カマ川

ロシアを流れるヴォルガ川の支流

カマ川(カマがわ、ロシア語: Ка́маウドムルト語: Кам)、チュマン川(チュマンがわ、タタール語: Чулман)は、ロシアで、ヴォルガ川の支流。ウラル山脈の西側に発し、かつてはヨーロッパ・ロシアからシベリアへの交易のための水路として使われていた。

カマ川
カマ川 2006年7月2日撮影
ペルミ付近
水系 ヴォルガ川
延長 1,805 km
平均流量 -- m3/s
流域面積 507,000 km2
水源 ロシア・ウドムルト共和国
水源の標高 -- m
河口・合流先 ロシア・タタールスタン共和国
流域 ロシアの旗 ロシア
テンプレートを表示

源流はウドムルト共和国にあり、東に流れ、ペルミ地方に入り南、西と向きを変え、再度ウドムルト共和国に入り、タタールスタン共和国でヴォルガ川と合流する。合流点付近一帯にヴォルガ=カマ自然保護区英語版があり、2005年にユネスコ生物圏保護区に指定された[1]

主な支流は上流から順にコーサ川ヴィシェラ川チュソヴァヤ川スィルヴァ川ベラヤ川イク川イジ川ザイ川ヴャトカ川ミョシャ川。流域の主な都市にソリカムスクベレズニキペルミサラプルエラブガナーベレジヌイェ・チェルヌイがある。

ヴォルガ川水系

脚注

編集
  1. ^ Great Volzhsko-Kamsky Biosphere Reserve, Russian Federation” (英語). UNESCO (2019年7月). 2023年3月11日閲覧。

外部リンク

編集