キクシダレ(菊枝垂、Cerasus jamasakura ‘Plena-pendula’)はバラ科サクラ属園芸品種サトザクラの一種であり、名称の通り菊咲きになり、枝が枝垂れる。

キクシダレ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Prunus
品種 : キクシダレ
学名
Cerasus jamasakura ‘Plena-pendula’
和名
菊枝垂

特徴 編集

樹高は大きいもので 10 m 程に伸びる。枝が垂れる特徴を持っており、シダレザクラの一種といえる。

花は大輪であり、花弁は50枚を超える。蕾は濃い目の紅紫色になっている。ソメイヨシノより遅れて咲き始め、花の時期に緑褐色の葉が出る。花柄が長く、花は下を向く[1]

ヤエベニシダレと同じく八重のシダレザクラである。花が大輪で花弁も多く華美であることから海外でも人気がある。

参考文献 編集