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カスミザクラ (霞桜 学名Cerasus leveilleana ( Koehne ) H.Ohba, 2001) (Synonym : Prunus verecunda (Koidz.) Koehne, 1912)[1]バラ科サクラ属の植物。の野生種の一種。花柄に短い毛が生えているためにケヤマザクラなどとも呼ばれる。命名の由来は遠くから見たこの樹の様子が霞のように見えることからきている。

カスミザクラ
Cerasus leveileana (Koehne) H.Ohba, in Ikawa, Akita.jpg
カスミザクラ(秋田県井川町、日本国花苑)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Cerasus
: カスミザクラ
学名
Cerasus leveilleana ( Koehne ) H.Ohba, 2001
和名
カスミザクラ (霞桜)

分類編集

サクラの属名は日本では長いことPrunus、和名ではスモモ属とする分類が主流だったが、昨今の研究ではCerasus(サクラ属)とするものがある。日本では前者、分けてもサクラ亜属(subg. Cerasus)とするものが多かったが、近年は後者が増えてきているしかしCerasusとすることで決着した訳ではない。

特徴編集

樹高は15mから20m程度の落葉高木であり、大きいものは20mを超える。葉は卵型で基部が若干細く、葉と葉柄に毛が多くある。葉の裏面は光沢を帯びる。ヤマザクラよりも標高の高い位置に生えている場合が多いが本州中部においては分布域の下部でヤマザクラの分布と重なる。
花はヤマザクラに似ているが、大きさがやや小さく、白色でわずかに紅を帯びる個体もある。花弁は5枚で丸く先端が切れ込み、雄蕊は40本ある。花の開花が若干遅く、本州中部の平野部では4月中旬から4月下旬、標高の高い地域や東北地方では遅く5月頭頃に満開期を迎える。葉の展開と開花が同時な点はヤマザクラと一緒だが、展開時期に葉が赤色を帯びず新緑色になることが相違点である。
北海道本州四国にかけて分布しており、朝鮮半島や中国にも分布している。

脚注編集

外部リンク編集