メインメニューを開く

ICCクリケット・ワールドカップICC Cricket World Cup)は、国際クリケット評議会(ICC)が主催する、ナショナルチームによるクリケット世界選手権である。試合形式はワン・デイ・インターナショナル(ODI)。

ICCクリケット・ワールドカップ
Icc cricket world cup trophy.jpg
開始年 1975年
主催 国際クリケット評議会(ICC)
参加チーム数 10
前回優勝  イングランド2019年、初)
最多優勝  オーストラリア (5回)
テンプレートを表示

200以上の国と地域で視聴されており[1]FIFAワールドカップ夏季オリンピックに次いで世界で3番目に視聴者数の多いスポーツイベント[2]インドパキスタンの一戦は10億人以上が視聴した[3]。世界の競技人口が3億人を超えるスポーツの世界選手権である[4]。クリケットはサッカーに次いで世界で2番目に人気のあるスポーツとの評価を受けることがあり[5][6][7]、特に盛んなイギリス連邦諸国では絶大な盛り上がりを見せる[8]。1975年に第1回大会が行われて以来、4年に1度開催されている。2019年の第12回大会には10チームが出場し、イングランドが初優勝した。最多優勝はオーストラリアの5度である。

参加資格編集

2015年大会までは、ワン・デイ・インターナショナル公式参加資格(ODIステータス)を永久的に持つナショナルチーム10か国は、予選を免除されていた。

予選免除国は以下の通り。()内はODIステータス取得年:

このうち2015年大会まで全10大会に出場したのは、イングランド、オーストラリア、ニュージーランド、西インド諸島、インド、パキスタン、スリランカの7か国である。優勝国・準優勝国もすべてこの7か国の中から出ている。

2015年大会の予選は、前回大会とは異なる方式で予選が行われた。まず、2011–13年に行われたICCワールドクリケットリーグチャンピオンシップに参加した8か国のうち、上位2か国が本大会への出場権を獲得した。

さらに2014年、3位以下の6か国に、2011年に行われたICCワールドクリケットリーグ・ディビジョン2で3位と4位になった国、そして2013年に行われたICCワールドクリケットリーグ・ディビジョン3の上位2か国を加えた計10か国が予選を行い、上位2か国が本大会への出場権を獲得した。

2019年大会からは出場国を10か国に減らし、開催国のほか、ICC ODIチャンピオンシップ上位の7か国と最終予選を勝ち抜いた2か国が出場する。

出場国はいわゆるイギリス連邦の加盟国が大半を占めるが、連邦外で最も目立つのはオランダである。1996年に初出場を果たし、1次リーグ突破は未だ果たしていないものの、2003年大会ではナミビアから、2007年大会ではスコットランドから、それぞれ1勝ずつ挙げている。

歴代大会結果編集

開催年 開催国 決勝
会場 優勝 結果 準優勝
1975
詳細
  イングランド ロンドン   西インド諸島
291/8 (60 overs)
17ラン差で西インド諸島の勝ち
Scorecard
  オーストラリア
274 all out (58.4 overs)
1979
詳細
  イングランド ロンドン   西インド諸島
286/9 (60 overs)
92ラン差で西インド諸島の勝ち
Scorecard
  イングランド
194 all out (51 overs)
1983
詳細
  イングランド ロンドン   インド
183 all out (54.4 overs)
43ラン差でインドの勝ち
Scorecard
  西インド諸島
140 all out (52 overs)
1987
詳細
  インド
  パキスタン
カルカッタ   オーストラリア
253/5 (50 overs)
7ラン差でオーストラリアの勝ち
Scorecard
  イングランド
246/8 (50 overs)
1992
詳細
  オーストラリア
  ニュージーランド
MCG   パキスタン
249/6 (50 overs)
22ラン差でパキスタンの勝ち
Scorecard
  イングランド
227 all out (49.2 overs)
1996
詳細
  インド
  パキスタン
  スリランカ
ラホール   スリランカ
245/3 (46.2 overs)
7ウィケット差でスリランカの勝ち
Scorecard
  オーストラリア
241/7 (50 overs)
1999
詳細
  イングランド
  スコットランド
  アイルランド
  オランダ
ロンドン   オーストラリア
133/2 (20.1 overs)
8ウィケット差でオーストラリアの勝ち
Scorecard
  パキスタン
132 all out (39 overs)
2003
詳細
  南アフリカ共和国
  ジンバブエ
  ケニア
ヨハネスブルグ   オーストラリア
359/2 (50 overs)
125ラン差でオーストラリアの勝ち
Scorecard
  インド
234 all out (39.2 overs)
2007
詳細
  西インド諸島 ブリッジタウン   オーストラリア
281/4 (38 overs)
53ラン差でオーストラリアの勝ち (D/L)
Scorecard
  スリランカ
215/8 (36 overs)
2011
詳細
  インド
  スリランカ
  バングラデシュ
ムンバイ   インド
277/4 (48.2 overs)
6ウィケット差でインドの勝ち
Scorecard
  スリランカ
274/6 (50 overs)
2015
詳細
  オーストラリア
  ニュージーランド
MCG   オーストラリア
186/3 (33.1 overs)
7ウィケット差でオーストラリアの勝ち
Scorecard
  ニュージーランド
183 all out (45 overs)
2019
詳細
  イングランド
  ウェールズ
ロンドン   イングランド
241 (50 overs)
スーパーオーバーでイングランドの勝ち
Scorecard
  ニュージーランド
241/8 (50 overs)
2023
詳細
  インド

大会記録編集

World Cup records[9]
バッティング
最多ラン   サチン・テンドルカール 2,278 (19922011)
最高アドバンテージ (min. 20 inns.)   ヴィヴ・リチャーズ 63.31 (19751987)
最高スコア   マーティン・ガプティル v 西インド諸島 237* (2015)
最高パートナーシップ   クリス・ガイル & マーロン・サミュエルズ
(2nd wicket) v ジンバブエ
372 (2015)
1大会最多ラン   サチン・テンドルカール 673 (2003)
ボーリング
最多ウィケット   グレン・マクグラス 71 (19962007)
最低平均 (min. 1000 balls bowled)   グレン・マクグラス 19.21 (19962007)
Best bowling figures   グレン・マクグラス v ナミビア 7/15 (2003)
1大会最多ウィケット   グレン・マクグラス 26 (2007)
フィールディング
Most dismissals (ウィケットキーパー)   クマール・サンガッカラ 54 (20032015)
最多キャッチ (フィールダー)   リッキー・ポンティング 28 (19962011)
チーム
最多スコア   オーストラリア v アフガニスタン 417/6 (2015)
最小スコア   カナダ v スリランカ 36 (2003)
最多勝率 %   オーストラリア 74% (試合数76, 勝利55)
最多連勝   オーストラリア 25 (19992011)
最多連覇数   オーストラリア 3 (19992007)[10]

関連項目編集

脚注編集

出典
  • Browning, Mark (1999). A complete history of World Cup Cricket. Simon & Schuster. ISBN 0-7318-0833-9. 

外部リンク編集