カール・ワイマン

アメリカ合衆国の物理学者

カール・ワイマン(Carl Edwin Wieman 、1951年3月26日 - )はアメリカ合衆国の物理学者である。2001年に「希薄なアルカリ原子ガスでのボース=アインシュタイン凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究」により、エリック・コーネルヴォルフガング・ケターレと共にノーベル物理学賞を受賞した。

Carl Edwin Wieman
カール・ワイマン
カール・ワイマン(2015)
生誕 (1951-03-26) 1951年3月26日(72歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 オレゴン州コーバリス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究機関 ブリティッシュコロンビア大学
コロラド大学ボルダー校
ミシガン大学
出身校 マサチューセッツ工科大学
スタンフォード大学
博士課程
指導教員
テオドール・ヘンシュ
主な業績 ボース=アインシュタイン凝縮
主な受賞歴 ローレンツメダル(1998)
ノーベル物理学賞(2001)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2001年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:希薄なアルカリ原子ガスでのボース=アインシュタイン凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究

経歴 編集

オレゴン州Corvallisに生まれた。マサチューセッツ工科大学で学び、1977年にスタンフォード大学からPh.D.を得た。1979年からミシガン大学助教授、1984年からコロラド大学、1987年にコロラド大学教授となった。1989年からエリック・コーネルとボーズ・アインシュタイン凝縮の実験を始め、ルビジウムの気体をレーザー冷却と磁場による閉じ込め、蒸発冷却を行って1995年始めてボース=アインシュタイン凝縮の観測に成功した。2007年よりコロラド大学との関係を保ちつつ、カナダの州立ブリティッシュコロンビア大学に移籍し、科学教育プログラムに従事する。

受賞歴 編集

脚注 編集


外部リンク 編集