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キジョラン鬼女蘭、学名:Marsdenia tomentosa Morr. et Decne.[1])は、ガガイモ科キジョラン属に属するつる性多年草の1。有毒。

キジョラン
キジョラン、愛知県春日井市にて、2016年7月25日撮影
キジョラン Marsdenia tomentosa
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: リンドウ目 Gentianales
: ガガイモ科 Asclepiadaceae
: キジョラン属 Marsdenia
: キジョラン M. tomentosa
学名
Marsdenia tomentosa Morr. et Decne.[1]
和名
キジョラン

目次

特徴編集

木質になるつる植物。葉は対生し、卵円形で大きく、基部は円脚か浅い心脚、全体としてはややハート形に近くなる。葉の表面は深緑で、無毛、少しつやがある。花は葉腋から出て、2-3cmの短い柄の先に散形の花序をつける。個々の花は白で、径約4mm。花期は、8-11月[2]。花に対して果実は大きく、楕円形で長さ13-15cmになり、つるからぶらさがる。キジョランの実は冬が近づくと、はじけて中から綿毛が飛び出す。和名は、その綿毛の白毛を鬼女に見立てたことに由来する[2]

分布と生育環境編集

朝鮮半島南部と日本に分布する。日本では関東以西の本州四国九州沖縄に分布する[2]

照葉樹林の林内から林縁に生え、木にも登るが、樹冠を覆うような生え方はしない。長距離移動することで知られているチョウのアサギマダラ幼虫食草とされ、卵が産み付けられる[3]

類似種等編集

同属のソメモノカズラは琉球列島から中国南部に生えるが、葉が細長いので混同することはない。むしろ同じガガイモ科で丸い葉をつけるイケマシタキソウなどがやや似ている。同様につるになる丸い葉の植物にはツヅラフジ科のものがあるが、そちらは葉が互生するので区別しやすい。

脚注編集

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  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “キジョラン”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2019年2月15日閲覧。
  2. ^ a b c 林 (2009)、253頁
  3. ^ 猪又ほか (2006)、185頁

参考文献編集

  • 猪又敏男(編・解説)、松本克臣(写真)『蝶』山と溪谷社〈新装版山溪フィールドブックス〉、2006年6月。ISBN 4-635-06062-4
  • 林弥栄『日本の野草』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2009年10月。ISBN 9784635090421

関連項目編集

外部リンク編集