キャスパー・ルード

ノルウェーの男子プロテニス選手

キャスパー・ルード(Casper Ruud[2]1998年12月22日 - )はノルウェーオスロ出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス2位、ダブルス133位。これまでにATPツアーでシングルス10勝を挙げている。身長183cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

キャスパー・ルード
Casper Ruud
2022年全仏オープンでのキャスパー・ルード
基本情報
国籍  ノルウェー
出身地 同・オスロ
生年月日 (1998-12-22) 1998年12月22日(25歳)
身長 183cm
体重 77kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2015年
ツアー通算 10勝
シングルス 10勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 17,370,816 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2021)
全仏 準優勝(2022・23)
全英 2回戦(2022)
全米 準優勝(2022)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2021)
全仏 2回戦(2019)
全英 ベスト8(2021)
全米 3回戦(2019)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 ワールドグループI(2020・21)
ATP杯 グループステージ(2020・22)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 2位(2022年9月12日)
ダブルス 133位(2021年7月12日)
2024年2月2日現在

生い立ち 編集

元プロテニス選手であるクリスティアン・ルード英語版の息子であり、父親の手ほどきでテニスを始める。兄妹がふたりいる。ノルウェーバールムで育ち、ラファエル・ナダルに憧れていた。

選手経歴 編集

ジュニア時代 編集

キャスパー・ルードの父、クリスティアン・ルード英語版もプロテニス選手で、1997年全豪オープンでは4回戦に進出しており、世界ランキング自己最高39位はキャスパーが更新するまでノルウェー人の最高位であった。また、キャスパーはジュニア世界ランキング1位を記録した実績を誇る。

2017年 マスターズ初出場 編集

リオ・オープンで自身初のATPツアーベスト4入りをしたことで世界ランキング133位まで上昇させた。ワイルドカード(主催者推薦)によりマイアミ・オープンで自身初のATPマスターズ1000出場を果たす。

2018年 グランドスラム初出場 編集

2018年全豪オープングランドスラム初出場。2回戦でディエゴ・シュワルツマンに敗れた。年間最終ランキングは112位。

2019年 NextGenファイナルズ初出場 編集

 
2019年全仏オープンでのキャスパー・ルード

全豪オープンでは予選敗退。リオ・オープンではベスト8入り。準々決勝ではラスロ・ジェレに敗退。BNPパリバ・オープンでは予選敗退。フェニックス・チャレンジャーでは2回戦でダビド・ゴファンに敗退。マイアミ・オープンでは1回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムに敗退。

全米男子クレーコート選手権で自身初のツアー決勝進出するも、決勝ではクリスチャン・ガリンに敗退。マドリード・オープンでは予選敗退。BNLイタリア国際では予選を突破してマスターズ10003回戦進出。3回戦ではフアン・マルティン・デル・ポトロに敗れた。全仏オープンでは1回戦でエルネスツ・ガルビス、2回戦でマッテオ・ベレッティーニを破り、3回戦で第3シードのロジャー・フェデラーにストレートで敗れた。ウィンブルドン選手権では1回戦で第9シードのジョン・イズナーにストレートで敗れた。

 
2019年ウィンブルドン選手権でのキャスパー・ルード

ネクストジェネレーション・ATPファイナルには第4シードで出場。アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナを3-4(2),4-3(2),4-2,3-4(2),4-1のフルセットで破ったものの、1勝2敗でラウンドロビン敗退となった。年間最終ランキングは54位。

2020年 ツアー初優勝 編集

ATPカップではノルウェー代表として出場するも、ラウンドロビンでアメリカ合衆国ジョン・イズナーイタリアファビオ・フォニーニロシアダニール・メドベージェフらに3連敗。結果はラウンドロビン敗退。

全豪オープンでも初戦敗退。しかし2月のアルゼンチン・オープンで初の決勝進出。決勝でペドロ・ソウザを下して、ツアー初優勝を果たした。これはノルウェー人として初のツアー優勝となった[3]。さらに3月のチリ・オープンでも決勝進出。しかし、決勝ではチアゴ・ザイボチ・ヴィウチに敗れ、準優勝。その後は新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、ツアーが中断。

ツアー再開後のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは1回戦でディエゴ・シュワルツマンに敗退。第30シードとして出場した全米オープンでは1回戦でマッケンジー・マクドナルドを4-6, 4-6, 6-4, 6-3, 6-2のフルセットの逆転で勝利。2回戦のエーミル・ルースヴオリ戦も6-4, 6-3, 3-2の時点で相手の途中棄権により3回戦進出。3回戦で世界ランキング8位・第6シードのマッテオ・ベレッティーニに6-4, 6-4, 6-2のストレートで敗れた。翌週のイタリア国際では準々決勝でベレッティーニを破り、マスターズでは初めてベスト4進出を果たした。準決勝では世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチに敗れた。

ドイツ国際オープンではベスト4入り。準決勝でアンドレイ・ルブレフに敗退。全仏オープンでは第28シードとして出場して3回戦まで駒を進めた。3回戦では第3シードのドミニク・ティエムに4-6, 3-6, 1-6のストレートで敗れた。エルステ・バンク・オープンではヤニック・シナーに、パリ・マスターズではウゴ・アンベールにそれぞれ初戦敗退して、シーズン終了。年間最終ランキングは27位。

2021年 ツアー6勝目 ATPファイナルズベスト4 世界8位  編集

 
2021年全仏オープンでのキャスパー・ルード

全豪オープンでは第24シードで出場し、4回戦まで勝ち進んだが、アンドレイ・ルブレフ戦で途中棄権。アビエルト・メキシコ・テルセルでは準々決勝まで駒を進めるも、世界ランキング6位のアレクサンダー・ズベレフに敗れた。モンテカルロ・マスターズATPマスターズ1000では2度目のベスト4を達成したが、ここでもルブレフに敗れた。続くマドリード・オープンでは快勝を続け、ベスト4に進出。しかし準決勝でマッテオ・ベレッティーニに敗れた。

5月のジュネーブ・オープンでは決勝でデニス・シャポバロフを破り、ツアー2勝目を挙げた。全仏オープンは3回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに6-7(3), 6-2, 6-7(6), 6-0, 5-7のフルセットの末に敗れた。ウィンブルドン選手権では1回戦でジョーダン・トンプソンに6-7(6), 6-7(3), 6-2, 6-2, 2-6のフルセットで敗れたが、ダブルスではアンドレ・ゴランソンとペアを組み、ベスト8入りを果たした。

スウェーデン・オープンスイス・オープンオーストリア・オープンにおいてATPツアー・250シリーズのクレーコート大会で3週連続優勝を果たす。3週連続での優勝は2011年のアンディ・マリー以来の快挙である。これにより、自己最高のATPランキング12位となり、ノルウェー人としての最高位も更新。

ナショナル・バンク・オープンではベスト8入りをし、準々決勝でステファノス・チチパスに敗れた。その後のウエスタン・アンド・サザン・オープンでもベスト8入りをし、準々決勝ではアレクサンダー・ズベレフに敗れたが、9月13日に世界ランキング10位を記録し、ノルウェー人初のトップ10選手になった。さらに22歳でトップ10を記録した選手として過去最年少記録を樹立した。

2021年全米オープンでは2回戦敗退。その後は欧州選抜としてレーバーカップに出場。シングルスでライリー・オペルカに勝利。欧州選抜チームの優勝に貢献した。9月下旬のサンディエゴ・オープンでは決勝でキャメロン・ノリーを破り、ツアー6勝目を挙げた。BNPパリバ・オープンに第6シードとして出場し、4回戦でディエゴ・シュワルツマンに敗れたが、大会後の10月25日付けのランキングで世界8位になった。パリ・マスターズではアレクサンダー・ブブリクらを破り、ベスト8入り。準々決勝ではアレクサンダー・ズベレフと対決して敗退。

今季の活躍によりATPファイナルズに初出場を決め、「グリーングループ」に割り当てされてノバク・ジョコビッチに敗れるも、ステファノス・チチパスの代役として出場したキャメロン・ノーリーアンドレイ・ルブレフに勝利して2勝1敗でベスト4入り。準決勝ではダニール・メドベージェフに敗れてシーズン終了。年間最終ランキングは8位。

2022年 全仏・全米準優勝 世界2位 編集

 
2022年モンテカルロ・マスターズでのキャスパー・ルード

ATPカップノルウェー代表のエースとして出場するも、チームはラウンドロビン敗退。

全豪オープンには出場予定だったが、足首を負傷したため欠場[4]。復帰戦となった2月のアルゼンチン・オープンでは決勝でディエゴ・シュワルツマンを下してツアー7勝目を挙げた[5]BNPパリバ・オープンでは3回戦でニック・キリオスに敗退。マイアミ・オープンではキャメロン・ノリーアレクサンダー・ズベレフらを下してATPマスターズ1000初の決勝進出。決勝ではカルロス・アルカラスに5-7, 4-6で敗れ、準優勝。ATPランキングで自己最高の7位を更新した。

モンテカルロ・マスターズでは3回戦でグリゴール・ディミトロフに敗退。マドリード・オープンではドゥシャン・ラヨビッチに初戦敗退。BNLイタリア国際では2020年以来2年ぶりのベスト4入り。準決勝でノバク・ジョコビッチに4-6, 3-6のストレートで敗れた。ジュネーブ・オープンでは決勝進出。決勝でジョアン・ソウザを7-6(3), 4-6, 7-6(1)で下し、ツアー8勝目を挙げた[6]

全仏オープンでは1回戦で同大会での引退を表明していたジョー=ウィルフリード・ツォンガを6-7(8), 7-6(4), 6-2, 7-6(0)で退けた[7]。2回戦はエーミル・ルースヴオリを6-3, 6-4, 6-2で[8]、3回戦ではロレンツォ・ソネゴを6-2, 6-7(3), 1-6, 6-4, 6-3のフルセットで下し[9]ノルウェーの男子選手として初めて全仏オープン4回戦進出を果たした[9]。4回戦はフベルト・フルカチュを6-2, 6-3, 3-6, 6-3で[10]、準々決勝はホルガ・ルーネを6-1, 4-6, 7-6(2), 6-3で下した[11]。準決勝ではマリン・チリッチを3-6, 6-4, 6-2, 6-3で退け、ノルウェーの選手として初のグランドスラム大会決勝進出を果たす[12]。決勝ではラファエル・ナダルに3-6, 3-6, 0-6のストレートで敗れ、準優勝[13]

ウィンブルドン選手権では第3シードとして出場し、1回戦でアルベルト・ラモス=ビノラスを7-6(1), 7-6(9), 6-2のストレートで破り、大会初の初戦突破を飾るも、2回戦でウゴ・アンベールに6-3, 2-6, 5-7, 4-6で敗れた。

スイス・オープン・グシュタードでは決勝でマッテオ・ベレッティーニを4-6, 7-6(4), 6-2で破り、ツアー9勝目を挙げた。ナショナル・バンク・オープンでは3回戦でロベルト・バウティスタ・アグート、準々決勝でフェリックス・オジェ=アリアシムらを下してベスト4入り。準決勝でホベルト・ホルカシュに7-5, 3-6, 2-6で敗れた。第5シードとして臨んだ全米オープンでは準々決勝で第13シードのマッテオ・ベレッティーニを1-6, 4-6, 6-7(4)のストレートで下して、大会初のベスト4入りを果たした。準決勝はカレン・ハチャノフを7-6(5), 6-2, 5-7, 6-2で破り、決勝進出。勝利した方がグランドスラム大会初優勝とともに、世界1位に立つ試合ではカルロス・アルカラスと対戦したが、4-6, 6-2, 6-7(1), 3-6で敗れ、ノルウェーの選手として初の世界ランキング1位のチャンスを逃し、今季グランドスラム大会2度の準優勝で幕を閉じた。

ATPファイナルズでは第1シードのラファエル・ナダルに敗れるものの、フェリックス・オジェ=アリアシムテイラー・フリッツに勝利し、2年連続のベスト4入り。準決勝ではアンドレイ・ルブレフに6-2,6-4で勝利し自身初の決勝進出となった。決勝ではノバク・ジョコビッチに5-7,3-6のストレートで敗れた。年間最終ランキングは自己最高の3位。

2023年 2年連続全仏準優勝 編集

1月、ユナイテッド・カップではノルウェー代表としてチームを率いた。全豪オープンでは第2シードとして出場するも、ジェンソン・ブルックスビーに3-6, 5-7, 7-6(4), 2-6で2回戦敗退。

3月、BNPパリバ・オープンマイアミ・オープンではそれぞれクリスチャン・ガリンボーティック・ファン・デ・ザンスフルプに3回戦敗退。

4月、エストリル・オープンでは決勝でミオミル・キツマノビッチに6-2, 7-6(3)のストレートで下してツアー10勝目を挙げた。さらにこの大会でクレー100勝目を記録した。モンテカルロ・マスターズではヤン=レナード・ストルフに、マドリード・オープンではマッテオ・アルナルディ英語版にそれぞれ早期敗退となった。

5月、ローマ・マスターズではベスト4入り。準決勝ではホルガ・ルーネに7-6(2), 4-6, 2-6に敗れた。

6月、全仏オープンでは第4シードとして出場し、準々決勝では前述の第6シードのルーネを6-1, 6-2, 3-6, 6-3で破り、準決勝では第22シードのアレクサンダー・ズベレフに6-3, 6-4, 6-0のストレートで下して、昨年同様2年連続でグランドスラム決勝進出。決勝では第3シードのノバク・ジョコビッチに6-7(1), 3-6, 5-7のストレートで敗れ、準優勝を飾った。

7月、ウィンブルドン選手権では2回戦でリアム・ブローディ英語版に4-6, 6-3, 6-4, 3-6, 0-6のフルセットで敗れた。スウェーデン・オープンでは決勝進出。決勝でアンドレイ・ルブレフに6-7(3), 0-6のストレートで敗れ、準優勝。

8月、ナショナル・バンク・オープンではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに6-7(4), 6-4, 6-7(4)で3回戦敗退。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではマックス・パーセル英語版に4-6, 6-3, 4-6で初戦敗退。全米オープンでは第5シードとして出場するも、ジャン・ジジェン英語版に4-6, 7-5, 2-6, 6-0, 2-6のフルセットで敗退した。

9月、レーバーカップでは2年連続で欧州代表として参戦。シングルスではトミー・ポール英語版を7-6(6), 6-2でチームの勝利に貢献するも、チームは敗退した。

10月、チャイナ・オープンではベスト8入りするも、準々決勝でカルロス・アルカラスに4-6, 2-6で敗れた。上海マスターズでは4回戦でファービアーン・マロジャーンに6-7(3), 6-3, 4-6で敗退。スイス・インドアでは2回戦でドミニク・シュトリッカーに4-6, 6-3, 6-7(1)で敗れた。

11月、パリ・マスターズではフランシスコ・セルンドロ 英語版に5-7, 4-6で初戦敗退。年間最終ランキングは11位。

2024年 ユナイテッド杯ベスト8 編集

1月、ユナイテッドカップではノルウェー代表として参戦。オランダクロアチアを破り、チームはベスト8入りするも、準々決勝でフランスに敗れた。

全豪オープンでは第11シードとして出場するも、3回戦で第19シードのキャメロン・ノリーに4-6, 7-6(7), 4-6, 3-6で敗退。

主要大会決勝 編集

グランドスラム 編集

シングルス: 3 (準優勝3回) 編集

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 2022年   全仏オープン クレー   ラファエル・ナダル 3-6, 3-6, 0-6
準優勝 2022年   全米オープン ハード   カルロス・アルカラス 4-6, 6-2, 6-7(1-7), 3-6
準優勝 2023年   全仏オープン クレー   ノバク・ジョコビッチ 6-7(1-7), 3-6, 5-7

ATPファイナルズ 編集

シングルス: 1 (準優勝1回) 編集

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 2022年   トリノ ハード (室内)   ノバク・ジョコビッチ 5-7, 3-6

ATPマスターズ1000 編集

シングルス: 1 (準優勝1回) 編集

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 2022年   マイアミ ハード   カルロス・アルカラス 5-7, 4-6

ATPツアー決勝進出結果 編集

シングルス: 20回 (10勝10敗) 編集

大会カテゴリ
グランドスラム (0–3)
ATPファイナルズ (0–1)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–1)
ATPツアー500 (0–1)
ATPツアー250 (10–4)
サーフェス別タイトル
ハード (1–5)
クレー (9–5)
芝 (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2019年4月14日   ヒューストン クレー   クリスチャン・ガリン 6-7(4-7), 6-4, 3-6
優勝 1. 2020年2月16日   ブエノスアイレス クレー   ペドロ・ソウザ英語版 6-1, 6-4
準優勝 2. 2020年3月1日   サンティアゴ クレー   チアゴ・ザイボチ・ヴィウチ 5-7, 6-4, 3-6
優勝 2. 2021年5月22日   ジュネーヴ クレー   デニス・シャポバロフ 7-6(8-6), 6-4
優勝 3. 2021年7月18日   ボースタード クレー   フェデリコ・コリア英語版 6-3, 6-3
優勝 4. 2021年7月25日   グシュタード クレー   ユーゴ・ガストン 6-3, 6-2
優勝 5. 2021年7月31日   キッツビュール クレー   ペドロ・マルティネス 6-1, 4-6, 6-3
優勝 6. 2021年10月3日   サンディエゴ英語版 ハード   キャメロン・ノリー 6-0, 6-2
優勝 7. 2022年2月13日   ブエノスアイレス クレー   ディエゴ・シュワルツマン 5-7, 6-2, 6-3
準優勝 3. 2022年4月3日   マイアミ ハード   カルロス・アルカラス 5-7, 4-6
優勝 8. 2022年5月21日   ジュネーヴ クレー   ジョアン・ソウザ 7-6(7-3), 4-6, 7-6(7-1)
準優勝 4. 2022年6月6日   全仏オープン クレー   ラファエル・ナダル 3-6, 3-6, 0-6
優勝 9. 2022年7月24日   グシュタード クレー   マッテオ・ベレッティーニ 4-6, 7-6(7-4), 6-2
準優勝 5. 2022年9月11日   全米オープン ハード   カルロス・アルカラス 4-6, 6-2, 6-7(1-7), 3-6
準優勝 6. 2022年11月21日   トリノ ハード (室内)   ノバク・ジョコビッチ 5-7, 3-6
優勝 10. 2023年4月9日   エストリル クレー   ミオミル・ケツマノビッチ 6-2, 7-6(7-3)
準優勝 7. 2023年6月11日   全仏オープン クレー   ノバク・ジョコビッチ 6-7(1-7), 3-6, 5-7
準優勝 8. 2023年7月23日   ボースタード クレー   アンドレイ・ルブレフ 6-7(3-7), 0-6
準優勝 9. 2024年2月24日   ロス・カボス ハード   ジョーダン・トンプソン 3-6, 6-7(4-7)
準優勝 10. 2024年3月2日   アカプルコ ハード   アレックス・デミノー 4-6, 4-6

成績 編集

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

グランドスラム 編集

大会 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 通算成績
全豪オープン Q3 2R Q1 1R 4R A 2R 3R 7–5
全仏オープン Q2 2R 3R 3R 3R F F 19–6
ウィンブルドン A Q1 1R NH 1R 2R 2R 2–4
全米オープン Q2 1R 1R 3R 2R F 2R 10–6
勝–敗 0–0 2–3 2–3 4–3 6–4 13–3 9–4 2–1 38–21

大会最高成績 編集

大会 成績
ATPファイナルズ F 2022
インディアンウェルズ 4R 2021
マイアミ F 2022
モンテカルロ SF 2021
マドリード SF 2021
ローマ SF 2020, 2022, 2023
カナダ SF 2022
シンシナティ QF 2021
上海 4R 2023
パリ QF 2021
オリンピック A 出場なし
デビスカップ WGI 2020, 2021
ATPカップ RR 2020, 2022
ユナイテッド・カップ QF 2024
Next Gen ATPファイナルズ RR 2019

脚注 編集

  1. ^ 英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2022年1月23日閲覧。
  2. ^ ノルウェー語発音: [ˈkɑspɛr ˈrʉː]英語発音: /ˈkæspər ˈruːd/[1]
  3. ^ “In Buenos Aires, Casper Ruud becomes first Norwegian to win ATP title”. AP通信. Tennis.com. (2020年2月16日). https://www.tennis.com/pro-game/2020/02/norways-casper-ruud-wins-1st-title-at-argentina-open-Buenos-Aires-atp/87522/ 2020年9月25日閲覧。 
  4. ^ “好調ルードが全豪OP棄権 2日前の練習で足首負傷”. AFPBB News. AFP. (2022年1月18日). https://www.afpbb.com/articles/-/3385709 2022年2月5日閲覧。 
  5. ^ 2020年覇者ルードがシュワルツマンの連覇を阻んで今季初優勝 [アルゼンチン・オープン]”. テニスマガジンONLINE (2022年2月14日). 2022年6月4日閲覧。
  6. ^ Ruud Edges Sousa To Win Geneva Title” (英語). ATPTour.com. ATP Tour (2022年5月21日). 2022年6月4日閲覧。
  7. ^ “ツォンガが現役引退、激戦の末に全仏OP初戦敗退”. AFPBB News. AFP. (2022年5月25日). https://www.afpbb.com/articles/-/3406530 2022年6月4日閲覧。 
  8. ^ “French Open day five” (英語). Reuters. ロイター. (2022年5月26日). https://www.reuters.com/lifestyle/sports/french-open-day-five-2022-05-26/ 2022年6月4日閲覧。 
  9. ^ a b “ルード、ノルウェー男子初の4回戦進出 全仏OP”. AFPBB News. AFP. (2022年5月29日). https://www.afpbb.com/articles/-/3407228 2022年6月4日閲覧。 
  10. ^ “メドベージェフとチチパスがまさかの4回戦敗退、全仏OP”. AFPBB News. AFP. (2022年5月31日). https://www.afpbb.com/articles/-/3407464 2022年6月4日閲覧。 
  11. ^ “ルードが全仏OP準決勝進出 初のGS4強入り”. AFPBB News. AFP. (2022年6月2日). https://www.afpbb.com/articles/-/3407893 2022年6月4日閲覧。 
  12. ^ “ルード、「憧れ」の存在ナダルとの決勝進出 全仏OP”. AFPBB News. AFP. (2022年6月4日). https://www.afpbb.com/articles/-/3408211 2022年6月4日閲覧。 
  13. ^ “ナダルが14回目の全仏OP優勝 最多更新のGS22勝目”. AFPBB News. AFP. (2022年6月6日). https://www.afpbb.com/articles/-/3406062 2022年6月6日閲覧。 

外部リンク 編集