カーボンバランス法(カーボンバランスほう)は、ガソリンLPガス軽油を燃料として用いる自動車において、燃料消費率(燃費)を算出する方法の1つである。

エンジンに入る炭素原子数(燃料の炭素原子数)と排出される炭素原子数(排出ガス中の炭素原子数)は同じという原理を利用する。

計算式 編集

いくつかの計算式が存在するが、そのうちの一例として以下の式がある。なお、燃料の密度を代表的な数値に仮定した式であり、現在の乗用車カタログ燃費等に用いられる式とは違う点に注意。

  1. ガソリンを燃料とする自動車の場合
     
  2. 液化石油ガス(以下「LPG」という。)を燃料とする自動車の場合
     
  3. 軽油を燃料とする自動車の場合
     
  •  :燃料消費率(km/L)
  •  :COの排出量(g/km)
  •  :HCの排出量(g/km)
  •  :CO2の排出量(g/km)

外部リンク 編集