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ガイヤースGhaiyyath[1])は、アイルランド生産、イギリス調教の競走馬。主な勝ち鞍は2019年バーデン大賞(GI)。

ガイヤース
Owner Godolphin.svg
ゴドルフィンの勝負服(欧州)
欧字表記 Ghaiyyath[1]
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2015年4月19日(4歳)
Dubawi
Nightime
母の父 Galileo
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産 Springbank Way Stud[1]
馬主 ゴドルフィン[1]
調教師 チャーリー・アップルビーイギリスの旗 イギリス[1]
競走成績
生涯成績 8戦5勝
獲得賞金 £308,826
(2019年10月6日現在)[1]
 
勝ち鞍
GI バーデン大賞 2019年
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戦績編集

2015年4月19日にアイルランドで誕生。同年11月のゴフス社当歳馬セールに上場され、ゴドルフィン最高経営責任者(当時)であるジョン・ファーガソンによって110万ユーロで落札された[2]

2017年9月にデビュー。初戦は3着に敗れたが、2戦目を5馬身差の圧勝で初勝利を挙げると、3戦目のオータムステークスも制して重賞初勝利を挙げる。この時点でチャーリー・アップルビー厩舎の2歳世代の一番馬と目されるようになり、翌2018年ゴドルフィンの悲願である英ダービー制覇[注 1]に向けて英2000ギニーダンテステークスから始動するプランが組まれていた[2]

しかし、故障により3歳春のクラシックシーズンは棒に振ることになった。同年9月のプランスドランジュ賞がシーズン初出走となったが、ブランクを感じさせずに重賞2勝目を挙げる[3]。しかし、結局3歳時はこの一戦のみとなった。

2019年は始動戦のアルクール賞を完勝。次戦のガネー賞では初のG1挑戦ながら1番人気に推されたが、実力馬ヴァルトガイストから4馬身半差の3着に敗れた[4]。休養を挟んで出走したバーデン大賞で2着に14馬身差を付ける圧勝劇を演じ、G1初制覇を飾った[5]。この衝撃の走りに対して、騎乗したウィリアム・ビュイックは「彼はモンスターだ。真のモンスターだよ」と最大限の賛辞を送った[6]

ビュイックは次走の第98回凱旋門賞についても、「エネイブルは強敵ですが、ストレスなく先手を取れるようならチャンピオンになれると思います」と自信を示していた[7]。しかし、当日は大外12番ゲートから積極果敢に逃げたが、直線では大きく後退し、10着に沈んだ。アップルビー師は春のガネー賞の敗戦も踏まえて「彼にとってはもう少しレース間隔が空いた方が良いということだろう」と述べ、翌春のドバイ開催まで休養に入ることになった[8]

競走成績編集

以下の内容は、Racing Post[1]の情報に基づく。

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2017.09.15 ドンカスター 未勝利 芝8f 3着 J.ドイル 5馬身1/4 Blue Laureate
0000.09.28 ニューマーケット 未勝利 芝8f 1着 J.ドイル 5馬身 (Proschema)
0000.10.14 ニューマーケット オータムステークス G3 芝8f 1着 W.ビュイック 1馬身3/4 (Dream Today)
2018.09.22 パリロンシャン プランスドランジュ賞 G3 芝2000m 1着 W.ビュイック 3馬身 (Sacred Life)
2019.04.07 パリロンシャン アルクール賞 G2 芝2000m 1着 W.ビュイック 3馬身 (Soleil Marin)
0000.04.28 パリロンシャン ガネー賞 G1 芝2100m 3着 W.ビュイック 4馬身1/2 Waldgeist
0000.09.01 バーデンバーデン バーデン大賞 G1 芝2400m 1着 W.ビュイック 14馬身 (Donjah)
0000.10.06 パリロンシャン 凱旋門賞 G1 芝2400m 10着 W.ビュイック 33馬身 Waldgeist
  • 競走成績は2019年10月6日現在

血統表編集

ガイヤース血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系
[§ 2]

Dubawi
2002 鹿毛
父の父
Dubai Millenium
1996 鹿毛
Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
Colorado Dancer Shareef Dancer
Fall Aspen
父の母
Zomaradah
1995 黒鹿毛
Deploy Shirley Heights
Slightly Dangerous
Jawaher *ダンシングブレーヴ
High Tern

Nightime
2003 栗毛
Galileo
1998 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Urban Sea Miswaki
Allegretta
母の母
Caumshinaun
1997 栗毛
Indian Ridge Ahonoora
Hillbrow
Ridge Pool Bluebird
Casting Couch
母系(F-No.) 20号族(FN:20-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer5×4=9.38%、Mr. Prospector4×5=9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ Free 5X Pedigrees2019年9月19日閲覧
  2. ^ Free 5X Pedigrees2019年9月19日閲覧
  3. ^ Ghaiyyathの血統表2019年9月19日閲覧
  4. ^ Free 5X Pedigrees2019年9月19日閲覧

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 結果的にガイヤースと同世代・同厩舎のマサーがゴドルフィンに初の英ダービーの栄冠をもたらすことになる[3]

出典編集

  1. ^ a b c d e f g Ghaiyyath”. Racing post. 2019年9月19日閲覧。
  2. ^ a b Godolphin and Charlie Appleby pin Derby hopes on Ghaiyyath”. The Guardian (2018年3月29日). 2019年9月19日閲覧。
  3. ^ a b ParisLongchamp: Godolphin Derby hope Ghaiyyath returns for clash with Willie John”. Racing TV (2018年9月21日). 2019年9月19日閲覧。
  4. ^ Scott Burton (2019年4月29日). “Waldgeist Leaves Favorite Ghaiyyath Trailing in Ganay”. Bloodhorse. 2019年9月19日閲覧。
  5. ^ Martin Stevens (2019年9月1日). “Ghaiyyath shows benefits of combining Dubawi and Galileo influences”. Racing Post. 2019年9月19日閲覧。
  6. ^ Ghaiyyath dominates in G1 Grosser Preis von Baden”. Godolphin (2019年9月1日). 2019年9月19日閲覧。
  7. ^ ゴドルフィンの秘蔵っ子ガイヤース、野心的なルカ調教師が送り込むナガノゴールド”. JRA-VAN ver. World (2019年10月3日). 2019年10月8日閲覧。
  8. ^ Arc disappointment Ghaiyyath set for Dubai after being given a break”. Racing TV (2019年10月7日). 2019年10月8日閲覧。
  9. ^ Ghaiyyathの血統表”. netkeiba.com. 2019年9月19日閲覧。
  10. ^ Horse Profile for Zhukova (IRE)”. Equibase. 2019年9月19日閲覧。

外部リンク編集