カンデー・ラーオ・ガーイクワード

カンデー・ラーオ・ガーイクワード(Khande Rao Gaekwad, 1828年 - 1870年11月28日)は、西インドグジャラート地方ガーイクワード家の当主およびヴァドーダラー藩王国の君主(在位:1856年 - 1870年)。

カンデー・ラーオ・ガーイクワード
Khande Rao Gaekwad
ガーイクワード家当主
ヴァドーダラー藩王
カンデー・ラーオ・ガーイクワード
在位 1856年 - 1870年
戴冠式 1856年12月12日
別号 マハーラージャ

出生 1828年
ヴァドーダラー
死去 1870年11月28日
ヴァドーダラー
子女 サヤージー・ラーオ・ガーイクワード3世(養子)
家名 ガーイクワード家
父親 サヤージー・ラーオ・ガーイクワード2世
宗教 ヒンドゥー教
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生涯 編集

1828年サヤージー・ラーオ・ガーイクワード2世の三男として生まれた[1]

1856年11月19日、兄のガナパト・ラーオ・ガーイクワードが死亡し、弟のカンデー・ラーオが当主位および藩王位を継承した[1]

1870年11月28日、カンデー・ラーオは死亡し、弟のマルハール・ラーオ・ガーイクワードが当主位および藩王位を継承した[1]

人物 編集

カンデー・ラーオは無類の宝石好きであり、19世紀の最も著名なコレクターのひとりでもあった。コレクションには129カラットブラジルダイヤモンド「スター・オブ・ザ・サウス」や78.53カラットの「イングリッシュ・ドレスデン」などが知られている。

2007年4月25日、カンデー・ラーオのコレクションのひとつ「バローダ・パール」がニューヨークの宝石オークションに出品され、709万6千米ドルという天然真珠としては過去最高の価格で落札された。

出典・脚注 編集

関連項目 編集