カーボベルデ軍
カーボベルデ人民革命軍(カーボベルデじんみんかくめいぐん)は、カーボベルデの軍隊である。
概要編集
参謀本部、国家警備隊(陸軍)、沿岸警備隊から構成されている。過去にはAn-26を運用する独立した航空隊が存在したが、2020年現在は航空部隊は沿岸警備隊に含まれている。
総兵力は1200名。
重装備はほとんど保有せず、憲兵隊と沿岸警備隊を中心とした編成となっている。国内の治安維持と領海の警備が主な任務となっている。麻薬問題などでは、カーボベルデ警察と共同作戦を行なう事もある。
データ編集
- 軍事予算 - 810万ドル(2007年)
- 兵役 - 選抜徴兵制
歴史編集
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組織・編制編集
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国家警備隊(Guarda National)編集
編成は以下の通り。
地域コマンド(軍管区)編集
第1~第3まで、3管区に分割されている。
任務部隊編集
- 憲兵隊
- 海兵隊
- 砲兵隊
装備編集
沿岸警備隊編集
艦艇編集
「カーボベルデ海軍艦艇一覧」も参照
- Guardiao (P511)(ダーメンスタン型)哨戒艇 - 1隻
- コンドル型哨戒艇(旧東ドイツ製コンドル型掃海艇) - 1隻
- ピーターソン Mk4 型哨戒艇(100トン以下) - 1隻
- 哨戒艇(名称不明)(100トン以下) - 1隻
航空装備編集
保有機体は以下の通り。
- An-26 - 3機
- ドルニエ Do 28 - 1機
- EMB-110 - 1機
- LET L-410 - 1機
- Z-9 - 2機
不祥事編集
2016年4月25日、サントドミンゴ市のモンテチョタ駐屯地において、兵士による自動小銃乱射事件が発生。兵士8人と民間人3人(スペイン人2人を含む)が死亡した。発砲した兵士はAK-47で武装したまま逃走したが、軍と警察の共同捜査によって2日後に首都のプライアで逮捕された。
ジョルジェ・カルロス・フォンセカ大統領は、事件は政治的な背景によるものではなく、個人的な怨恨によるものと発表した。
関連項目編集
参考文献編集
- International Institute for Strategic Studies(IISS),The Military Balance 2008