ガールズガーデン

ガールズガーデン』は、セガ(後のセガゲームス)より1985年2月に発売されたSG-1000用ゲームソフト。

ガールズガーデン
Girl's Garden
ジャンル アクションゲーム恋愛ゲーム
対応機種 SG-1000
開発元 セガCS3研
発売元 セガ(後のセガゲームス
デザイナー 中裕司
宮内博史
音楽 林克洋
メディア カートリッジ(32KB)
発売日 1984年7月
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概要編集

女の子のパプリちゃんを操作し、クマを避けながらフィールドにある花を摘み、規定数をボーイフレンドのミントくんのところに持っていけば1面クリアとなる。クマはハチミツでやり過ごすことができ、2面クリアごとにクマをジャンプするボーナスゲームがある。

後に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を開発する中裕司の処女作である。セガの新入研修として、新入社員に色々なプログラムを作らせてみる中で、入社1か月[注釈 1]の中と宮内博史林克洋の3人[1]に「女の子向けゲーム」というテーマでゲームを作らせたところ、あまりに高い完成度のためにそのまま市販化することになった。

恋愛の要素があるので、ゲーム史上で最初期の乙女ゲームでもある。

パッケージおよびゲーム画面には1984と記載されているが、マスターアップは10月[2]で、当時のチラシか何かで2月発売みたいなことが書いてあったような気がするし、先輩に「2月はモノの売れない季節だ」と言われて悔しかった思い出もあったため発売は1985年2月であると本人が語っている[3]

ゲーム紹介編集

恋する女の子“パプリちゃん”を操作して満開の花を摘み、“ミント君”に花束をプレゼントする横スクロールのアクションゲーム。

パプリちゃんが花を摘んでいるとクマが邪魔をするけれど、ハチが運んでくれるハチミツを使うことによって、クマをやりすごすことができる。

 また、タイマー代わりである恋敵の“コッコちゃん”が先にプレゼントを渡してしまっても恋は成就しない。

……こんなほのぼのとした設定も魅力のひとつである本作品は中裕司氏の処女作であり、黎明期の傑作だ![3]

開発編集

ガールズガーデンは、開発者である中裕司宮内博史によってセガのゲームとして開発された最初のゲームである[3]。ゲームを作り始めたきっかけについて中裕司は”入社して一ヶ月の間いろいろなテストプログラムつくっているときに、課長から「研修ということで、女の子向けのゲームを考えてみてつくってみろ」と言われまして、宮内(Hiro師匠)とふたりで最初つくりはじめたんです”と語った[3]。彼たちの課長はSG-1000用にゲームを販売するのに十分であると判断した[3]。開発期間は約5ヶ月かかり、ロム(ROM)の製造に当時は3ヶ月かかったと言う[3]。ハードウェア的なスペック限界により画面のスクロールと多くのスプライトの表示に難点があり、SG-1000ではスプライトを4枚しか出せないため中裕司宮内博史はクマをスクロール面(BG面)で書くことにした[3]。BG面ではスクロールしながら花は咲くし、クマも2頭3頭と動き回ることに、ずいぶんもめ事が起こしてしまいましたと言う[3]。音楽は林克洋中林亨によって製作された[3][4]

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 中は入社後1か月の研修の後開発を始めたと話しているが宮内は入社一週間で開発を始めたと語っている。

出典編集

  1. ^ Hiro師匠&光吉猛修インタビュー1/4回 Page2(GA-COREより)
  2. ^ 『メガドライブ大全』Kiyoshi Tane, 多根清史., Ōta Shuppan, 太田出版.、太田出版、Tōkyō、2004年。ISBN 4-87233-880-4OCLC 170092377https://www.worldcat.org/oclc/170092377 
  3. ^ a b c d e f g h i 名作アルバム - 『ガールズガーデン』 - 1”. sega.jp. 2022年1月15日閲覧。
  4. ^ Hiro師匠&光吉猛修インタビュー1/4回 Page2(GA-COREより)”. www.ne.jp. 2022年1月16日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集