ギャンブル&ハフ
ギャンブル&ハフ (Gamble and Huff ) は、ケニー・ギャンブル（Kenneth Gamble,1943年8月11日生まれ）と、レオン・ハフ（Leon A.Huff,1942年4月8日生まれ）のコンビによる、アメリカの作曲チームである。
| ギャンブル&ハフ Gamble and Huff | |
|---|---|
| ジャンル | ソウル・ミュージック、R&B、ファンク |
| メンバー |
ケニー・ギャンブル レオン・ハフ |
来歴 編集
1967年にソウル・サバイバーズの「エクスプレスウエィ・トゥ・ユア・ハート」がヒットし、作曲家チームとして認識されるようになる。その後もイントゥルーダーズ、ジェリー・バトラーらのヒット曲を制作。1970年代にはオージェイズ、ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツ、ビリー・ポールらが大ヒットをとばし、フィリー・ソウルの一大ブームの牽引役となった[1][2]。ケニー・ギャンブルはイスラム教徒であり、その歌詞には社会派のメッセージが含まれている曲も多い。ギャンブルと彼の企業は2003年にフィラデルフィアに400戸の住宅の建設と改築のために、1億ドルを用意した[3]。
主な提供作品 編集
- ソウル・サバイバーズ「エクスプレスウェイ・トゥ・ユア・ハート」(1967)
- イントルーダーズ「カウボーイズ・トゥ・ガールズ」(1968)
- ジェリー・バトラー「ネバー・ギブ・ユー・アップ」、「ヘイ・ウエスタン・ユニオン・マン」
- オージェイズ「ラヴ・トレイン」(1973)
- ビリー・ポール「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」(1973)
- テディ・ペンダーグラス「クロース・ザ・ドア」(1978)
- ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ「二人の絆」(1972)
- MFSB「ソウル・トレインのテーマ」(1974)
- ザ・スリー・ディグリーズ「荒野のならず者」(1973)、「天使のささやき」(1974)
- パティ・ラベル「イフ・オンリー・ユー・ニュー」(1983)
- ジャクソン5「ダンシング・マシーン」(1974)
- シャーリー・ジョーンズ「ドゥ・ユー・ゲット・イナフ・ラブ」(1986)
脚注 編集
- ^ “Kenneth Gamble”. Songwriters Hall of Fame. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “Leon Huff”. The HistoryMakers. 2018年4月8日閲覧。
- ^ Tuleya, R. Jonathan. “Cleaning up the ghetto”. South Philly Review. 2021年7月8日閲覧。
関連項目 編集
- LA&ベイビーフェイス
- ジャム&ルイス
- スモーキー・ロビンソン
- カーティス・メイフィールド
- テディ・ライリー
- ヒゲダンス#「ヒゲ」のテーマ （原曲となった「Do Me」を通じて作曲として）