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カツサンドかつサンドは、カツレツ(主に豚カツ)をパンで挟んだサンドイッチで、材料調理のバリエーションが多く存在する(後述)。

カツサンド
KatsuSando6515.jpg
カツサンドの参考画像
種類 サンドイッチ
発祥地 日本の旗 日本
地域 東京
誕生時期 昭和10年(1935年
主な材料 食パン、とんかつ
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価格や量が手頃である事から、手間をかけずに食べられる軽食弁当ともされ、東京駅駅弁羽田空港空弁ともなっている。

目次

歴史編集

カツサンドは、1935年昭和10年)に東京上野のとんかつ店井泉女将(当時)である石坂登喜が発案したとされ、正式には「かつサンド」と呼ぶものであった。当時の井泉は花柳界芸者衆がよく利用していたため、口紅が取れずに食べられるよう小さなパンを特注して作っており、またで切ることのできる、肉を丁寧に叩いた柔らかいカツを売り物にしていた[1]

製法編集

 
かつサンド(丸政

典型的なカツサンドは、食パンに豚カツを挟み、長方形三角形に切り分けられて供される。味付けはとんかつソースで、からしも用いられる。パンはトーストする場合としない場合がある。千切りのキャベツが一緒に挟まれることも多い。

東京では表参道本店のある「まい泉(井泉参照)」の「ヒレかつサンド」や、秋葉原に本店がある「肉の万世」の「万かつサンド」が知られており、テレビ番組や映画撮影のロケ弁として取り上げられることも少なくない。まい泉のカツサンドはヒレカツ、肉の万世の万かつサンドにはロースカツが使われている。

カツサンドは、他のカツ料理と同じく「試験や勝負に勝つ」として食べられる事もある。

カツサンドの種類編集

 
コッペパンチキンカツ
使用した製品

食パン以外のパンを使用するもの、牛カツチキンカツなどを使用するもの、味付けを変えたもの、他に野菜なども使用するものなど種類が多く、地域による差異もある。

青森県では、コッペパンにチキンカツをはさんだものが「カツサンド」として定着している[注釈 1]

名古屋市とその周辺では「味噌カツサンド」が各所で販売されており、ウスターソースを使用したものは「ソースカツサンド」と呼ぶ事がある。

関西では牛カツを使用したカツサンドも多く、豚カツを使ったものは「豚カツサンド」と呼ぶ事もある。味付けを変えた「油味噌かつサンド」を販売している。

アメリカインディアナ州には、豚ヒレ肉のカツをバンズに挟んだサンドイッチ(Pork tenderloin sandwich)が存在する。丸型のバンズを用いたカツサンドは日本でもハンバーガーショップなどで販売されており、豚カツ以外にチキンカツメンチカツエビカツなども使用される。

脚注編集

参考文献編集

  • 菊地武顕『あのメニューが生まれた店』平凡社、2013年11月。ISBN 978-4582634860

関連項目編集