キャシー中島
日本の女性タレント
キャシー中島(キャシーなかじま、英: Kathy Nakajima、1952年2月6日 - )は、日本のタレント。日本におけるハワイアンキルトの第一人者でもある。所属事務所は株式会社スタジオ・ケイグループ。本名は勝野 八千代(かつの やちよ、旧姓非公表)。ハワイ・マウイ島出身で父はアイルランド系アメリカ人[1]の軍属で、母は日本人である。
プロフィール | |
---|---|
生年月日 | 1952年2月6日 |
現年齢 | 70歳 |
出身地 |
![]() |
公称サイズ(時期不明) | |
身長 / 体重 | ― cm / ― kg |
活動 | |
他の活動 | ハワイアンキルト創作者 |
事務所 | スタジオ・ケイグループ |
モデル: テンプレート - カテゴリ |
略歴編集
- 1964年
- 中学入学後、深夜のゲームセンターで知り合った友人たちとカミナリ族「クレオパトラ党」を結成。横浜マリンタワー下のハンバーガーショップ「ワトソン」を根城としていた。
- 1966年
- 中学卒業後、インターナショナル・スクールへ進学。特徴的なファッションセンスから服飾雑誌のインタビューを受けたことから、大橋巨泉司会の音楽番組『ビートポップス』にゴーゴーガールズの一人として出演。これをきっかけに注目され、モデルクラブに所属する。
- 1969年
- レナウンのCMで「イエイエガール」としてメジャーデビュー、モデルCF部門最優秀新人賞を受賞。ボーカルグループ「カサノヴァ7(カサノヴァセッテ)」に参加。
- 1972年
- 「白い大地は誰のもの」で歌手デビュー後、10月に開始したテレビ番組『ぎんざNOW!』でアシスタントを務め、司会のせんだみつおと共に人気を得る。
- 1979年
- 俳優の勝野洋と再婚[2]したが、結婚から約2か月後の7月10日に母が死去する。以後しばらくの間、芸能活動から遠ざかる。
- 1984年
- 著書の出版を機に芸能界に復帰した。
- 1987年 - 1991年
- 『独占!女の60分』のサブ司会として注目を集めた。同番組では、かつてアタッカー(レポーター)を務めていた。
人物編集
女優転向を視野に入れてドラマへ出演した際に、共演した当時子役の杉田かおるから「お姉さん演技下手だね」と言われたことで心を痛めて女優転身を諦めた。この経緯は、2016年1月25日放送の「ライオンのごきげんよう」で、杉田かおるがキャシー中島本人に言われたエピソードとして発言している。
夫で俳優の勝野洋との間に一男二女をもうけた。長女の勝野七奈美は歌手・モデル・ジュエリーデザイナーを務めたが、2009年7月に肺がんのため29歳で死去した。次女の勝野雅奈恵は女優・フラダンサーで、2015年にスイス人男性と結婚して翌年11月に女児が誕生した。長男の勝野洋輔は俳優。
芸能界屈指の愛猫家で、モデル時代から50年以上も猫を飼育している。1980年頃では最多で15匹も飼っていた時期があり、家族そろって猫好きでもある。猫の品種は、ラガマフィンという珍しい種類を飼育している。
2016年2月10日に皮膚がんの手術を受ける[3]。2017年5月22日、都内で開催したパーティーにおいて病を克服し晴れ舞台に胸を張った[4]。
2022年10月4日に「徹子の部屋」にゲスト出演した際に自身の母とダイヤモンド☆ユカイの母が友人同士だった事をユカイが発言したと明かした。
出演編集
TV番組編集
- テレビディスコティクショー ビートポップス(1966年、フジテレビ)
- ぎんざNOW!(1972年、TBS)
- 雑居時代 第24話「鬼千匹」(1974年、NTV) - 伊吹セツコ 役
- プレイガールQ(1974年 - 1976年、12CH)
- 爆笑パニック!体当たり60分(1975年、12CH) - レギュラー
- やりくりクイズ30万に挑戦(CX)
- お笑いマンガ道場(中京テレビ) - エバが不在時に代理出演。
- 木曜ゴールデンドラマ「俺たちの明日」(1980年、NTV)
- ヒラメキ大作戦(ABCテレビ)
- パオパオチャンネル月曜日「パオパオレストラン」(1987年 - 1989年、テレビ朝日)
- 独占!女の60分(1988年10月 - 1991年3月、テレビ朝日)- サブ司会
- こんにちは2時(テレビ朝日)- 日替わりMC
- サンシャイン デイズ(2007年、TVK)
- ライオンのいただきます(CX)
- エンジョイDIY(1998 - 2001、SATV)
- ありがとッ!(TVK)- 月曜レギュラー
- タヒチアンダンスの夏〜ふたりでひとり〜(2012年9月30日、BS日テレ)
- ハロー!モーニング。(テレビ東京)- コーナーレギュラー
- わんニャン倶楽部〜動物と楽しく暮らそう〜(2015年9月8日、BS日テレ)
- キャシー中島のHappyレシピ作ってみて!(2022年3月28日 - 、BSJapanext) - MC [1]
CM編集
著書編集
- 『キャシーと寛子が月見草でいきいきやせた 西田式月見草減量法』林寛子との共著、リヨン社、1980年
- 『キャシーと寛子が月見草でいきいきやせた おしゃべり電話で2人でなんと43キロ』林寛子との共著、リヨン社、1984年
- 『キャシーズ・カロリー・ハンドブック』ケント出版、1985年、ISBN 4876430004
- 『ハローパッチワーク 楽しくやればなんでもできる』スタジオKとの共著、河本昭郎監修、ケント出版、1988年、ISBN 487643011X
- 『キャシー中島のおしゃべりパッチワーク 色遊び・布遊び、フレンチカントリースタイル』日本ヴォーグ社、1993年、ISBN 4529023915
- 『キャシー中島の超かんたんパッチワーク』文化出版局、1995年、ISBN 457910644X
- 『キャシー中島の落ちこんでなんかいられない!』扶桑社、1996年、ISBN 459402095X
- 『キャシー中島の大好きだから 怒って、笑って、抱き合って。』ワニマガジン社、1997年、ISBN 489829247X
- 『キャシー中島のハワイアンキルト』婦人生活社、1998年、ISBN 4574801956
- 『ハワイアン・キルト』日本放送出版協会、2001年、ISBN 4140311061
- 『キャシー中島のパッチワークパラダイス 花とキルトのある暮らし』婦人生活社、2002年、ISBN 457480338X
- 『プロヴァンスキルト キャシー中島のやさしいパッチワーク』日本ヴォーグ社、2002年、ISBN 4529036561
- 『キャシー中島のハワイアンキルト ハワイアンのかわいいかわいい小ものたち』日本ヴォーグ社、2005年、ISBN 4529041239
- 『キャシー中島のハワイアンプリントと暮らす』日本ヴォーグ社、2006年、ISBN 4529042065
- 『キャシー中島のキルトスタイル』講談社mook、三推社、2006年、ISBN 4061795902
- 『6%の明日 もう一度あなたのお母さんになりたい』幻冬舎、2010年、ISBN 9784344018143
- 『キャシー中島のキラキラキルト』NHK出版、2011年、ISBN 9784140311745
- 『キャシー中島の大好き・ハワイアンキルト バッグ・ポーチ・タペストリー・クッションand more』ブティック社、2013年、ISBN 9784834735185
- 『隔週刊 キャシーといっしょにハワイアンキルト』(監修)デアゴスティーニ、2019年
脚注編集
- ^ 『バイキング』10月3日放送分。
- ^ モデル時代に一度結婚している
- ^ “キャシー中島、皮膚がんの手術を受けていた…右目の下、テープで隠す”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年5月25日) 2016年5月25日閲覧。
- ^ “キャッシー中島、皮膚がんを克服 「何があっても家族の絆がしっかりしていれば大丈夫」”. SANSPO.COM (2017年5月22日). 2017年5月22日閲覧。