、いずれの試合でも相手のシュートを再三防ぎ、更に相手のPKを止める活躍を見せ、チームのベスト8進出に貢献した[4]、また同シーズンはチームのプレミアリーグ残留に貢献、レスターチーム内の最優秀選手賞、選手が選ぶ最優秀選手に選ばれた。2018-19シーズン中にはレスターでの300試合出場を達成した。  

2018年8月31日、新たに2023年までとなる5年の契約に署名した[5]。 2019-20シーズン、10月25日に行われた第10節サウサンプトン戦にて9-0のプレミアリーグ最多得点での勝利し、父ピーターがマンチェスター・ユナイテッド時代の1995年3月、イプスウィッチ戦で9-0と勝利した最多得点記録の試合と並び、親子2世代でプレミアリーグ最多得点試合でGKとしてプレーしたこととなった[6]。リーグ戦全試合にフル出場し、リーグ第3位となるクリンシート13試合を記録[7]UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。

2020-21シーズン、5月15日に行われたFAカップ決勝チェルシー戦では二度の決定機を好セーブで防ぐなどの活躍を見せ、レスターの50年ぶりとなるFAカップ優勝に貢献した[8]

2021-22シーズン、引退を表明したウェズ・モーガンに代わり、新たにチームの新主将として任命された[9]

個人成績編集

2021年9月11日現在[10]

クラブ編集

所属クラブ シーズン リーグ FAカップ EFLカップ UCL UEL その他 合計
ディビジョン 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
マンチェスター・シティ 2005–06 プレミアリーグ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2006–07 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2007–08 7 0 0 0 0 0 0 0 7 0
2008–09 1 0 0 0 1 0 1 0 3 0
合計 8 0 0 0 1 0 1 0 10 0
ダーリントン 2005–06 リーグ2 4 0 0 0 0 0 0 0 4 0
ベリー 2005–06 15 0 0 0 0 0 0 0 15 0
2006–07 14 0 0 0 0 0 0 0 14 0
フォルカーク 2006–07 スコティッシュ・プレミアリーグ 15 0 1 0 1 0 0 0 17 0
カーディフ・シティ 2007–08 チャンピオンシップ 14 0 0 0 0 0 0 0 14 0
コヴェントリー・シティ 2007–08 9 0 0 0 0 0 0 0 9 0
ノッツ・カウンティ 2009–10 リーグ2 43 0 5 0 0 0 1 0 49 0
リーズ・ユナイテッド 2010–11 チャンピオンシップ 37 0 2 0 1 0 0 0 40 0
レスター・シティ 2011–12 チャンピオンシップ 46 0 5 0 1 0 0 0 52 0
2012–13 46 0 3 0 2 0 2 0 53 0
2013–14 46 0 1 0 4 0 0 0 51 0
2014–15 プレミアリーグ 24 0 0 0 0 0 0 0 24 0
2015–16 38 0 2 0 0 0 0 0 40 0
2016–17 30 0 2 0 0 0 9 0 0 0 41 0
2017–18 33 0 2 0 0 0 0 0 35 0
2018–19 38 0 0 0 0 0 0 0 38 0
2019–20 38 0 2 0 4 0 0 0 43 0
2020–21 38 0 4 0 0 0 6 0 0 0 48 0
2021–22 3 0 0 0 0 0 0 0 1 0 4 0
合計 380 0 21 0 11 0 9 0 6 0 4 0 430 0
通算 539 0 29 0 14 0 9 0 6 0 5 0 602 0

代表編集

2021年9月11日現在[10]
代表国 出場 得点
  デンマーク 2013 2 0
2014 7 0
2015 9 0
2016 6 0
2017 7 0
2018 12 0
2019 10 0
2020 7 0
2021 14 0
通算 74 0

代表経歴編集

年代別のデンマーク代表にも招集された経験がある。2012年5月26日に行われたブラジル戦で負傷したトーマス・セーレンセンが回復の目処が立たないため、同月29日にUEFA EURO 2012のエントリーメンバーに代替招集された。2013年2月16日に行われたマケドニア代表との親善試合で先発出場し代表デビューを果たした。

2016年6月にはキリンカップに招聘され、来日を果たしている[11]

2018 FIFAワールドカップではグループリーグ全3試合で先発し好セーブを見せ、決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では1-1で迎えた延長後半終了間際にルカ・モドリッチのPKをストップ。PK戦でもクロアチアのPK2本をストップしたが、デンマーク側3人がPKを止められ、デンマークはワールドカップで1998年以来のベスト8入りを逃した。この試合のMOMにはシュマイケルが選ばれた[12]

2021年、UEFA EURO 2020、チームの準決勝進出の立役者の一人となり[13]、準決勝のイングランド戦では数度の好セーブを見せたが、延長戦の末に敗れ、チームは1992年以来の決勝進出は出来なかった[14]

タイトル編集

クラブ編集

ノッツ・カウンティ
レスターシティ

個人編集

  • デンマーク年間最優秀選手賞 (1):2016、2017、2019、2020
  • PFAチームオブザイヤー:2009-10 (リーグ2)、2012–13 (チャンピオンシップ)、2013–14 (チャンピオンシップ)
  • レスター・シティ最優秀選手:2011-12、2016–17
  • レスター・シティ選手選出最優秀選手:2011–12、2016 –17
  • レスター・シティファンクラブ選出最優秀選手:2011–12
  • FIFAベストゴールキーパー賞 第3位 2018

脚注編集

  1. ^ 岡崎所属のレスターが奇跡の初優勝!クラブ創立133年目で歴史的快挙達成 - サッカーキング 2016年5月3日
  2. ^ レスター守護神シュマイケル、デンマーク年間最優秀選手賞を受賞 - サッカーキング 2016年6月23日
  3. ^ “Jamie Vardy broke his recent goal-drought to give Leicester an away goal and keep alive their hopes of reaching the last eight of the Champions League despite a narrow first-leg defeat away to Sevilla.”. BBC. (22 feb 2017). http://www.bbc.co.uk/sport/football/39043648 19 May 2017閲覧。 
  4. ^ “Kasper Schmeichel’s Champions League brilliance confirms his rise to the elite”. The Guardian. (2017年3月15日). https://www.theguardian.com/football/blog/2017/mar/15/kasper-schmeichel-champions-league-leicester-steven-nzonzi 2017年3月15日閲覧。 
  5. ^ “Kasper Schmeichel Signs New Leicester City Contract”. (2021年8月31日). https://www.lcfc.com/news/839588/kasper-schmeichel-signs-new-leicester-city-contract/press-release 2021年9月11日閲覧。 
  6. ^ レスターGK、親子2代で「9-0」勝利を経験。一方サウサンプトンGKも親子で-Football Channel 2019.10.25
  7. ^ レスター、20/21予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。シュマイケル、ヴァーディらベテランは健在も負傷者多数のピンチ”. www.footballchannel (2020年9月14日). 2020年9月15日閲覧。
  8. ^ 親子で通算4度目のFA杯制覇…GKシュマイケル「子どもの頃から夢見ていた」”. サッカーキング (2021年5月16日). 2021年5月17日閲覧。
  9. ^ . (2021年8月18日). https://sport.news.am/eng/news/124479/leicester-city-have-new-captain.html+2021年9月11日閲覧。 
  10. ^ a b “Kasper Schmeichel”. https://www.national-football-teams.com/player/51068/Kasper_Schmeichel.html 2021年9月11日閲覧。 
  11. ^ 岡崎の同僚、デンマーク代表GKシュマイケルが来日 - サッカーダイジェストWeb - 2016年6月2日
  12. ^ 守護神シュマイケルがMOM! クロアチアに敗れるも、3本のPKをストップ - サッカーキング 2018年7月2日
  13. ^ 親子2代でのEURO制覇も見えてきた デンマークの絶対的守護神が見据える偉業”. ザワールド. 2021年7月8日閲覧。
  14. ^ イングランド、初失点も同国初の決勝進出! 快進撃のデンマークは延長戦の末敗退”. サッカーキング (2021年7月8日). 2021年7月8日閲覧。

外部リンク編集