キューティ・ブロンド
『キューティ・ブロンド』(Legally Blonde)は、2001年制作のアメリカ映画。20世紀フォックス配給。監督ロバート・ルケティック。原作はアマンダ・ブラウンの同名小説。
キューティ・ブロンド | |
---|---|
Legally Blonde | |
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監督 | ロバート・ルケティック |
脚本 |
カレン・マックラー・ラッツ キルステン・スミス |
製作 |
ロジャー・ジョーンズ リック・キドニー マーク・プラット |
出演者 |
リース・ウィザースプーン ルーク・ウィルソン セルマ・ブレア |
音楽 | ロルフ・ケント |
撮影 | アンソニー・B・リッチモンド |
編集 |
アニタ・ブランド=バーゴイン ガース・クレイヴン |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 96分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $18,000,000[1] |
興行収入 | $141,774,679[1] |
次作 | キューティ・ブロンド/ハッピーMAX |
第59回(2001年度)ゴールデングローブ賞のコメディ/ミュージカル部門において、作品賞と女優賞(リース・ウィザースプーン)にノミネートされた。2003年には続編『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』が製作された。
アメリカでは2001年6月26日にプレミア上映されたのち、同年7月13日に2620館で公開され、週末興行成績で初登場1位になり、トップ10内には6週間いた。日本では2002年4月27日に丸の内シャンゼリゼ・渋谷東急3系列ほかで公開され、週末興行成績(東京都内5地区集計)では初登場10位となった。
2007年にミュージカル化作品が上演(後述)。 日本では2013年、洗足学園音楽大学ミュージカルコース主催「中高生のためのミュージカル」として上演された。 2017年、東宝主催の商業版日本初演がシアタークリエで上演される。
概要編集
ブロンド娘が活躍する痛快サクセスムービー。ブロンド・ジョークをネタにした話。低予算ながらも全米初登場1位となる。ハーバード大学が舞台になっているが、実際にハーバード大学が登場するのはボストンの空撮シーンのみで、殆どのシーンの撮影はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、南カリフォルニア大学(USC)で行われた。
製作当初、製作関係者たちは舞台の法科大学院を、ハーバード大学ではなく、シカゴ大学の法科大学院にしようと考えていた。しかし、映画の終盤にある、法科大学院の教授であり、エルのインターン先の弁護士事務所の所長である弁護士のキャラハンがエルに言い寄り、足を触るシーンをシカゴ大学の関係者が嫌い、映画の設定に前向きな意向を示したハーバード大学が舞台となった。
2007年には Legally Blonde: The Musical の題でミュージカル化された。このミュージカルは、2007年の第61回トニー賞にて7部門にノミネートされた(ミュージカル部門 主演女優・助演男優・助演女優・脚本・作詞作曲・振付・衣装デザイン賞)。
ストーリー編集
主人公のエル・ウッズは、ブランド・ファッションで身を固めた典型的なValley girlで、CULA(ロサンゼルス市立大学)でファッション・マーチャンダイジングを学び(成績はオールAで卒論は水玉模様の歴史)、また社交クラブ、デルタ・ヌーの会長。しかし卒業が間近となったある日、彼氏のワーナー・ハンティントン(3世)は「30歳までに上院議員を目指す。マリリン・モンローみたいなブロンド女は議員の妻にふさわしくない」との理由でエルを振る。
なんでもポジティブ思考の彼女は一念発起して、彼と同じハーバード大学のロー・スクールに行くことを決意する。社交クラブの友人の協力のもと、ロー・スクール検定試験では猛勉強で合格ラインの175点を179点でクリア、ビキニ姿で登場したアプリケーション・ビデオが功を奏したのか、見事難関に合格して、愛犬のブルーザーと一緒に学生寮へ入る。しかしロー・スクールでは、ワーナーはすでにヴィヴィアン・ケンジントンという優等生の婚約者がいた。
エルはワーナーの気持ちを変える事ができず、また教授や他学生からはその浮きまくったスタイルや言動から批判的な視線を浴びる。しかし、それがかえってエルのやる気に火をつけ、エルの目的はワーナーを取り戻すことから、次第に一人前の立派な弁護士になることへと移っていく。ヘア&ネイルの店で普通の女性ポーレット・ボニファンテと知り合い、親切な先輩エメット・リッチモンドに講義のコツを教わり、厳しい女性教授のストームウェルにシゴかれ、おシャレなノートパソコンで勉強し、フィットネス・トレーニング中にも本を離さず、とうとう凄腕弁護士で教授でもあるキャラハンの法律事務所に、ワーナー、ヴィヴィアンと一緒に実習生として選ばれて学ぶことになる。
彼女たちが手がけた裁判は、ブルック・ウィンダム(旧姓テイラー)による夫の殺害容疑。ブルックはデルタ・ヌーでのエルの先輩で、美容法レッスンでビジネス的に成功しており、財産目当ての殺害ではないことは明らかだが、ブルックは殺害時のアリバイを語ろうとはせず、目撃証人としてプール係のチャック・サルヴァトーレと夫の娘がいた。エルが誰にも言わないことで聞き出したブルックのアリバイは、その時間にliposuction(脂肪吸引法)をやっていたことだった。
証人に対する反対尋問の間際にエルは、自分の靴が去年のプラダであることを指摘したサルヴァトーレはゲイであることを知り(ブランドにくわしい男性はゲイ)、キャラハンの補佐弁護士であるエメットはそれを生かして、彼が被告の愛人だったことはあり得ない(証人としての発言に疑義がある)ということを暴く。
しかしその後、キャラハンはエルにセクハラもどきの行為をし、その現場をヴィヴィアンが目撃する。エルがキャラハンに迫っていると勘違いしたヴィヴィアンは彼女を罵り、傷付いたエルはロー・スクール及び彼の事務所での実習を辞めると宣言する。そんな彼女を止めたのはエメットとポーレット、それにポーレットの店に居合わせたストームウェル教授だった。エメットは被告人のブルックやヴィヴィアンたちと相談して一計を案じる。
翌日、ブルックはキャラハンを解雇して、新しい弁護人としてエルを指名し、その補佐をエメットがすることになる(マサチューセッツ州の法規として、学生・実習生でも正規の弁護士がいれば弁護人になることができる)。エルは娘への反対尋問で、事件当時シャワーを浴びてて銃声が聞こえなかったということはありえない、なぜならパーマを当ててから24時間は頭を洗ってはいけないから、という、オシャレな女性なら誰でも知っている事実を指摘し、娘の犯行であることを暴く。
事件解決後、見かけとは裏腹のエルの才能と努力に心を変えたワーナーは、改めて彼女にプロポーズしなおすが、エルは「30歳までに自分の法律事務所を持ちたいからお断り」とワーナーを振る。
2年後の2004年、エル・ウッズは卒業生総代に選ばれ、友人や教授たちに感謝し、"We did it!"と叫ぶ。
キャスト編集
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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ソフト版 | 日本テレビ版 | ||
エル・ウッズ | リース・ウィザースプーン | 松本梨香 | 坂本真綾 |
エメット・リッチモンド | ルーク・ウィルソン | 内田直哉 | 森川智之 |
ストームウェル | ホランド・テイラー | 久保田民絵 | 藤田淑子 |
ヴィヴィアン・ケンジントン | セルマ・ブレア | 岡寛恵 | 阿部桐子 |
ワーナー・ハンティントン | マシュー・デイビス | 川島得愛 | 浜田賢二 |
キャラハン教授 | ヴィクター・ガーバー | 稲垣隆史 | 津嘉山正種 |
ブルック・テイラー・ウィンダム | アリ・ラーター | 林佳代子 | 石塚理恵 |
ウィンダム・ヴァンダーマーク夫人 | ラクエル・ウェルチ | 松岡洋子 | 弥永和子 |
ポーレット | ジェニファー・クーリッジ | 堀越真己 | 雨蘭咲木子 |
マーゴット | ジェシカ・コーフィール | 引田有美 | 入絵加奈子 |
セリーナ | アラナ・ユーバック | 朴璐美 | 藤本喜久子 |
ブルーザー・ウッズ | ムーニー (チワワ) | ||
その他 | 井上和彦 広瀬正志 有馬瑞香 重松朋 咲野俊介 永田博丈 小池亜希子 佐藤晴男 村竹あおい 斉藤瑞樹 佐々木健 |
檀臣幸 永井誠 たかはし智秋 西凛太朗 弓場沙織 松本大 唐沢潤 一城みゆ希 塾一久 後藤哲夫 安井邦彦 中原茂 根本圭子 大鐘則子 市川奈央子 世戸さおり 恒松あゆみ 筒井巧 川村拓央 御園行洋 | |
演出 | 中野洋志 | 蕨南勝之 | |
翻訳 | 渡辺ひとみ | ||
調整 | 亀田亮治 | ||
制作 | ACクリエイト | ブロードメディア・スタジオ | |
初回放送 | 2005年12月9日 『金曜ロードショー』 |
続編・スピンオフ編集
- 続編
- キューティブロンド2作目。2003年公開の映画。
- 3作目(タイトル未定)
- 2018年、キューティ・ブロンドの3作目が製作されることが発表された。公開予定日は2020年の2月14日。
- スピンオフ
- キューティ・ブロンド3
- 2009年に発表されたエルのイギリス在住の双子の従姉妹がカリフォルニアの名門私立学校に転入するという設定の低年齢向け作品、Legally Blondes。カミラ(ミリー)・ロッソ、レベッカ(ベッキー)・ロッソ主演で製作され、米ABCおよびディズニー・チャンネルで放映された。日本では2009年11月に『キューティ・ブロンド3』の題名でDVDが発売された。リース・ウィザースプーンは出演していない。日本ではナンバリングタイトルがついているがスピンオフ作品である。
ミュージカル編集
キューティ・ブロンド Legally Blonde | |
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パレス・シアター(ブロードウェイ) | |
作曲 |
ローレンス・オキーフ ネル・ベンジャミン[2] |
作詞 |
ローレンス・オキーフ ネル・ベンジャミン[2] |
脚本 | ヘザー・ハック[2] |
原作 |
アマンダ・ブラウン著『キューティ・ブロンド』 映画『キューティ・ブロンド』(2001年) |
初演 | 2007年1月23日 – ゴールデン・ゲート・シアター(サンフランシスコ)[3] |
上演 |
2007年 サンフランシスコ(トライアウト) 2007年 ブロードウェイ[2] 2008年 1st 全米ツアー 2009年 大韓民国 2009年 ウエスト・エンド 2010年 オランダ[4] 2010年 2nd 全米ツアー 2010年 パリ[5] 2010年 フィリピン[6] 2011年 全英ツアー 2011年 フィンランド 2011年 スウェーデン[7] 2012年 オーストラリア 2013年 ウィーン[8] 2013年 ドミニカ共和国 2014年 ケベック・シティー[9] 2015年 アブダビ[10] 2016年 ニュージーランド[11] 2017年 日本[2][12] |
受賞 | ローレンス・オリヴィエ賞新作ミュージカル作品賞(2011年)他 |
ウェブサイト | http://www.legallyblonde.com/ |
2007年、本映画のミュージカル作品が上演された。脚本はヘザー・ハック、音楽・詞はローレンス・オキーフとニール・ベンジャミンが担当。原作はアマンダ・ブラウンの小説と2001年に公開された同名の映画。サンフランシスコのゴールデン・ゲート劇場にてトライアウト上演後、ブロードウェイのパレス劇場にて4月3日から30回上演されたプレビュー公演を経て、4月29日から2008年10月19日まで595公演が上演された[13]。本公演はトニー賞のミュージカル主演女優賞(エル役ローラ・ベル・バンディ)、ミュージカル助演男優賞(エメット役クリスチャン・ボール)、ミュージカル助演女優賞(ポーレット役オルフェ)など7つの賞にノミネートされた[14]。2007年9月18日にはMTVの特別収録が行われた[15]。これとは別に無観客で2回の収録が行われ、合計3回の映像を元にMTV放送用の映像が制作された。[16] 2008年、2010年に全米ツアー公演が行われた[17][18]。
2009年11月14日から2010年3月14日まで韓国のコエックス・アルティウムにてアジア初演となる公演が上演された[19]。エル役はジェシカ[20]。2012年11月16日から2013年3月17日までエル役をジェシカ、チョン・ウンジ、チェ・ウリのトリプルキャストで上演された[21]。
イギリスではウエスト・エンドのサヴォイ劇場にて2009年12月5日から上演されたプレビュー公演を経て、2010年1月13日から2012年4月7日まで上演され[22][23]、ブロードウェイでの公演数を上回る974公演が上演された[24]。本公演はローレンス・オリヴィエ賞の新作ミュージカル作品賞、ミュージカル主演女優賞(エル役シェリダン・スミス)、ミュージカル助演女優賞(ポーレット役ジル・ハーフペニー)を受賞した[25]。2011年、全英ツアー公演が行われた[26]。
2011年6月23日からフィンランドのサンパリンナ野外劇場にて北欧初演となる公演が上演された[27]。
2012年10月4日からオーストラリアのスターズ・リリック劇場にて上演された[28]。本公演はヘルプマン賞のミュージカル作品賞、ミュージカル主演女優賞(エル役ルーシー・デュラック)、ミュージカル助演女優賞(ポーレット役ヘレン・ダリモア)など5つの賞を受賞した[29]。
2013年7月19日からドミニカ共和国の国立劇場にて上演された[30]。エル役は日系ドミニカ人のアカリ・エンドウ[31][32]。本公演はソベラノ賞のミュージカル作品賞、男優賞(エメット役エクトル・アニバル)、女優賞(エル役アカリ・エンドウ)など4つの賞にノミネートされた[33]。
2013年8月24日、洗足学園音楽大学ミュージカルコース主催の「中高生のためのミュージカル」公演として、同大学ビッグマウスにて日本初演が上演された[34][35]。東宝、関西テレビ放送製作の公演が2017年3月21日から東京のシアタークリエ、日本全国で上演。エル役は神田沙也加[36]。
キャスト(ミュージカル)編集
役名 | ブロードウェイ[13] |
---|---|
エル | ローラ・ベル・バンディ |
エメット | クリスチャン・ボール |
ワーナー | リチャード・ブレイク |
ポーレット | オルフェ |
ヴィヴィアン | キャサリン・シンドル |
ブルック | ニッキ・スネルソン |
キャラハン | マイケル・ルパート |
セリーナ | レスリー・クリッツァー |
マーゴ | アナリー・アシュフォード |
ピラー | デクイナ・ムーア |
イーニッド | ナタリー・ジョイ・ジョンソン |
受賞歴(ミュージカル)編集
ブロードウェイ公演編集
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2007年 | ドラマ・リーグ・アワード[37] | Distinguished Production of a Musical | ノミネート | |
Distinguished Performance | クリスチャン・ボール(エメット役) | ノミネート | ||
ローラ・ベル・バンディ(エル役) | ノミネート | |||
ドラマ・デスク・アワード[38] | ミュージカル主演女優賞 | ローラ・ベル・バンディ(エル役) | ノミネート | |
ミュージカル脚本賞 | ヘザー・ハック | ノミネート | ||
振付賞 | ジェリー・ミッチェル | ノミネート | ||
ミュージカル演出賞 | ノミネート | |||
ミュージカル助演男優賞 | クリスチャン・ボール(エメット役) | ノミネート | ||
ミュージカル助演女優賞 | オルフェ(ポーレット役) | ノミネート | ||
作詞賞 | ローレンス・オキーフ ネル・ベンジャミン |
ノミネート | ||
作曲賞 | ノミネート | |||
ミュージカル作品賞 | ノミネート | |||
装置デザイン賞 | David Rockwell | ノミネート | ||
アウター・クリティクス・サークル・アワード[39] | ミュージカル助演女優賞 | オルフェ(ポーレット役) | ノミネート | |
アクターズ・エクイティ・アソシエーション ACCAアワード[40][41] | Outstanding Broadway Chorus | 受賞 | ||
2008年 | デイタイム・エミー賞[42] (MTV放送版) |
特別番組 演出賞 | ノミネート | |
特別番組 作品賞 | ノミネート | |||
トニー賞[14] | ミュージカル脚本賞 | ヘザー・ハック | ノミネート | |
オリジナル楽曲賞 | ローレンス・オキーフ ネル・ベンジャミン |
ノミネート | ||
ミュージカル主演女優賞 | ローラ・ベル・バンディ(エル役) | ノミネート | ||
ミュージカル助演男優賞 | クリスチャン・ボール(エメット役) | ノミネート | ||
ミュージカル助演女優賞 | オルフェ(ポーレット役) | ノミネート | ||
振付賞 | ジェリー・ミッチェル | ノミネート | ||
ミュージカル衣装デザイン賞 | グレッグ・バーンズ | ノミネート |
全米ツアー公演編集
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2009年 | ヘレン・ヘイズ・アワード[43] | Outstanding Lead Actress, Non-Resident Production | Becky Gulsvig(エル役) | ノミネート |
ツーリング・ブロードウェイ・アワード[44] | 新作ツーリング・ミュージカル賞 | 受賞 | ||
デザイン賞 | 受賞 | |||
振付賞 | ジェリー・ミッチェル | 受賞 |
ウエスト・エンド公演編集
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年 | イブニング・スタンダード・シアター・アワード[45] | 女優賞 | シェリダン・スミス(エル役) | ノミネート |
ミュージカル作品賞 | ノミネート | |||
2011年 | ワッツオンステージ・アワード[46] | ミュージカル女優賞 | シェリダン・スミス(エル役) | 受賞 |
ミュージカル男優賞 | Alex Gaumond(エメット役) | ノミネート | ||
ミュージカル助演女優賞 | ジル・ハーフペニー(ポーレット役) | 受賞 | ||
ミュージカル助演男優賞 | クリス・エリス=スタントン(Grandmaster Chad, Dewey, Kyle役) | ノミネート | ||
Best Takeover in a Role | デニス・ヴァン・オーテン(ポーレット役) | ノミネート | ||
新作ミュージカル作品賞 | 受賞 | |||
振付賞 | ジェリー・ミッチェル | 受賞 | ||
ローレンス・オリヴィエ賞[25][47] | 新作ミュージカル作品賞 | 受賞 | ||
ミュージカル女優賞 | シェリダン・スミス(エル役) | 受賞 | ||
ミュージカル男優賞 | Alex Gaumond(エメット役) | ノミネート | ||
ミュージカル助演賞 | ジル・ハーフペニー(ポーレット役) | 受賞 | ||
振付賞 | ジェリー・ミッチェル | ノミネート | ||
2012年 | ワッツオンステージ・アワード[48] | Best Takeover in a Role | スーザン・マクファーデン(エル役) | ノミネート |
オーストラリア公演編集
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年 | ヘルプマン賞[29] | ミュージカル作品賞 | 受賞 | |
ミュージカル主演女優賞 | ルーシー・デュラック(エル役) | 受賞 | ||
ミュージカル助演女優賞 | ヘレン・ダリモア(ポーレット役) | 受賞 | ||
振付賞 | ジェリー・ミッチェル | 受賞 | ||
ミュージカル演出賞 | 受賞 |
ドミニカ公演編集
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年 | ソベラノ賞[33] | 振付賞 | ベニー・ペレス | ノミネート |
ミュージカル作品賞 | ノミネート | |||
男優賞 | エクトル・アニバル(エメット役) | ノミネート | ||
女優賞 | アカリ・エンドウ(エル役) | ノミネート |
日本公演編集
2013年8月24日、洗足学園音楽大学ミュージカルコース主催の「中高生のためのミュージカル」公演として、同大学ビッグマウスにて日本初演が上演された[49][50]。
東宝版編集
東宝、関西テレビ放送製作。主人公エルは神田沙也加[51]が演じている。
公演期間 (東宝版)編集
- 2017年
- 3月21日 - 4月3日(東京シアタークリエ)
- 4月5・6日(愛知県芸術劇場大ホール)
- 4月12日(大分iichikoグランシアタ)
- 4月15・16日(福岡キャナルシティ劇場)
- 4月18日(広島JMSアステールプラザ大ホール)
- 4月20日(静岡浜松市浜北文化センター大ホール)
- 4月23日(福井越前市いまだて芸術館)
- 4月27日 - 30日(メルパルクホール大阪)
- 2019年
- 2月11日 - 2月28日(東京シアタークリエ)
- 3月3日(山形やまぎんホール)
- 3月6日(静岡静岡市清水文化会館マリナート)
- 3月9・10日(愛知刈谷市総合文化センターアイリス)
- 3月14日 - 18日(大阪梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)
- 3月20・21日(広島はつかいち文化ホールさくらぴあ 大ホール)
- 3月23・24日(福岡久留米シティプラザ ザ・グランドホール)
- 3月27・28日(長野ホクト文化ホール中ホール)
- 3月31日(富山オーバードホール)
スタッフ (東宝版)編集
- 製作:東宝・関西テレビ放送
- 音楽/詞:ローレンス・オキーフ&ニール・ベンジャミン
- 脚本:ヘザー・ハック
- 演出・翻訳・訳詞:上田一豪
- 音楽監督:小澤時史
- 歌唱指導:市川祐子
- 振付:藤林美沙・梅棒
- 舞台監督:宇佐美雅人
- 演出助手:永井誠(2017年)・伊達紀行(2019年)
キャスト (東宝版)編集
役名 | 2017年[52] | 2019年 |
---|---|---|
エル | 神田沙也加 | |
エメット | 佐藤隆紀 | 平方元基 |
ワーナー | 植原卓也 | |
ポーレット | 樹里咲穂 | |
ヴィヴィアン | 新田恵海 | |
ブルック | 木村花代 | |
キャラハン | 長谷川初範 | |
セリーナ | 中村百花 | まりゑ |
マーゴ | 真瀬はるか | 美麗 |
ピラー | ダンドイ舞莉花 | MARIA-E |
イーニッド | 武者真由 |
- その他のキャスト
- 2017年
青山郁代、エリアンナ、北川理恵、濱平奈津美、上野聖太、加藤潤一、高瀬雄史、古川隼大[52]
- 2019年
脚注編集
- ^ a b “Legally Blonde (2001)” (英語). Box Office Mojo. 2010年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e “神田沙也加主演『キューティ・ブロンド』全キャストと新ヴィジュアルが発表される”. SPICE (2016年10月31日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ “Season History 2007”. shnsf.com. 2016年11月8日閲覧。
- ^ “Roy van Iersel wordt Warner in Legally Blonde”. Musicalworld (2010年1月26日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ MusicalAvenue.fr (2010年6月26日). “"La Revanche d'une Blonde" : l'interprète d'Elle Woods à Paris enfin dévoilée !”. Wayback Machine. 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
- ^ Pinoy Celebrity (2010年6月17日). “Legally Blonde - Philippine Musical”. Wayback Machine. 2012年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
- ^ “Legally Blonde The Musical - på Nöjesteatern i Malmö hösten 2011”. fsdata.se. 2016年11月15日閲覧。
- ^ “‘Natürlich blond’ als Musical ab 2013 am Ronacher”. VIENNA.AT (2012年4月18日). 2016年11月9日閲覧。
- ^ blondeetlegale.com. “Blonde et Légale, la comédie musicale”. Wayback Machine. 2014年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
- ^ “Abu Dhabi Choral Group ready for Legally Blonde show”. The National (2015年4月28日). 2016年11月9日閲覧。
- ^ “Blonde bombshell stars in musical extravaganza”. Stuff.co.nz (2016年3月29日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ “ミュージカル『キューティ・ブロンド』”. 東宝. 2016年11月8日閲覧。
- ^ a b “Legally Blonde”. IBDB. 2016年10月29日閲覧。
- ^ a b Tony Award Productions. “The American Theatre Wing's Tony Awards”. Wayback Machine. 2008年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月11日閲覧。
- ^ “映画『キューティ・ブロンド』ミュージカル版、MTV特別収録”. AFPBB News (2007年9月20日). 2016年11月24日閲覧。
- ^ Playbill News (2007年9月26日). “MTV Premiere of Legally Blonde — The Musical Moved to October”. Wayback Machine. 2008年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ Playbill (2008年10月15日). “PHOTO CALL: Legally Blonde Musical Tours America”. Wayback Machine. 2008年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
- ^ Playbill.com (2010年9月21日). “Legally Blonde The Musical Tour Reopens Sept. 21”. Wayback Machine. 2014年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
- ^ “JK포토 뮤지컬 '금발이 너무해' 제시카, 동생 크리스탈과 함께 연기하고파!”. 재경일보 (2009年10月23日). 2016年11月12日閲覧。
- ^ “Legally Blonde Sparkles With Starry Cast”. The Korea Times (2009年9月16日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ “少女時代ジェシカ、『キューティーブロンド』で2年ぶりにミュージカル舞台へ”. 中央日報 (2012年10月2日). 2016年11月12日閲覧。
- ^ Playbill.com (2010年1月13日). “Elle Is For London: Legally Blonde The Musical Opens in West End Jan. 13”. Wayback Machine. 2012年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月9日閲覧。
- ^ “Legally leaves London”. Official London Theatre (2012年1月26日). 2016年11月10日閲覧。
- ^ “7 of the best movies to musicals adaptations”. News Shopper (2015年10月2日). 2016年11月10日閲覧。
- ^ a b Playbill.com (2011年3月13日). “Legally Blonde, Into the Woods, Clybourne Park, After the Dance Among Olivier Award Winners in London”. Wayback Machine. 2014年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
- ^ “Claire Sweeney to Play Paulette in LEGALLY BLONDE Tour”. Broadway World (2011年7月11日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ “Samppalinna esittelee älykkään blondin”. Turkulainen (2011年2月15日). 2016年11月9日閲覧。
- ^ “Lucy Durak cast as Elle Woods in Australian production of hit musical Legally Blonde”. Perth Now (2012年3月5日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ a b Playbill.com (2013年7月29日). “Jerry Mitchell, Legally Blonde and King Kong Honored at Helpmann Awards”. Wayback Machine. 2013年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月8日閲覧。
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- ^ “Akari Endo HARÁ SU PRIMER ROL ADULTO”. Hoy Digital (2013年7月10日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ “初出演作で主役を射止めたラッキーガール Akari Endo 女優 アカリ・エンドウ(2013年11月15日記事)”. bits LOUNGE (2013年11月15日). 2016年11月11日閲覧。
- ^ a b “La lista de nominados a Premios Soberano 2014”. Hoy Digital (2014年1月26日). 2016年11月11日閲覧。
- ^ 洗足学園音楽大学. “演奏会・イベント:ミュージカルコース - 音楽学部”. Wayback Machine. 2013年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月31日閲覧。
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