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ギバチ(義蜂、学名:Pseudobagrus tokiensis)はナマズ目ギギ科に分類される。地方によりギギュウギンギョなどと呼ばれる。九州西部に生息するアリアケギバチも以前は同種とされていたが、近年は染色体数の違いなどから別種とされる。日本固有種

ギバチ
帷子川産ギバチ 2014-02-02 00-11.jpg
横浜市旭区で採取された個体
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ナマズ目 Siluriformes
: ギギ科 Bagridae
: ギバチ属 Pseudobagrus
: ギバチ P. tokiensis
学名
Pseudobagrus tokiensis
Döderlein, 1887
英名
Cut-tailed bullhead
Cut-tailed bagrid catfish

分布編集

形態編集

全長約25cm[1]。体は細長く、体色は茶褐色から黒褐色で鱗はない。上顎、下顎それぞれ2対ずつ合計8本の口ひげ、胸びれと背びれに1本ずつ、合計3本の棘を持つ。棘には毒があるとされる。尾鰭の後縁がわずかにくぼむ。幼魚には、黄色味を帯びた明らかな斑紋がある。

生態編集

流れがあり比較的水質も良い河川の中流域から上流域下部に生息する。石や岩の下や石垣の隙間、ヨシの間や倒木の下に潜む。主に夜間活動し、水生昆虫や小魚などを捕食する[1]。幼魚は農業用水の水路を利用することもある。産卵期は6-8月[1]

保全状態評価編集

関東地方の河川では、水質汚染や餌となる水生昆虫の減少の影響を受け、個体数および生息地を減らしている。

関連項目編集

参考文献編集

  1. ^ a b c 木村義志『フィールドベスト図鑑 日本の淡水魚』学習研究社、2000年8月4日。ISBN 4-05-401120-9