カナナスキス
カナナスキス (Kananaskis) は、カナダ・アルバータ州にある開発推進地区(地方自治体の一種)。カルガリーの西、ロッキー山脈の裾野に位置する地域である。
カナナスキス Kananaskis | |
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Kananaskis Improvement District | |
カナナスキス・カントリー | |
座標:北緯50度36分 西経114度54分 / 北緯50.6度 西経114.9度座標: 北緯50度36分 西経114度54分 / 北緯50.6度 西経114.9度 | |
国 | カナダ |
州 | アルバータ州 |
行政区 | 第15地区 |
設立[1] | 1983年1月1日 |
改称 | 1996年4月1日 |
面積 (2021)[2] | |
• 陸地 | 4,203.24 km2 |
人口 (2021)[2] | |
• 合計 | 156人 |
• 密度 | 0人/km2 |
等時帯 | UTC-7 (MST) |
• 夏時間 | UTC-6 (MDT) |
ウェブサイト | kananaskisid.ca |
この地域一帯は「カナナスキス・カントリー」という名で呼ばれ、アルバータ州政府によって林業、天然ガス田や油田探索、牧畜、観光、レクリエーションなどの目的で使用されてきた[3]。
行政府はカナナスキス・ビレッジにおかれている[1][4]。
特徴
編集カナナスキスは、ロッキー山脈の東麓に位置し、環境保護を意識して計画的に開発されたオールシーズン・リゾートとして知られる。夏はゴルフ、ハイキング、乗馬、冬はダウンヒル、クロスカントリースキー、スノーモービルといったさまざまなアウトドア・スポーツが楽しめる。
また、カナナスキスは、カルガリーオリンピックのアルペン競技(リゾート内のナキスカ・スキー場)や第28回主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)の舞台となった。2025年開催の第51回先進国首脳会議もカナナスキスで開催されることが発表になっている[5]。
沿革
編集- 1988年 - カルガリーオリンピックのアルペン競技がおこなわれる
- 2002年 - 第28回主要国首脳会議がおこなわれる
- 2025年 - 第51回主要国首脳会議がおこなわれる予定と発表されている
交通
編集- トランスカナダハイウェイ(州道1号線)の南約26km、マウント・アラン・ドライブとセンテニアル・ドライブ経由で州道40号線(カナナスキス・トレイル)の西3kmの距離に、カナナスキス・ビレッジは位置する。
脚注
編集- ^ a b “Kananaskis Improvement District – Municipal Profile”. Alberta Municipal Affairs (2012年1月20日). 2012年1月20日閲覧。
- ^ a b “Population and dwelling counts: Canada, provinces and territories, and census subdivisions (municipalities)”. Statistics Canada (February 9, 2022). February 9, 2022閲覧。
- ^ “Introducing the Kananaskis Improvement District”. Kananaskis Improvement District. 2011年5月3日閲覧。
- ^ “Contacts”. Kananaskis Improvement District. 2011年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年5月3日閲覧。
- ^ “Next G7 leaders' summit to be held in Kananaskis, Alta.”. CBC. 2024年6月17日閲覧。