ギブソン・335-S
メーカー/ブランド ギブソン
製造時期 1980年-1983年
構造
ボディタイプ ソリッドボディ
スケール長 24 3/4インチ
フレット 22フレット
ネックジョイント セットネック
材質
ボディ メイプル
ネック マホガニー
フィンガーボード ローズウッド/エボニー
ハードウェア
ブリッジ チューン・O・マチック
テールピース 固定(ストップ・テールピース)
電気系統
ピックアップ ハムバッカー×2
コントロール ボリューム×2、トーン×2、3ウェイセレクタースイッチ
カラーバリエーション
シルバーバースト、タバコバースト、チェリー、ナチュラル等
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概要 編集

ギブソン335-Sは、1980年から1983年ギブソンから発売された、エレアコのES-335のソリッドボディバージョンである。形状はES-335よりやや小さく、コントロールノブは同じ配置である。ES-335と違い、セミアコではなくソリッドボディであるため、比較するとこのモデルのサウンドはかなり異なる。

すべてのモデルには、2つのハムバッキングピックアップ、およびボリュームとトーンコントロールのノブが2つずつ装備されている。上位モデルのProfessionalとCustomのピックアップはギブソンのGibson Dirty Fingersであり、かつハムバッカーサウンドからシングルコイルモードにすることも可能なコイルタップスイッチを備えている。下位モデルのStandardはGibson Super Humbuckerが内蔵しており、コイルタップ機能はない。

3つのバージョンはすべて1980年半ばに導入され、CustomおよびStandardは1981年で生産終了し、Professionalは1983年で生産終了という短い期間のみの生産であった。 しかし2011年に当時のギブソン系のギターの仕様に似た335-Sを再販した。コントロール系統は初期モデルと異なり、ボリュームとトーンコントロールがそれぞれ1つずつとピックアップにはGibson Burst Buckerが内蔵している。[1]

バリエーション 編集

335-Sは3つのバリエーションがある。

Standard
ボディ・ネック材:メイプル
指板:ローズウッド
ナット:象牙
ピックアップ:Gibson Super Humbucker
カラーバリエーション:ナチュラルフィニッシュ
Custom
ボディ・ネック材:マホガニー
指板:ローズウッド
ナット:象牙
ピックアップ:Gibson Super Humbucker
カラーバリエーション:ナチュラルフィニッシュ
Professional
ボディ・ネック材:マホガニー
指板:エボニー(バインドあり)
ナット:金属
コントロール:コイルタップあり
ピックアップ:Gibson Dirty Fingers
カラーバリエーション:シルバーバースト、タバコバースト、チェリー


また2011年に再販モデルが発売された。

Reissue
ボディ・ネック材:メイプル
指板:ローズウッド
ナット:象牙
ピックアップ:Gibson Burstbucker 1(ブリッジ)、Gibson Burstbucker 2(ネック)
カラーバリエーション:シルバーバースト、アンバーフィニッシュ

参考文献 編集