キュムラス(Kumulus)は1950年代後半にドイツロケット協会(German Rocket Society)が開発した単段式観測ロケット

5kgのペイロードを搭載して、高度20kmまで到達できた。初の打上げは1959年11月1日で、このときは無線送信機が搭載していたが、バッテリーが推進剤により冷却され送信機が作動しなかった。

打上げは全てCuxhavenで行われたが、ドイツ政府が民間組織のロケット打上げを1964年6月に禁止したことによりロケットの打上げは行われなくなった。

性能 編集

  • 全重量: 30 kg
  • ペイロード: 5.00 kg
  • 全長: 3.00 m
  • 直径: 0.15 m
  • 推力: 4.98 kN
  • 高度: 20 km

参考文献 編集

  • Kumulus”. Encyclopedia Astronautica. 2010年8月11日閲覧。