Z200(ゼットにひゃく)は、川崎重工業(オートバイ製造事業部、現・カワサキモータース)が製造販売していたオートバイ

基本情報
排気量クラス 軽二輪
エンジン 198 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 66 mm × 58 mm / 9.0:1
最高出力 18ps/8,000rpm
最大トルク 1.68 kg-m/7000rpm
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概要 編集

1970年代後半から1980年頃まで販売されていたオートバイ。排気量198ccの空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒エンジン、前輪にワイヤー(メカニカル)式シングルディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキを装備する極めてシンプルなモデルである。当時の単気筒では最大排気量。車体カラーは青メタリック、黒メタリック。その他、シルバーメタリック、赤メタリックがある。1980年のカタログ価格は240,000円。シンプルな車体と軽量な車重から初心者や女性ライダー向けともカタログにうたわれていた。実際には、当車種をターゲットとしていた初心者や女性ライダーではなく、単気筒エンジン独特のテイスト(味わい)を好む男性ライダーたちに支持された。

数度マイナーチェンジを繰り返した後、1980年に排気量が246ccにアップ(のち249ccにアップ)された、後継のモデルZ250FSにバトンタッチした。

現在では個体数も少なく、レア車として扱われている。

参考文献 編集

  • 『モーターサイクリスト』1982年10月号臨時増刊「国産モーターサイクルのあゆみ・パート3」

外部リンク 編集