クラッシュ (1996年の映画)
1996年の映画
『クラッシュ』(Crash)は、1996年製作のカナダ映画。デヴィッド・クローネンバーグ監督。J・G・バラードによる同名の小説が原作となっている。
クラッシュ | |
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Crash | |
監督 | デヴィッド・クローネンバーグ |
脚本 | デヴィッド・クローネンバーグ |
原作 |
J・G・バラード 『クラッシュ』 |
製作 | デヴィッド・クローネンバーグ |
製作総指揮 |
ジェレミー・トーマス ロバート・ラントス |
出演者 |
ジェームズ・スペイダー デボラ・カーラ・アンガー ホリー・ハンター |
音楽 | ハワード・ショア |
撮影 | ピーター・サシツキー |
編集 | ロン・サンダース |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 100分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $10,000,000 |
興行収入 | $2,038,450[1] |
自動車事故をきっかけに性的倒錯へと堕ちていく人々を描き、カンヌ国際映画祭では賛否両論を引き起こしたが、審査員特別賞を受賞。日本で公開されるに当たっては、映倫から作中の性描写ゆえに成人映画の適用を受けた。
ストーリー編集
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
カナダのトロントでCMのプロデューサーをしているジェームズは、妻キャサリンと倦怠期を迎え、夫婦は普通の情事では快感を得ることができなくなっていた。ある日ジェームズは空港へ向かう途中のハイウェイでよそ見運転からの交通事故を起こす。事故の相手であるレミントン夫妻の夫は死亡し、妻のヘレンとジェームズは同じ病院に収容された。病院内でヘレンに出会ったジェームズは、彼女に付き添う男ヴォーンから事故の写真を見せられる。夫の死に平然としているヘレンに妙なものを感じながら、彼は自分の事故車を見に行き、彼女に再会する。ヘレンはジェームズと、ヴォーンらが催す、交通事故に性的快感を覚える「クラッシュ・マニアの会」を結び付ける。
最初は興味はないとしていたジェームズだが、段々と自動車事故に魅せられていく…。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替
- ジェームズ・バラード - ジェームズ・スペイダー(池田秀一)
- キャサリン・バラード - デボラ・カーラ・アンガー(高島雅羅)
- ヘレン・レミントン - ホリー・ハンター(土井美加)
- ヴォーン - イライアス・コティーズ(牛山茂)
- ガブリエル - ロザンナ・アークエット(雨蘭咲木子)
評価編集
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは61件のレビューで支持率は64%、平均点は6.80/10となった[3]。Metacriticでは23件のレビューを基に加重平均値が50/100となった[4]。
出典編集
- ^ “Crash (1996)”. Box Office Mojo. 2010年9月5日閲覧。
- ^ “全編の8割以上がセックスシーン、映画「クラッシュ 4K無修正版」2021年1月29日(金)公開決定”. WEBザテレビジョン (2020年11月9日). 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Crash (1996)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Crash (1996) Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月22日閲覧。
外部リンク編集
- クラッシュ - allcinema
- クラッシュ - KINENOTE
- クラッシュ - MOVIE WALKER PRESS
- Crash - オールムービー(英語)
- Crash - IMDb(英語)
- Crash - Box Office Mojo(英語)
- Crash - Rotten Tomatoes(英語)
- Crash - Metacritic(英語)